IoT改善事例⑭自社商品にIoT機能を追加して使用状況に応じた顧客サポートを実現
IoT改善事例⑭自社商品にIoT機能を追加して使用状況に応じた顧客サポートを実現

製造業におけるIoT改善事例紹介
そのシリーズの14回目の紹介です

今回紹介するIoT改善事例は
自社商品にIoT機能を追加することで
使用状況に応じた手厚いサポートを
実現させた改善事例です

自社の課題を解決するため
自社内にはなかった知見を
知り合いのITを企業に協力を要請して
新たなIoT機能を自社商品に搭載

そのお客さまへの付加価値向上に対し
決してあきらめないスタイルから
得られた大きなメリットとは?

その大胆な切り口と顧客重視の視点は
学べるところが大きいと感じます

今回もあなたの参考にして頂きたい
そんな思いで記事を書き進めます♪

 

IoT改善事例⑭の企業概要

IoT改善事例⑭自社商品にIoT機能を追加して使用状況に応じた顧客サポートを実現

IoT改善事例⑭の改善企業の取り扱い商品

 

【企業概要】
企業名:株式会社ニューマインド
資本金:5000万円
従業員:8名(2014年時点)
売上高:約3億円(2014年時点)
設立年:2014年(5年間)
事業概要:特殊なプリンター機器等の開発・設計・製造・販売および保守メンテナンス

 
当社は平成24年に創業した
特殊なプリンタ機器の製造・販売を
主な事業とするメーカーです

あらゆる素材を対象とした特殊印刷の
豊富な技術やノウハウを持っています

特に食品への印刷に関して
長年にわたり培ってきた経験と実績を
豊富に持っています

そのためそれに対応するプリンタ機器
および専用の特殊カラーインクなどの
開発・設計・製造・販売および
保守メンテナンスを中心に事業を展開

クライアントの満足だけではなく
エンドユーザーに感動を提供できる
そんなサービスを提供するとの
経営ビジョンを持っています

そんな当社はどんな課題と
向き合っていたのか?と
まずは説明していきましょう

 

当社が抱えていた課題

当社が得意としている可食プリンタは
クッキーやおせんべいなどの食品に
フルカラーで印刷が行える機器です

この可食プリンタは食品製造工程の
生産ラインの中で稼働させるもので
これまではお客さまに販売した後
どのように使われているのかわからず
故障が発生する原因についてまったく
追求することができませんでした

また可食プリンタは最終製品が食品で
法令上、衛生面での配慮が必要であり
インクの残量の管理や使用方法など
適切なサポートの必要性もありました

しかしそういったサポートを施すにも
導入先の食品工場に行かければならず
人件費負担が高くついていました
 
そりゃそうですよね!
 
当社の取り扱う機器が特殊であるが故
サポートを手厚くすることで
お客さまにとっての付加価値が上がる

しかし同時にコストもかかる

価格を上げることができるほどの
価値を感じてもらえるかどうかの
ギリギリのライン際の経営判断

判断がつかない事情はよく分かります

そこで当社は関係者で解決策を
検討しはじめたわけです

 

IoT改善の経緯

これらの課題を解決するため
単に可食プリンタの販売だけでなく
お客さまに納めた可食プリンタの情報

つまりインク残量や稼働状況などの
利用状況を遠隔から可視化することで
担当者が現地に行かずとも
利用状況に応じたサポートや
プリンタの故障予知保全サービス等を
実施できないかと検討をはじめました

ただし、当社ではこれまで
可食プリンタに温度・湿度等の
環境センサは搭載していましたが
通信ネットワークの知見がありません

『このままでは検討が進まない』
気づいた当社はすぐに対策として
知り合いのIT企業に協力を依頼して
結果、可食プリンタをIoT化できる
仕組みの開発に成功したのです!

普通ならどうしようか?と考え
フェードアウトしてしまいそうですが
この会社は解決をあきらめずに
身近な専門家に相談したのです

このスピード感というか
問題解決意欲が高いというか
判断の切替えが素晴らしいですよね!

