製造業にとって便利なITツールは
星の数ほど存在しているのですが
他社はいったいどんなサービスを
便利に使っているのか気になります
そこで前回はファイル共有に使える
便利なクラウド型サービスについて
いくつか簡単にご紹介しました
今回はこのシリーズの第2段として
会計システムを紹介していきます
これがね、もう本当に便利に
進化している事実に驚きます!
いつものように読み終えるまでの間
しばらくお付き合いください
クラウド型会計システムが生産性を高める理由
そもそもなぜクラウド型の
会計システムがが製造業の
生産性を高めるのにつながるのか?
その理由は以下の3つと言われます
理由2:経理業務の負荷が飛躍的に改善する
理由3:どこからでもアクセスが可能
どれだけすごい効果を生むか
もう少し詳しく解説しましょう
理由1:経営状況がスピーディーにわかる
まだまだ手作業で会計している
そんな会社も多いでしょうか?
社長のお母さんが会計をしていて
なかなか引退できないとの声は
経営支援の現場ではよく聞こえます
でも会計処理って日本全国的に
複式簿記による会計を進めることが
標準的にカタチが決まっています
なので、機械的に処理できるため
デジタル化は意外と簡単なんです!
そうすると何が起こるか?
時間がかかっていた経理処理が
みるみるスピーディーになります
つまり、やったことが素早く
試算表に、経営指標に、決算状況に
反映される仕組みをつくることが
可能となるんです!!
これは事業運営にとって
これ以上ないメリットと言って
いいと考えますがいかがでしょう?
理由2:経理業務の負荷が飛躍的に改善する
これまでの経理業務って大変で
間違いのない処理をするために
確認、確認、また確認など
連続したチェックが不可欠です
そりゃヒトがやる作業ですから
記入ミス、転記ミス、確認ミスが
起こらないよう最善を尽くす
間違いのない会計処理をするために
時間をむちゃくちゃかけています
しかしこの会計システムを使えば
確認が必要なのは入力部分だけ
しかも近年では画像処理で
間違いが起きにくい仕組みを導入
それに加えて処理を自動化したり
他のシステムと連携できる便利な
仕組みも次々とリリースされて
どんどん進化していっているのに
我が社だけ取り入れないのは
もったいなさすぎます
やはり機械的処理をするシステムは
経理業務と本当に相性がよいので
業務負荷を飛躍的に改善できます
そのことでもっと必要な重要業務に
時間を避けるというわけです!
だいたい経理処理のできる人間って
比較的に優秀な人材が多いですから
この人材を他の業務に転用できれば
我が社の対応力は高まるはずです
これは大きいですよね!
理由3:どこからでもアクセスが可能
これはクラウド型の特徴ですよね
ファイル共有と同じくどこからでも
アクセスが可能となります
そのことによって生まれる
メリットは以下の2つです
メリット1:いつでも経営状況が確認できる
いま売上高ってどこまで行ってる?
積算で利益はいくらぐらいなのか?
これを確認できることで
経営陣の対応スピードは
飛躍的に高まると思います
ふとした瞬間に気になっても
データが確認できないことって
よくあるんです
でも気になったときに考えるって
実はとても集中できて効率も良い
オンデマンドってそういうことです
メリット2:働き方を改革できる
経理担当者って専門性が高いけれど
中小規模の経理処理って多くなく
1人を選任に置くまでに至らない
そんな会社って多いんですよね
だからこそ会計処理をどこでも
行えるようにしておくと
テレワーク前提の外注化も
できるようになります
この環境をつくって実際に
子育て中の優秀な人材を
経理担当として雇用した実例も
税理士さんに会計を依頼するより
何倍も速く安く、しかも自社内で
処理できる体制を組める
これはやはり生産性向上に
大きく寄与することになります
クラウド型会計システム3選
ではそんなメリット満載の
クラウド型会計システムを3つ
ご紹介していきたいと思います
3つとも有名なシステムなので
進化スピードがとても早いです
弥生会計クラウド By 弥生㈱
これはもう老舗の会計システムです
もともとプログラム販売してたのを
クラウド提供したものですね
特徴1:複式簿記に慣れた企業にとって王道
会計処理の基本は複式簿記です
ヒトの手で処理する関係上
間違いが少なくなるよう工夫された
