なぜなぜ分析で製造業の課題解決!なぜなぜ分析テンプレートの選び方とその使い方

なぜなぜ分析で製造業の課題解決!なぜなぜ分析テンプレートの選び方とその使い方

 皆さまの工場では、小さなことから大きなことまで、日々さまざまな問題に直面していることでしょう。そうした問題が起きた時、まずは問題を止めるためその場しのぎで対処することもあると思います。しかし実際にはそれでは根本的な解決にはならず、同じ状況になれば同じ問題が繰り返し起きて、作業の効率が下がったり、最終的には製品の品質にも影響を及ぼしますよね。

 そこで重要になってくるのが、「なぜなぜ分析」という手法です。この手法は、トヨタ自動車で生まれ、世界中の製造業で広く採用されています。単純ながらも強力であるこの手法は、問題の表面だけではなく、その背後に潜む根本原因を明らかにするために設計されています。

 そこで今回は、改めて「なぜなぜ分析」とは何か、そしてそれを使って具体的にどのように問題解決を進めていくか、ステップバイステップでわかりやすく説明します。そのことによって、問題をただ解決するだけではなく、再発防止まで考えた持続可能な改善を進める手法:なぜなぜ分析をマスターしていただき、みなさんの作業現場をより良いものに変えていっていただきたいと思います。

 それでは今回も読み終えるまでのお時間、しばらくお付き合いくださいませ。

目次

なぜなぜ分析テンプレートとは?全てを解明する分析手法

 製造現場で起こる問題の多くは、一見すると単純なミスや機械の故障に見えます。しかし、これらの問題の背後には、もっと深い原因が隠れていることが少なくありません。そんな時に役立つのがなぜなぜ分析という考え方のテンプレートです。この手法を用いることで、問題の表面だけでなく、根本原因を掘り下げて解明することができます。

概要:根本原因を明らかにする「なぜ」の力

 なぜなぜ分析のテンプレートは、問題が発生した際にその原因を深掘りするためのシンプルながらも強力なツールです。単純に「なぜ?」という問いを繰り返し、問題の根本原因を探求します。この分析法は、問題の表層的な理由にとどまらず、その背後にある深い原因を明らかにするために開発されました。

方法:5回の「なぜ」で深層に迫るテンプレートの使い方

 このテンプレートを使用する際の基本的なルールは、「なぜ?」という質問を最低5回繰り返すことです。最初の「なぜ?」は問題が発生した直接の原因を探ります。その答えに対して再び「なぜ?」を問い、より深い原因を探っていきます。このプロセスを5回繰り返すことで、表面的な原因から根本的な原因へと段階的に深掘りしていくことができます。時には5回以上の「なぜ?」が必要な場合もありますが、大切なのはその数よりも、問題の核心に迫るまで止めない、と言う覚悟ですよね。

重要性:問題解決への第一歩としてのテンプレート活用

 なぜなぜ分析テンプレートを活用することの重要性は、単に問題を特定するだけでなく、その問題が再発しないようにするための対策を立てることができる点にあります。このテンプレートを用いることで、問題の根本原因に対する明確な理解を得ることが可能となり、より効果的な解決策や改善策を策定することができます。また、問題解決のプロセスを体系的に進めることができるため、チーム全体の問題解決能力の向上にもつながります。

なぜなぜ分析テンプレートを用いたステップバイステップガイド

 作業現場でのトラブルや問題、それをただ問題を修正するだけではなく、その原因を根本から解決する方法、それがなぜなぜ分析の考え方=テンプレートです。ここからは、この手法を使って問題解決を進めるための具体的なステップを、現場で働く皆さんにもわかりやすく説明していきます。

STEP
問題の具体化とテンプレートへの落とし込み

 問題を解決するには、まずその問題が何かをはっきりさせなければなりません。例えば、「この機械がよく止まる」というのはあまりにもぼんやりしています。もっと詳しく、「この機械は、毎日午後3時ごろになると、約10分間動かなくなる」というように、具体的な状況を言葉にしてみましょう。

 この問題をテンプレートの一番上に書き込んだら、最初の「なぜ?」を問いかけてみます。つまりなぜ「この機械は、毎日午後3時ごろになると、約10分間動かなくなる」のか?ということです。まずこれがスタートラインです。

