IE手法の改善目的を整理する~さらなる激動へと進む事業環境を読む~

IE手法の改善目的を整理する~さらなる激動へと進む事業環境を読む~

IE手法の活用方法をお伝えしている
この『IE手法の使い方入門』ですが
皆さまはその目的を整理していますか?

今後、激動の時代へと突入する事業環境
その大きな流れを味方に付けるために
このIE手法のノウハウが役に立ちます

それはどういうことか?
そもそも大きな流れとは何か?
どう対応していく必要があるのか?

今回はそんな実情について
お話を進めてまいります

 

これまでの激動の時代のながれ

皆さまはこの時代をどう見ていますか?

世の中の変化速度がどんどん高まって
いることは感じてらっしゃいますか?

第3次産業革命と呼ばれる
コンピューターが普及して約30年

テクノロジーの変化は世界を変えました

 

特に通信技術の発展は
インターネットと携帯電話を生み出し
いまや誰もがスマホで専門的な情報を
得られる時代となりました

でもよく考えて欲しいのです

携帯電話の一般者への大規模な普及は
阪神淡路大震災の1995年前後

たった25年ほどです

スマートフォンが国内ではじめて
販売されたのが2008年のiPhone

たった11年です

たった11年の間に自分たちは
現代の情報過多の世界を受け入れて
自ら順応しているスピードの高さに
ほとんど誰もが意識していません

この変化がまだ加速する現実を
事業に関わるものとして
受け止めていく必要があるのです

では今後はどんな変化が
待っているのでしょうか?

 

今後のさらなる激動の時代

これからのはじまる3つの時代の変化を
ものづくりに関わるモノとして
意識していく必要があります

【今後はじまる時代の変化】
変化1:テクノロジーの進化
変化2:グローバル化の進展
変化3:ビジネスモデルの変化

ではひとつずつ解説していきましょう

 

変化1:テクノロジーの進化

技術はさらに進歩します

2020年には東京オリンピック
2025年には大阪万博
これには大きな予算が投入されます

もちろん文化発展を視野にいれた
考えられる新しい技術が活用され
いっきに実用技術が増えます

 

その代表的な分野が5G通信です

これまでモバイル通信網は
2G→3G→4Gと変化してきました

これが5Gになると4Gの数十倍

インターネットで動画が止まったり
音が途切れたりすることがなくなって
より快適なインターネット環境を実現

これまで以上に動画コンテツが
扱われるようになるでしょう

たとえば、ドライブレコーダーや
メガネ型レコーダーなどで
24時間クラウド録画

WEBショップでは実際の販売員が
笑顔でリアルタイム接客

なんてことが普通になるでしょう

 

いや、この環境を活用してもっと
先進的なサービスも生まれて常識化
すると想像します

IoTと呼ばれるアナログの情報化技術
そして人工知能とロボットの発達で
想像できない環境へと変わるでしょう

そんな時あなたの職場は何をどう
取り入れることが効果的でしょうか?

 

変化2:グローバル化の進展

次はグローバル化が急速に進みます

特に、日本は少子高齢社会対策として
外国人を受け入れる政策を進めています

つまり江戸時代の鎖国から
開国したようなインパクトがあります

現在もコンビニや飲食店で外国人の
アルバイトはよく見かけますが
工場など他の分野で働くヒトも
どんどん増えてきます

そうすると何が起きるか?

 

日本人間で当たり前と考える常識が
まったく通用しない相手との
コミュニケーションが必要となります

こちらからすると日本に合わせてねと
言いたくなる気持ちもわかりますが
そんな積極的なヒトばかりではないです

相手のことが理解できない分
相手もこちらのことを理解できない

言語の壁でなく心の壁です

これまでにはなかったストレスや葛藤を
いったいどう対処していけばよいのか

これはこれまでに経験したことのない
大きな課題になることが想像できます

 

変化3:ビジネスモデルの変化

3つ目はビジネスモデルの変化です

前回紹介したサブスクリプション

[getpost id=”1801″]

こまれで購入して所有することが
当たり前だったビジネスモデルが
定額を支払って利用するカタチに
急激にシフトしていきます

そのためエンドユーザーと接する
メーカーはすべてサービス業化します

消費者向け取引:BtoCの企業は
もちろん現在の取引のカタチを
変更していくことはもちろん
企業間取引:BtoBの企業にも
どういったことが求められるのか?

先回りして機能を準備しておく
想像力と行動力が求められます

 

IE手法の改善目的を考える

そんな変化の時代を驚異と捉えず
機会として積極的にものにしていきます

なぜかと言うと
ライバルの中には間違いなく
後手に回る企業が出てくるからです

我々は競争環境の中にいます

そのため彼らより先に
自社らしいやり方を徹底しながら
顧客ニーズにリアルタイムで応えるため
業界に参考となる事例を提供するため
よりよい企業として成長する機会として
活かすべきですよね!

 

その対応力を鍛えるため
このIE手法を活用して現場改善力
すなわちコスト対応力(収益力)の強化
そしてそのノウハウの習得の研鑽
さらには集団のチカラを高めるため
日々現場と向き合う目的が大きいのです

現時点で目の前にある問題と
がっつり向き合えない職場はおそらく
目に見えない未来への課題に向き合える
わけはありませんよね!

『IE手法の改善目的』

それは未来をつくることのできる
組織的な能力を整備することと
言い換えることができます

 

IE手法の改善目的を整理する~さらなる激動へと進む事業環境を読む~まとめ

少しオーバーに聞こえたかもしれません

でもIE手法を展開して改善して
毎日、現場と向き合っている職場の方は
理解できる内容だと想像します

おそらくオーバーと感じるのは
まったく向き合っていないか?
それともあなた一人、あるいは数人で
現場改善に当たっているかどちらかです

ぜひ周囲を巻き込んで
一人でも多く課題解決の仲間を増やし
今後やってくる大きな波を
サーフィンのように楽しんでください

大丈夫です

あなたならきっとやれます!

 

 

それでは今回はここまでです
今後とも宜しくお付き合いください☆

長文・乱文を最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます♪

すべては御社の発展のために
すべてはあなたの笑顔のために

 

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

 大手総合電機メーカーで20年間経験を積んで平成22年に独立。10年間で600社を超える中小企業支援、そして自らも小売業を立ち上げて業績を安定させた実績を持つ超現場主義者。小さなチームで短期的な経営課題を解決しながら、中長期的な人材育成を進める「プロジェクト型課題解決(小集団活動)」の推進支援が支持を集めている。

目次