IE手法の資格:IE士(日本能率協会)を取得する選択肢を考える

IE手法の資格:IE士(日本能率協会)を取得する選択肢を考える

IE手法習得の資格:IE士の取得を
あなたは考えたことがありますか?

IE手法の学習と進めるのにも
いろいろな選択肢があると思います

IE手法の本や書籍を購入して読破する
IE手法の研修やセミナーに参加する
IE手法の専門家は指導してもらうなど

でもその先に『ちゃんと習得した』と
自他ともに評価するまでには
相当な時間がかかるものですよね

そのためどれだか勉強して実践しても
まだまだだなぁと感じてしまうのが
スキルを磨くという道だとは思います

そんな時にIE士という資格獲得を
目指すという選択もありですよ!と
言うのが今回のお話です

 

IE手法の学習パターンについて

IE手法を学習する時には
主に以下の3パターンを選択します

【IE手法の主な学習パターン】
学習1:本や書籍を購入して読破する
学習2:研修やセミナーに参加する
学習3:専門家から指導してもらう

もちろんいずれも学習しながら
現場で応用して試行錯誤しないと
自分のモノにはなかなかなりませんが
いかに学習するのはもうすこし詳しく
確認していきましょう

 

学習1:本や書籍を購入して読破する

このパターンが習得するまで
もっとも時間がかかりますが
もっともコストがかかりません

本や書籍とは言っても
1500~3500円くらい

あとは自分が学習時間を割いて
ひとつずつ丁寧に試していく
根気強さが必要です

 

でも多くのヒトが間違っています

なぜなら学習時間を割く
自分のコストを計算していないからです

ご自身の給料を時給換算にして
学習時間を掛け算したら研修代くらい
あっという間に消えてなくなります

それに知識を習得するまでに
一定の期間が必要となることで
現場改善が遅れてしまうことの方が
よっぽど深刻なのですが。。。

あまりそういったことをところが実は
最も改善を妨げる要因だったりします

冷静に計算して判断してみてください

これが1つ目の学習パターン

 

学習2:研修やセミナーに参加する

2つ目のパターンは
研修やセミナーに参加することです

この内容が最も
一般的ではないでしょうか?

会社が関係する所属団体が主催する
IE手法に関するセミナーや
技術団体が開催する研修などで
IE手法に関する知識を獲得します

ここではほとんどが演習が入ってます

そのため自らが職場と交渉して
現場で試す機会をつくらなくても
ある程度のやり方は覚えられます

そのため実際に
改善に着手するハードルは
格段に下がります

時間はカリキュラムによりますが
おおまかに3ヶ月程度

移動時間と参加時間の人件費と
移動時間がプラスされますが
100万円も見ておけば
お釣りが出てきます

 

お高いですか?

絶対額で評価するのでなく
IE手法を活用した改善額を想像して
ご判断いただけると間違えません

また、企業の多くは
研修やセミナーに参加することで
体系的な知識を補充しながら
実践面で3つ目の学習パターンを
併用することが多いですね

 

学習3:専門家は指導してもらう

3つ目の学習パターンは
専門家による指導・助言です

直接、現場に出向いて調査を実施し
指導してもらうパターンです

こちらは通常コストは大きいです

ヒトによって大きく違いますが
相場は1年間で500万円前後です

でも改善額がそれに見合うようなら
高い確率でクリアするため
回収は可能でしょう

契約書にはその旨を記載しておくと
お互い誤解がないのでオススメです

 

ですがさらにやりようによっては
コストパフォーマンスが絶大です

例えば、その改善そのものは
将来を期待する従業員チームで行い
その指導を依頼するとどうでしょう?

改善も進み
そして改善するチカラも高まる

つまり人材育成を兼ねるため
とても合理的ですよね

そんな学習パターンがありますが
その中でIE手法の資格:IE士を
どう活かせばいいのでしょうか?

まずはIE手法の資格:IE士とは何か
説明していきたいと思います

 

IE手法の資格:IE士とはどんなもの?

IE手法の資格:IE士は
日本能率協会:JMAが
IEの普及・浸透を図ることを目的に
設置したIE士資格認定制度です

この認定資格は
生産革新プロフェッショナル・コースを受講すれば
認定証が授与される仕組みです

コースの特徴は以下のとおり

【生産革新プロフェッショナル・コースの特徴】
●講義では、生産・製造の知識にとどまらず、「開発・設計」、「調達」、「物流」、「マネジメント技術」についての理解も目指します。
●実践的な改善の取り組みを体感できるように、生産革新を実現するための「総合的な演習(グループ演習)」を行います。
●受講者全員に、自社で指導できる「IE基礎テクニックインストラクターマニュアル」を差し上げます。
●本コース修了者は、生産革新プロフェッショナル(IE士)として認定され、小会よりIE士認定証が授与されます。(全日本能率連盟資格登録第25号)
●現地現物で学んでいただく工場見学プログラムがございます。

 
受講料はは60万円前後で
いつもは秋期にて10日間

おおよそ2日間連続×5で
構成されているので参加しやすいです

 

IE士の資格を獲得するメリットについて

IE士資格を獲得するメリットとしては
日本能率協会講座の受講認定証なので
想像しているより大きくありません

ただし学習して実践しても
成果を獲得するまでは評価されない
改善手法の学習段階において
ちゃんと勉強したという認定証は
学習する側にとってはちゃんとした
ひとつのゴールになりますよね

しっかりIE士を獲得するために
勉強しようってなります

こういった改善者を社内に量産したい

もしそういった経営判断があるなら
中長期的な会社の事業戦略として
このIE士に資格手当を出すことを
選択する会社があってもいいと
個人的には想像します

 

IE手法の資格:IE士(日本能率協会)を取得する選択肢を考えるまとめ

IE手法の資格:IE士を取得する

そういった小さなマイルストーンを置いて
従業員それぞれが改善を進めるための
技術を育てる会社はやっぱり強いです

継続的に社会に貢献しながら
継続的に収益を生み出す仕組みづくり

それは本気で考えてみたい場合は
遠慮なく以下からご相談ください

     

     

    それでは今日はここまで
    今後とも宜しくお付き合いください☆

    長文・乱文を最後まで読んでくださり
    いつもありがとうございます♪

    すべては御社の発展のために
    すべてはあなたの笑顔のために

     

    よかったらシェアしてね!
    • URLをコピーしました!
    • URLをコピーしました!

    この記事を書いた人

     大手総合電機メーカーで20年間経験を積んで平成22年に独立。10年間で600社を超える中小企業支援、そして自らも小売業を立ち上げて業績を安定させた実績を持つ超現場主義者。小さなチームで短期的な経営課題を解決しながら、中長期的な人材育成を進める「プロジェクト型課題解決(小集団活動)」の推進支援が支持を集めている。

    目次