STEP
「なぜ?」の連鎖で深堀りするテクニック

 問題が具体化できたら、次は「なぜ?」の連鎖を使って、その問題の背後にある真の原因を掘り下げていきます。最初の「なぜこの機械は午後3時に止まるのか?」から始めて、一つ一つの答えに対してさらに「なぜ?」を重ねていきます。

 例えば、「午後3時は作業のピークで、機械が過負荷になるから」という答えが出たとします。それなら、次は「なぜ作業のピーク時に機械が過負荷になるのか?」と問います。このようにして、一つ一つの「なぜ?」を深掘りすることで、問題の根っこに近づいていきます。

 このプロセスを進めることで、表面的な原因ではなく、本当の原因が見えてきます。例えば、「メンテナンスが不十分だから」「部品が老朽化しているから」といった、解決すべき真の問題が明らかになります。

STEP
テンプレートを活用した根本原因の特定

 さまざまな「なぜ?」が揃えられてきたならば、これらの問いをさらに深掘りしていくことで、ついには問題の根本原因が見えてきます。このステップでは、その根本原因を明確にして、テンプレートに記録します。

 たとえば、機械が頻繁に停止する原因が「メンテナンスが不十分だから」でありその理由が「定期的なメンテナンスの欠如」であると特定できたら、それをテンプレートに記入します。ここで大事なのは、根本原因が明確で、それに基づいた対策が立てやすい状態にすることです。

STEP
解決策の策定とテンプレートでの計画立案

 根本原因が特定できたら、次はその原因を解消するための解決策を考えます。このとき、現場の実情を踏まえた実行可能な対策と、それを実行する計画を立てることが重要です。解決策は、問題を根本から解消し、再発を防ぐためのものでなければなりません。

 例えば、「定期的なメンテナンスの欠如」が根本原因と仮定したなら、「毎月第1月曜日をメンテナンスデーとする」「メンテナンスチェックリストを作成する」といった対策をテンプレートに記入します。この計画は、実際に現場で実施できるものであることが大切です。

STEP
実施と検証のテンプレート活用法

 計画を立てたら、実際にそれを実行に移します。そして、対策が問題解決に効果があったかどうかを検証する必要があります。この検証作業もまた、テンプレートを活用して記録していくことで、体系的に進めることができます。

 実施した対策によって問題が解消されたかどうかをチェックし、その結果をテンプレートに記入します。もし問題が解決されていなければ、再度「なぜ?」から始めるか、別の解決策を考えます。問題が解決された場合は、その対策を定期的に実施することで、再発防止に努めましょう。

 このステップバイステップのプロセスを通じて、現場で起こる問題を根本から解決し、より良い作業環境を作り出すことができます。一つ一つの問題に対して丁寧に取り組むことで、現場の品質と効率は確実に向上していく仕組みができたこととなります。それはすごいことですよね。

実践!製造業でのなぜなぜ分析テンプレート活用事例

 さて、これまでに学んだなぜなぜ分析の考え方=テンプレートの手法を、実際の製造現場でどう活用するか、具体的な事例を通して見ていきましょう。実際に起こった問題をどのようにして解決に導いたのか、そのプロセスを紐解いていきます。これから紹介するのは、みなさんが明日からでも現場で使える実用的な知識です。

問題の明確化とテンプレートの適用

 ある製造現場では、「製品の不良率が急激に上昇した」という問題が発生しました。最初のステップは、この問題を具体化することから始まります。まずは不良率の上昇を数字で示し、「過去1ヶ月間で不良率が30%から50%に上昇した」と明確化しました。

 次に、この問題をなぜなぜ分析テンプレートに落とし込みました。テンプレートの最上段には、「なぜ過去1ヶ月間で不良率が30%から50%に上昇したのか?」と記入し、それに対する「なぜ?」の探求を開始していきます。

経緯と背景の理解:テンプレートを使った分析

 最初の「なぜ過去1ヶ月間で不良率が30%から50%に上昇したのか?」に対する答えとして、「新しい供給業者からの部品を使用し始めた」という事実が浮かび上がりました。

