QC活動がうまくいかない時の対処法

QC活動がうまくいかない時の対処法

QC活動がうまくいかない時
それはどんな時でしょうか?

QC活動に限ったことではなく
確かにうまくいかない時はあります

それはリーダーにとって
深い悩みの種になったりしますよね

ですがどんな時にうまくいかないのか
どうやれば活動がうまくいくのか
それを追求していくことも
QC活動を進める醍醐味でもあります

そこで今回はこの記事を読んでいる
あなたの参考となるように
QC活動がうまくいかない時
どう対処すればよいか?について
お話を進めてまいります

 

目次

QC活動がうまくいかない状況

QC活動がうまくいかない時っていったい
どんな状況になっているのでしょうか?

まずはそこから整理していきましょう

【QC活動がうまくいかない状況】
状況1:テーマに納得がいかない
状況2:メンバー間に積極性がない
状況3:思うように成果が出ない

どんな状況なのかもう少し詳しく
説明していきましょう

 

状況1:テーマに納得がいかない

よくある悩みはこれですよね

QC活動は自主的な活動である一方で
仕事の一環であるために上司から
決め打ちされる場合があります

でも本当は、自分のチームで
もっと取り組みたいことがあったり
そのテーマに矛盾を感じていたりして
納得がいかないなー、なんてことが
どこの職場でもしょっちゅう起こります

でもその上司から指示されるテーマは
ほとんどの場合、解決すべき課題で
あることは確かで的を得ていることが
多いんですよね

なので『仕方がないか』って
あきらめるリーダーも多いのですが
これが活動中盤になってくると
大きく影響しはじめたりするのが
とても悩ましい状況だったりします

これが1つ目の困った状況

 

状況2:メンバー間に積極性がない

どれだけリーダーが旗を振っても
なかなかメンバーがノッてくれない

これもとても困った状況です

QC活動で期待する目的のひとつに
人材育成があります

しかしそれぞれが積極性をもって
取り組んでいただけなければ
この成長もほとんど期待できないのが
実状です

そりゃそうですよね
基本、他人事なのですから

これをなんとかしようとすることで
メンバーはもちろんリーダーの成長に
つなげたいところ

これが2つ目の困った状況

 

状況3:思うように成果が出ない

テーマがしっかり腹に落ちていて
メンバーに積極性があっても
思ったような成果がでない時
やはりリーダーは焦りますよねー

分析もして要因解析やって
対策も立ててみたのに思うような
成果が出てこない状況

せっかくメンバーに動いてもらったのに
神様!こんな仕打ちはないよ!って
叫びたくなる大ピンチです

いやぁ、これってどう対処すれば
よいのでしょうか?

 

うまくいかない時の対処法

3つの困った状況になった場合には
いったいどういった対処が
有効に働くのでしょうか?

さきほどの困った状況に対応する
それぞれの対処法を解説してきます

【うまくいかない時の対処法】
対処法1:全員でテーマを再検討する
対照法2:役割を自分で決めてもらう
対処法3:結果でなく経験を成果にする

いったいどういうことでしょうか?
もう少し詳しく説明しましょう

 

対処法1:全員でテーマを再検討する

テーマに納得がいかない場合は
ある意味仕方がありません

でもQC活動は自主的な活動です

そのためメンバー全員で集まって
まずはテーマは度外視して
我々の職場にある全ての課題を洗い出し
その中で優先順位をつけてください

優先順位の付け方は、
問題解決した時の成果の大きさ
問題解決できるスピードの短さです

つまりすぐ大きく成果が出せるテーマ
それをすぐ取り組むべきだとの論理です

自職場の問題はこれこれあって
その優先順位の上位に今回のテーマが
上がってくるなら納得もいくでしょう

 

一方でそれよりも取り組むべきテーマが
あるのであれば上司に再提案です

うちメンバーで課題を洗い出したら
こういう結果になりました
だから今回はこれを
やらせてくれませんか?と
上司に再判断を委ねます

その提案をする前にQC活動は自主的な
活動であることの念を押しておけば
成功確率は高まります

でもやはり上司がテーマ変更を拒むなら
その理由を納得いくまで質問して下さい

 

対照法2:役割を自分で決めてもらう

積極性がでない場合メンバーを集めて
全員の意見を聴くことが必要です

1対1ではなく、全員の前でです

1対1では自分の都合を優先させますが
集団の中の個人は、前向きな意見が
出やすくなります

そのため全員の前でリーダーから
さらなる積極性を求めて下さい

職場の改善のために積極的な協力が
必要であることを訴えてください

 

そのうえで全員の意見を順番に
述べていただいてそのうえで
今後の取り組みスタイルを
それぞれ宣言してただきます

そして活動に必要な役割を洗い出して
それぞれ自分で役割を決めていただく

このプロセスを取ればメンバーの
意識は変わるはずです

ですが安心しないでくださいね

ヒトは弱くて忘れやすい生きモノです

リーダーからのフォローは
しっかりやっていだければと思います

 

対処法3:結果でなく経験を成果にする

どれだけ試行錯誤しても結果がでない
そんな時はあります

でもリーダーにとっては辛いですよね

もちろん上司にや関係者に相談して
突破口を探ることは必要でしょうし
悩んだ末にあらゆる知識を獲得しようと
することも必要となります

それでも結果がでない場合は。。。

 

そこまでやったのか!という経験を
そのストーリーを成果とします

そりゃ結果は出したいですよ
でもどうしたって出ないものは
仕方がないわけです

でもあきらめずに
とことんやりきったなら
その頑張った経緯を教訓を成果として
胸を張って報告してください

聴いている皆様に感動すら与えてやる!
くらいの迫力で活動していただければ
いいと考えます

そして次の活動に引き継ぐ報告と
していただければと思います

 

QC活動がうまくいかない時の対処法まとめ

さて、QC活動がうまくいかない時
当事者は本当にしんどいと思いますが
辛い時でなければ出てこないアイデアも
たくさんあります

あきらめなければいつかは叶う

ぜひそういった仕事の楽しい部分を
味わえるQC活動をしてくださいませ

 

 

それでは今日はここまでです
今後とも宜しくお付き合いください☆

長文・乱文を最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます♪

すべては御社の発展のために
すべてはあなたの笑顔のために

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この記事を書いた人

 大手総合電機メーカーで20年間経験を積んで平成22年に独立。10年間で600社を超える中小企業支援、そして自らも小売業を立ち上げて業績を安定させた実績を持つ超現場主義者。小さなチームで短期的な経営課題を解決しながら、中長期的な人材育成を進める「プロジェクト型課題解決(小集団活動)」の推進支援が支持を集めている。

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