ではどんな仕組みを開発したのか
その内容をご説明いたします

 

自社商品に新たに搭載したIoT機能

IoT改善事例⑭の改善企業の取り扱い商品

当社は、プリンタの稼働状況のほか
すでに搭載済みのセンサから得られる
温湿度やプリンタヘッドの動作などの情報を
顧客企業のネットワークを経由して
IoT専用のデータストレージに送る
仕組みを構築しました

これによって顧客の製造ライン上の
プリンタの稼働に関するデータ情報を
ほぼリアルタイムでの取得・閲覧が
可能となったわけです

また、電源ONでデータを送信するよう
プリンタを使う顧客に意識させず
データ取得が可能な設計としました

これら情報を把握して活用することで
これまでにはできなかった
さまざまな手厚いサービスの展開が
できる可能性が広がっています

例えばインクの使用ペースから
まとめ注文やタンク増量の提案
あるいは機関部品の定期的な交換
さらには車検のような定期点検など
積極的なアクションをとることで
客単価のアップが期待できます

これこそ付加価値を高めれば
お客さま一社あたりの支払い額が
高まっていく良い事例ですよね!

 

自社商品のIoT化によるメリット

それでは改めて今回の改善事例として
自社商品をIoT化にしたメリットを
整理していきましょう

【自社商品のIoT化によるメリット】
メリット1:顧客の製品利用状況の把握
メリット2:顧客サポートの充実
メリット3:営業コストの削減

それではこれらの成果・メリットに
もう少し詳しい解説を加えます

 

メリット1:顧客の製品利用状況の把握

1つ目のメリットは
お客さまのプリンタが故障した時に
その原因の判別が容易になることです

故障とはいってもその原因が
使用上の不注意であったのか
機器の不良であったのかなどで
対処すべき方向性が変わりますに
責任の所在もはっきりします

またプリンタの使用記録が
詳細に記録されてあるので
製品メーカとしての製品保証を
適切に行うことができます

これは信用に値するスタイルですよね

取引継続の判断に
大きく影響すると思われます

 

メリット2:顧客サポートの充実

プリンタから得られる各種データから
衛生管理面の体制を強化するための
適切できめ細やかに設備の使用方法を
レクチャーすることができます

また一方でプリンタの洗浄タイミング
インク等の冷蔵保存など取扱方法など
アドバイスが可能になります

つまりお客さまがエンドユーザから
信用されるためのアプローチです

これは頼りにされそうな価値ですね

これがメリットの2つ目です

 

メリット3:営業コストの削減

これまでは定期的に顧客へ訪問して
プリンタの利用状況を確認するなどで
お客さまとの接点を保ってきたものの
訪問する人件費や交通費などの
営業コストがかかっていました

しかし遠隔地であっても瞬時に
状況把握ができるようになるため
インクや部品など補給品を
適切なタイミングで提供ができます

それらによって営業コストが削減でき
当社の収益性向上に貢献しています

 

IoT改善事例⑭自社商品にIoT機能を追加して使用状況に応じた顧客サポートを実現まとめ

今回はIT企業と連携して
自社商品のIoT化を図ったことにより
稼働状況を遠隔監視する仕組みを開発

インク残量や稼働状況、利用状況等が
遠隔監視ができるようになったことで
取引先に定期的に訪問しなくても
きめ細やかなサポートができるなど
付加価値と効率化を同時に高めた
素晴らしいIoT改善事例でした

この発想と英断はスゴいと感じました

あなたの職場の商品が機械モノなら
商品にIoT機能の搭載はどうですか?

機械モノでなくてもこういった発想で
お客さまの商品の使用状況を
把握できる仕組みはなさそうですか?
 
こういった事例は応用問題だと
思っていただいてちょうど良いです

ぜひこのような事例を使いながら
応用力を磨いていただければ幸いです

『業界や商品が違うから無理?
本当にそうですか?』

 

 

それでは今日はここまで

今後とも宜しくお付き合いください☆

長文・乱文を最後まで読んでくださり

いつもありがとうございます♪

すべては御社の発展のために
すべてはあなたの笑顔のために

 

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