 次に、「なぜ新しい供給業者からの部品を使用し始めたのか?」と問うと、「従来の供給業者が品質の問題を抱えていたため」という答えが得られました。さらに深掘りすることで、「新しい供給業者の部品には、従来の部品とは異なる仕様があったが、その仕様変更に伴う調整が生産ラインで適切に行われていなかった」という根本原因が見えてきました。

 このようにして、なぜなぜ分析テンプレートを活用することで、問題の表面的な原因だけでなく、その背後にある根本的な原因を明らかにすることができます。そして、この情報を基に、具体的な解決策を策定し、問題の根本的な解決へと導いていきます。

 現場で起こった問題に直面したとき、なぜなぜ分析テンプレートを活用することで、問題の根底にある原因を見つけ出し、効果的な対策を講じることが可能になります。この手法は、一見複雑に見える問題も、根本から解決へと導く強力なツールとなり得るのです。

 続いて、問題を解決に導くためにテンプレートをどのように活用するか、さらに深く掘り下げていきましょう。問題解決の道のりは、しばしば複雑で難解に思えますが、正しいツールと明確なプロセスがあれば、道は開けます。

客観的かつ連鎖的な分析のためのテンプレート活用

 なぜなぜ分析テンプレートを使う最大の利点の一つは、分析を客観的かつ連鎖的に進めることができる点にあります。一つ一つの「なぜ?」が次の質問へと自然に繋がり、最終的には根本原因へとたどり着きます。このプロセスを進める際に、テンプレートが重要な役割を果たします。

 たとえば、製品の組み立て工程でのミスが多発している状況を考えてみましょう。テンプレートを使って、最初の「なぜミスが多発するのか?」から始めます。答えが「指示書が不明瞭だから」となれば、次に「なぜ指示書が不明瞭なのか?」と問い続けることで、問題の深層に迫ることができます。このように、テンプレートを使って連鎖的に問題を分析することで、根本原因が見えてきます。

実行可能な解決策の設定:テンプレートを用いた計画

 根本原因が特定できたら、次はそれを解決するための実行可能な解決策を立てます。ここでも、テンプレートは有用なツールとなります。解決策を考える際には、現場の実情を踏まえた上で、実際に実行可能なものでなければなりません。

 解決策をテンプレートに記入する際には、具体的なアクションプランを立てます。「指示書を見直し、より分かりやすい内容に改善する」「組み立て工程のスタッフに対して、改善された指示書の説明会を開く」など、具体的なステップを記載します。このプランには、誰が、いつまでに、どのようなアクションを取るかを明確にします。

 このようにテンプレートを活用することで、問題解決のためのアクションが具体的に計画され、実行に移す準備が整います。そして、実施した後は、その効果を検証し、必要に応じてさらなる改善を行います。

なぜなぜ分析テンプレートを効果的に使うための秘訣

 なぜなぜ分析テンプレートを使って問題を解決する方法は、現場で直面する様々な問題に対して非常に有効です。しかし、このツールを最大限に活用するためには、いくつかの秘訣があります。これから紹介するのは、テンプレートをより効果的に使うためのポイントです。これらを実践することで、よりスムーズに問題解決を進めることができるでしょう。

秘訣1:多部門でのテンプレート活用

 問題解決を図る際、その問題が発生している部門だけでなく、関連する他の部門も巻き込むことが重要です。たとえば、製品の品質問題があった場合、問題の工程だけでなく、前工程や品質保証部門、購買部門なども関係してくることがあります。なぜなぜ分析テンプレートを多部門で共有し、各部門の視点から原因と解決策を探ることで、より包括的で実効性のある対策を立てることができます。

秘訣2:三現主義に基づくテンプレートの活用

 「三現主義」とは、現場、現物、現実の三つの「現」に基づいて問題解決を行う考え方です。この原則に従って、なぜなぜ分析を行う際には、実際に問題が発生している現場に足を運び、現物を直接見て、現実のデータや情報をもとに分析を進めます。これにより、推測や間接的な情報に頼ることなく、より正確な原因特定が可能になります。

