業務分析の手法を集めたIE手法が生み出す成果

業務分析の手法を集めたIE手法が生み出す成果

業績を上げることはすべての従業員が
果たすべきミッションであることは
もうお気づきのことでしょう

では進めるべき業務分析の手法って
いったいどんなものを
想像するでしょうか?

これまで扱ってきたIE手法を再度
整理し直すことで業務改善のための
やり方を振り返っていきましょう

 

業務分析の目的

分析とは複雑な事柄を
一つ一つの要素や成分に分けて
その構成などを明らかにすることです

つまり業務を細かく観察する行為を
意味しています

これって少々めんどくさいイメージが
あるかもしれないのですが
案外やってみると面白いものです

 

仕事を進めるうえで大切なことって
どういうことかというと
まずはお客さまに価値を提供すること

これが大前提になります

そのため
価値とはどういうものか?
ではなにを提供するのか?
どうやって提供するのか? などを
明らかにしていく必要があります

これを従業員全員で理解していないと
安定した価値を届けられないからです

 

でも今やっている作業で本当に
その価値をしっかり提供できているか
まだ他に良い方法があるのではないか
受け止め方がズレてきていないか

そうやって振り返るために
業務を細かく見直していくことが
必要となってくるんですね

つまりこの業務分析を進めるのは
謙虚に自らの作業を疑ってみる
そんな行為に近いわけですね

ではこの業務分析とは
どんなものでしょうか?

 

業務分析の進め方

業務分析は以下のステップで
進めることが一般的です

【業務分析の3つのステップ】
STEP1:対象の業務範囲を選択する
STEP2:対象業務を細かくみていく
STEP3:改善施策を検討して実施する

これら3ステップについて
もう少し細かく説明していきます

 

STEP1:対象の業務範囲を選択する

まずは分析する対象業務を決めます

これは数ある作業の中で
どの業務範囲を見直すべきか
言ってみれば問題のありそうな部分を
抽出するステップです

違う視点で言えば
お客さまへの提供価値がわからないと
この問題は正確に見つけられません

なぜなら『問題』とは
『理想的な姿』『現状』のギャップ
のことであってこの『理想的な姿』
わかっていないとおかしなことに
なっていきます

 

たとえば『理想的な姿』として
お客さまへの提供価値が
丁寧な手作り商品の提供だとします

つまりお客さまが安心・安全な
職人イメージに価値を感じている

そうすると問題は
安定した品質を積み上げられて
いないこと、などになります

それらなのに理想を一般的な
『量産化による低価格路線』
間違って設定してしまえば
方向性が180度違ってきますよね

 

理想を変えてもいいですが
それをやると今のお客さまは
価値を感じれずに離れていくことを
計算に入れる必要があります

既存のお客様をないがしろにするのは
あまり賛成はできない考えですね

そのためその場合は
量産化の方向性をお客さま価値に
合わせることが必要となってきます

それを見逃さないことが大切です

 

STEP2:対象業務を細かくみていく

次は決めた対象業務を
細かく観察していきます

そのために活用するのが
今回の業務分析の手法です

先程の対象を決めるプロセスで
『理想的な姿』がはっきりしないと
ここでも見る目が変わってきますので
注意が必要です

手法は後ほど細かくご紹介しますね

 

STEP3:改善施策を検討して実施する

そして見えてきた問題点を
解決するための対策案を検討して
実際に改善を施します

それで効果が出てくれば
標準化も忘れず実施していきます

では早速、業務分析の手法を
紹介していきましょう

 

業務分析の手法

業務を分析する手法として
7つの手法を紹介します

いわゆるIE7つ道具ですね

①タイムスタディ(時間研究)
タイムスタディ(時間研究)概論編

②稼働分析
稼働分析1概論編

③工程分析
工程分析の概論編 工程分析でムダを見える化する

④動作分析(作業分析)
動作分析(作業分析)概論編

⑤レイアウト分析
レイアウト分析の使い方編

⑥マテハン分析
マテハン分析の使い方編 運ぶムダの改善

⑦事務工程分析
事務工程分析の使い方編 事務作業のムダ改善

IE手法が生み出す成果

これらのIE手法が提供してくれるのは
業務を細かく分析するための方法です

何が大切で我々はそれを
本当に大事にしているか?を
しっかり振り返るための機会を
提供してくれるわけです

それを改善するメンバー全員で
細かく分析した一つひとつについて
考え直す機会を与えてくれます

このことによって全員が
お客さまに提供する価値を
共有していく場になるはずです

自分達がやっている仕事の質を
より深く知るわけです

こんなに面白い活動は他にはないと
個人的には考えますが皆さまは
いかがでしょうか?笑

 

業務分析の手法を集めたIE手法が生み出す成果まとめ

業務分析をすることは
お客さまへの提供価値を再認識して
それを全員で共有できるようになる

それは強い会社づくりには
なくてはならない機能です

ぜひ挑戦して仕事を楽しんで
いただければと思います

 

 

それでは今回はここまでとなります
今後とも宜しくお付き合いください☆

長文・乱文を最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます♪

すべては御社の発展のために
すべてはあなたの笑顔のためにいただければと思います

 

 

それでは今回はここまでとなります
今後とも宜しくお付き合いください☆

長文・乱文を最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます♪

すべては御社の発展のために
すべてはあなたの笑顔のために

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この記事を書いた人

 大手総合電機メーカーで20年間経験を積んで平成22年に独立。10年間で600社を超える中小企業支援、そして自らも小売業を立ち上げて業績を安定させた実績を持つ超現場主義者。小さなチームで短期的な経営課題を解決しながら、中長期的な人材育成を進める「プロジェクト型課題解決(小集団活動)」の推進支援が支持を集めている。

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