QC7つ道具の覚え方(新QC7つ道具も含む)

QC7つ道具の覚え方(新QC7つ道具も含む)

品質管理をしっかり安定させるため
多くの職場で活用されるQC7つ道具

またこのサイトでは説明ないですが
新QC7つ道具と呼ばれるツール集も
一般的になってきています

でもすべてのツールを使いこなして
バリバリに管理できている職場って
なかなか出会わないものです

その理由はズバリ
馴染みにくからですよね?笑

と、いうことで今回は
品質管理検定や中小企業診断士など
資格や検定対策として紹介される
QC7つ道具と新QC7つ道具の覚え方を
取り上げていこうと思います

今回もしばらくお付き合いください

 

目次

QC活動と7つ道具が生まれた歴史

もうネーミングから明らかですが

QC7つ道具と新QC7つ道具とは
品質管理ツールであると同時に
それぞれを補完できる兄弟です

もちろん『新』が着く方が弟です

 

今でこそ日本製品は
世界の信頼を得ていますが。。。
実は戦後のそれはひどいもので
当時のMade in Japanは
低品質の代名詞だったんです

いやー信じられませんよね

 

でも米国ではすでに1900年代に
自動車メーカー:フォードにおいて
科学的管理法を導入することで
大量生産方式を完成させています

つまり日本のものづくり職人は
大量生産に慣れてなかったと
いうことだったんでしょう

 

そこでこれをどうにかするため
当時の日本科学技術連盟は
米国の統計学を導入しようと
試行錯誤がはじまったのが1950年代

そして統計手法や品質の考えなどを
全国に広げるためにシンプル化

 

1960年代末頃になると
それが現在のQC活動として発信され
その統計手法をQC7つ道具と呼び
広く認知されるようになりました

【関連情報】


 

その後日本科学技術連盟は
そのQC7つ道具でカバーできない
有効な分析ツールを新たに構成し
1980年代に新QC7つ道具を提起

これらにより日本製品の品質は向上
現在の信頼を得るまでとなりました
 
いやー、誇らしいものですよね!

 

ではそのQC7つ道具と新QC7つ道具を
どう簡単に覚えればよいのかを
お話していきましょう!

 

QC7つ道具の覚え方(語呂合わせ)

まずQC7つ道具の覚え方は
『サンチェ監督引っ張れそう!』と
語呂合わせで覚えましょう

QC7つ道具の覚え方
サン : 散布図
チェ : チェックシート
監  : 管理図
督  : 特性要因図
引っ : ヒストグラム図
張れ : パレート図
そう : 層別・グラフ

QC7つ道具の7つ目は
層別派とグラフ派に分かれてますが
ま、覚え方はセットとしてください

【関連情報】

 

新QC7つ道具の覚え方(語呂合わせ)

新QC7つ道具の方の覚え方は
『新連携、アロマでピー!』です

詳細は以下のとおり

新QC7つ道具の覚え方
新(親): 親和図法
連   : 連関図法
携(系): 系統図法
アロ  : アローダイヤグラム
マ   : マトリクス図法
で   : マトリクス・データ解析法
P   : PDPC法

どこかの芸人の
一発ギャグのようですが
うまく語呂が合わさってて
わかりやすいですよね

このサイトでは新QC7つ道具も含め
QC7つ道具、そしてその違いを
しっかり分析してレポートしています
 


 
ぜひ、参考にしてみてください

 

これらの7つ道具が便利な理由とその価値について

QC7つ道具も新QC7つ道具も
どちらも分析ツールです

ものづくり職場ではなんとなく
微妙なニュアンスが品質の違いに
気付かせてくれることがあります

でもそれをヒトに伝えるのって
とても難しいんですよね

だってイメージですから

 

ですがこれらの統計ツールを
適材適所で使ってみることで
その違いがわからない人に説明可能

またこれらで分析することで
普通では気づけないことも
気付けるようになったりします

それはなぜかというと。。。

 

まったく感覚的な部分を違う方法で
表現したり数値化できたりします

その知恵と工夫が集まった道具箱が
QC7つ道具と新QC7つ道具との2つ

我々が先人たちから受け継ぐことが
できちゃうからすごいことなんです

 

今回のまとめ

QC7つ道具も新QC7つ道具も
品質を高めるために役立つツール集

これをできるだけ多くのヒトが
理解して使いこなせるようになれば
結果的に品質を安定させられるため
お客さまは安心して皆さまから
製品を受け取れるようになります

 

ツールって本当に習うより慣れよ

ぜひ1つひとつ使ってみてください

 

 

それでは今日はここまでです

今後とも宜しくお付き合い下さい☆

長文乱文を最後まで読んでくださり

いつもありがとうございます♪

すべては御社の発展のために
すべてはあなたの笑顔のために
 

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この記事を書いた人

 大手総合電機メーカーで20年間経験を積んで平成22年に独立。10年間で600社を超える中小企業支援、そして自らも小売業を立ち上げて業績を安定させた実績を持つ超現場主義者。小さなチームで短期的な経営課題を解決しながら、中長期的な人材育成を進める「プロジェクト型課題解決(小集団活動)」の推進支援が支持を集めている。

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