秘訣3:組織的な仕組み不足へのテンプレート応用

 時には、問題の根本原因を特定の個人の技術不足や考え方にあると分析することもあるでしょう。しかしそれは組織的な仕組みや体制の不備による結果だと捉えるべきです。このような場合、なぜなぜ分析テンプレートを活用して、組織全体の問題点を明らかにし、それに基づいた組織改善の提案を行うことができます。テンプレートを使って問題の構造を可視化し、組織全体で共有することで、より根本的な解決策を見つけ出すことが可能です。

秘訣4:解決策を現実に進めるテンプレートの策定

 最終的には、特定された問題の解決策を実際に実行に移す必要があります。テンプレートを使用して解決策のアクションプランを明確に策定し、誰が何をいつまでに行うのかを具体的に記録します。このアクションプランをもとに実施と検証を行い、問題が解決されたことを確認します。

 なぜなぜ分析テンプレートを効果的に使うためには、これらの秘訣を念頭に置きながら、問題に対して積極的に取り組むことが重要です。現場の一員として、この手法を活用して問題解決のスキルを磨き、より良い作業環境を作り上げていきましょう。

なぜなぜ分析テンプレートが行き詰まる時のチェックポイント

 なぜなぜ分析を進めていく中で、時には行き詰まりを感じることがあります。問題解決への道は一直線ではなく、迷いや挫折が伴うものです。しかし、そんな時こそ、立ち止まり、分析プロセスを見直すチャンスです。ここでは、なぜなぜ分析が行き詰まった時にチェックすべきポイントを紹介します。これらのポイントを押さえることで、再び正しい方向へと進む手助けとなるでしょう。

テンプレートを使った問題の明確化

 分析が進まない主な原因の一つは、問題が十分に明確化されていないことにあります。問題をぼんやりと捉えていると、的確な「なぜ?」を導き出すことが難しくなります。問題が行き詰まったら、まずは問題を再度明確にしましょう。テンプレートの最初に戻り、「この問題は具体的に何なのか?」を改めて問い直します。数字や事実を用いて、問題を具体的に描写することが大切です。この時、問題の定義を細分化していくことも有効です。

感情や思い込みの排除:テンプレートでの客観的分析

 時には、個人の感情や先入観が分析に影響を与えてしまうことがあります。自分やチームが特定の解決策に固執してしまい、他の可能性を見落としてしまうことも。このような状況に陥った時は、感情や思い込みを一旦脇に置き、テンプレートを用いて客観的なデータや事実に基づいた分析を心掛けましょう。客観的な情報をもとに「なぜ?」を再検討することで、新たな視点や解決策が見えてくることがあります。

推測に頼らないテンプレートの活用法

 分析が停滞してしまうもう一つの理由は、推測や仮定に頼りすぎてしまうことです。特に、データや証拠が不足している場合に、推測に頼ることは避けられません。しかし、推測に基づいた「なぜ?」は、しばしば分析を誤った方向へと導きます。行き詰まった時は、推測ではなく、現場で得られる具体的なデータや証拠に基づいて分析を進めるよう心掛けましょう。必要な情報を集めるために、現場調査を再度実施することも一つの方法です。

 なぜなぜ分析は、正しい方向に進めば強力な問題解決ツールとなります。しかし、その過程は常にチャレンジであり、分析が行き詰まることもあります。このような時には、上記のチェックポイントを思い出し、分析プロセスを見直してください。そのことによって、より深い気づきにつながり、よい対策が生まれる環境を整えることができます。

企業の課題解決におけるなぜなぜ分析テンプレートの応用

 企業が直面する課題は多岐にわたり、その解決策を見つけるためには全社的な取り組みが求められます。なぜなぜ分析テンプレートは、単に個々の問題を解決するだけでなく、企業全体の課題解決にも有効に機能します。ここでは、企業でのなぜなぜ分析テンプレートの効果的な応用方法について見ていきましょう。

チームでの共同分析:テンプレートの共有

 問題解決の過程では、チームでの共同作業が非常に重要です。なぜなぜ分析テンプレートをチーム内で共有することで、メンバー全員が問題の理解を深め、解決策のアイデアを出し合うことができます。チームでテンプレートを見ながら、それぞれの視点から「なぜ?」を問い、多様な意見やアイデアを集めましょう。これにより、より包括的で効果的な解決策が見つかる可能性が高まります。

現場データとテンプレートの活用

 企業の課題解決において、現場から得られるデータは非常に価値のある情報源です。なぜなぜ分析を進める際には、現場で直接収集したデータをテンプレートに取り入れ、分析の基盤とします。実際に現場で起こっていること、数値データ、作業員の声など、現場のリアルな情報をもとに原因を探り、解決策を導き出しましょう。現場のデータを活用することで、より現実に即した、実行可能な解決策を見つけることができます。

個人依存の排除とテンプレートによる多角的分析

 企業内で問題解決を進める際、特定の個人に依存することなく、チームや部門を超えた共同作業が重要になります。なぜなぜ分析テンプレートを使用することで、個人の主観や経験に頼るのではなく、客観的なデータや情報に基づいた分析が可能となります。テンプレートを活用して多角的な視点から問題を分析することで、偏りのない、公平で効果的な解決策を導き出すことができます。また、このアプローチは、組織内での知識共有や学習の機会を提供し、全員が問題解決プロセスに参加する文化を醸成する助けとなります。

 企業で直面する課題は複雑であり、その解決には組織全体の取り組みが必要です。なぜなぜ分析テンプレートを効果的に活用することで、チームや部門を超えて協力し、共通の目標に向かって進むことが可能となることでしょう。

使える!無料のなぜなぜ分析テンプレート集

 問題解決の道具として「なぜなぜ分析」はとても強力ですが、一から自分でテンプレートを作るのは大変ですよね。でも大丈夫、インターネット上には無料で使えるテンプレートがたくさんあります。ここでは、現場での問題解決に役立つ無料のなぜなぜ分析テンプレートを特徴とともに紹介します。これらを必要に応じて選択して活用すれば、問題解析がぐっと楽に、そして効率的になりますよ。

Miroで始めるなぜなぜ分析

 Miroはオンラインで使えるホワイトボードツールで、チームでのブレインストーミングやプロジェクト管理に便利です。なぜなぜ分析にもピッタリのテンプレートが用意されており、チームメンバーと一緒にリアルタイムで問題解析を進めることができます。視覚的にもわかりやすく、遠隔地にいるメンバーとも協力しやすいのが魅力です。問題の原因を深堀りし、みんなで解決策を考えたい時におすすめです。

ATLASSIANのテンプレートで効率化

 ATLASSIANは、プロジェクト管理ツール「Jira」やチームコラボレーションツール「Confluence」などを提供している会社です。Confluenceには、なぜなぜ分析を効率的に行うためのテンプレートが用意されています。このテンプレートを使えば、問題の記録や分析結果の共有が簡単になり、チーム内での情報共有がスムーズに行えます。組織的な問題解決を目指す場合に便利です。

Dolly Blogから学ぶテンプレート活用法

 Dolly Blogは、ビジネスや生産性向上に関する情報を発信しているブログです。ここでは、なぜなぜ分析を始めとする様々なビジネスフレームワークのテンプレートが紹介されています。特に、初心者にもわかりやすいシンプルなテンプレートが豊富にあり、一人でじっくり問題解析をしたい時におすすめです。ブログならではの詳細な解説もあるので、テンプレートの使い方を学ぶのにも役立ちます。

 これらの無料テンプレートを活用することで、製造現場で起こる様々な問題に対して、効果的かつ効率的に対処することができます。問題解決のプロセスをもっとスムーズに、そしてチーム全体で共有しやすくするために、ぜひこれらのツールを試してみてください。

なぜなぜ分析前の必修科目:ロジカルシンキングとテンプレート活用

 問題解決のプロセスにおいて、なぜなぜ分析を始める前に身につけておきたいスキルがあります。それが「ロジカルシンキング」、つまり論理的思考です。このスキルは、問題を明確にし、その原因を体系的に探っていく上で欠かせません。そして、このロジカルシンキングをテンプレートと組み合わせて活用することで、より効果的な問題解析が可能になります。では、その具体的な方法について見ていきましょう。

ロジカルシンキング入門:テンプレートでの応用

 ロジカルシンキングとは、論理的に物事を考え、理解するスキルのこと。このスキルをなぜなぜ分析テンプレートに応用することで、問題の根本原因を効率的に特定できます。例えば、問題が発生したときに「この問題はなぜ起きたのか?」と自問自答する際、論理的に一つ一つの原因を追及していくことが大切です。テンプレートを使って、それぞれの「なぜ?」に対する答えを書き留めていくことで、考えを整理しやすくなります。

メリットと活用法:ロジカルシンキングとテンプレート

 ロジカルシンキングをテンプレートと組み合わせて活用するメリットは大きいです。一つは、問題解析のプロセスを可視化できること。これにより、チームメンバー間での共有が容易になり、問題解決に向けての意見交換がスムーズに行えます。また、論理的に問題を分析することで、感情や主観に流されずに客観的な判断が可能になります。テンプレートを使うことで、どのステップでどのような論理が展開されたのかを明確にできるため、後から見返した時にも理解しやすいです。

デメリットと注意点:テンプレート活用の落とし穴

 しかし、テンプレートの活用には落とし穴もあります。テンプレートに頼りすぎると、形式に囚われてしまいがちです。問題解析をテンプレートの枠に当てはめることだけに集中してしまい、本来の目的である「根本原因を見つけ出すこと」から離れてしまうことがあります。また、テンプレートはあくまでツールであり、それ自体が答えを出すわけではありません。ロジカルシンキングに基づいた適切な質問を自ら考え出し、テンプレートを活用する姿勢が重要です。

 ロジカルシンキングとテンプレートの活用は、製造業の現場で直面する様々な問題を解決する上で非常に有効な手段です。しかし、テンプレートはあくまで思考を助ける道具であることを忘れず、論理的な思考を常に心掛けていただければと思います。

総まとめ:なぜなぜ分析テンプレートの意義と効果

 さて、これまでになぜなぜ分析テンプレートの使い方や、それを支えるロジカルシンキングについて詳しく見てきました。問題解決への旅は決して平坦な道ではありませんが、正しいツールと明確な思考法があれば、どんな困難も乗り越えられることを学びました。

 今日からでも始められる、なぜなぜ分析テンプレート。このツールは、現場で直面する様々な問題に対して、根本原因を探り出し、実効性のある解決策を導き出すための強力な武器となります。テンプレートを使うことで、問題解析のプロセスが明確になり、チーム内での共有も容易になります。

 しかし、大切なのは、テンプレートやロジカルシンキングを単なる形式として捉えないこと。これらは、あなたの問題解決スキルを高め、現場をより良くするための道具です。テンプレートを使って、一つ一つの「なぜ?」を深掘りすることで、見えてくるものがあります。それは、問題の背後に隠された真実と、それを乗り越えるための答えです。

 今、あなたの現場で直面している問題は何ですか?その問題に対して、なぜなぜ分析テンプレートを使ってみませんか?始めるのに遅すぎることはありません。この記事を読み終えた今、あなたには問題を解決へと導くための知識とツールがあります。小さな一歩から始めて、現場の課題を一つずつ解決していきましょう。そして、その過程で得られる経験と知識が、あなた自身の成長にもつながるはずです。

 もし、確認したいことがあれば以下まで気軽にZOOMでの無料相談をお申込みいただければと思います。

 滋賀県よろず支援拠点> https://www.shigaplaza.or.jp/yorozu/contact

※ 西本を指名すれば、全国どこからでも申込み可能です。

 それでは今日はここまでです。今後とも宜しくお付き合い下さい☆
 長文乱文を最後まで読んでくださりいつもありがとうございます♪
 すべては御社の発展のために、すべてはあなたの笑顔のために

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

 大手総合電機メーカーで20年間経験を積んで平成22年に独立。10年間で600社を超える中小企業支援、そして自らも小売業を立ち上げて業績を安定させた実績を持つ超現場主義者。小さなチームで短期的な経営課題を解決しながら、中長期的な人材育成を進める「プロジェクト型課題解決(小集団活動)」の推進支援が支持を集めている。

目次