素晴らしい会計の仕組みと言えます
しかしあまりに専門的過ぎて
分かるヒトにしか分からない文化が
根強く残っている世界でもあります
会計システムの中でもこの文化に
上手く合わせて調整してあるのが
この弥生会計というシステムです
そのため経理処理する担当が
変わらないのであれば弥生会計が
お勧めのシステムと言えそうでう
特徴2:自動化機能は一通り装備されている
弥生会計には以下の自動化機能が
装備されています
・銀行取引の入出金情報取込
・レシート等スキャン情報取込
これで飛躍的に経理業務の効率化と
正確性の向上が期待できます
特にスキャン情報はしっかり
電子帳簿保存法にも準拠してるので
紙の領収書保存が必要なくすことも
できるようになります
特徴3:ユーザー数=220万社の実績
圧倒的なユーザー数を誇るため
そのシステムの利便性がわかります
また、この多いユーザー数のため
対応してくれる税理士事務所も多く
決算への対応も比較的やり易いです
弥生会計クラウドのプランと料金
法人での契約は以下のプランです
セルフプラン 年額26千円(税抜)
ベーシックプラン 年額30千円(税抜)
個人事業の場合は申告形別です
[白色申告]
フリープラン 年額 0千円(税抜)
ベーシックプラン 年額 8千円(税抜)
トータルプラン 年額14千円(税抜)
[青色申告]
フリープラン 年額 8千円(税抜)
ベーシックプラン 年額12千円(税抜)
トータルプラン 年額20千円(税抜)
プランの差はサポートの差ですので
最初は手厚いサポートを申し込んで
徐々に落としていくのがお勧めです
また、初年度はキャンペーンで
無料になるプランもありますので
詳しくは以下をご参考ください
クラウド会計 By ㈱マネーフォワード
さて、弥生会計は会計業務を簡単に
システム化に移行できる特徴ですが
こちらは会計業務の負荷軽減を
目的に開発されたシステムです
そもそもマネーフォワードはたぶん
企業会計より家計簿アプリとしての
認知度が高いのではないでしょうか
便利な機能が弥生以上に多いです
ではその特徴を押えていきましょう
特徴1:連携機能でデータ入力の手間を削減
自動化による経理業務負荷の低減を
図ることを目的としています
そのため弥生会計以上に
データ連携機能が豊富なんです
クレジットカードや銀行口座取引
スキャン情報の取り込みに加えて
著名なPOS端末やWEB店舗情報など
自動で電子データをそのまま
経理処理してくれるので手間が激減
これこそハイテクですよね
でもそんなに勝手にデータ交換して
社外へデータ漏洩が心配になります
しかし。。。
特徴2:セキュリティが金融機関レベル
セキュリティが金融機関レベルで
安全となるよう仕組み化しています
具体的には金融機関が動かしてる
システム構築を担当していたプロが
この会社のシステム構築を
担当しているとのこと。
また個人情報保護の第三者認証の
「プライバシーマーク」を取得
しっかり体制は整えているようです
これは安心ですよね!
特徴3:関連機能を盛り込んだ徹底した自動化
同社の会計処理だけではない
関連機能を担う機能が豊富で
このデータ連携による自動化が
マネーフォワードの最大の特徴です
・経費精算
・勤怠管理
・給与計算
普通はこれらの処理機能は
多くのサービスが台頭しているので
それらとの連携が普通なのですが
この会社この関連機能を独自開発
自前で準備するところがスゴいです
なのでガサっと効率化を狙うなら
このシステムがお勧めとなります
クラウド会計のプランと料金
このシステムは企業規模と
必要機能によって価格が変動します
目安として法人は
小規模企業 年額36千円(税抜)
中小企業 年額60千円(税抜)
個人事業は
パーソナルミニ 年額10千円(税抜)
パーソナル 年額12千円(税抜)
パーソナルプラス 年額36千円(税抜)
こちらは条件によって料金が
変わりますので以下のリンクで
料金シミュレーションしてください
それと無料で試せるので気軽に
登録できるのが良いですね!
個人事業の方はこちらから
会計ソフト By freee㈱
さて次は独自な進化を続ける
freeeという会計システムです
特徴1:経理知識がなくてもミスなく使える
このシステムは複式簿記という
これまでの経理の概念を必要とせず
独自に組み上げたロジックで処理し
簿記の知識がなくても大丈夫です
逆に基本的な簿記知識があるヒトは
逆にこのシステムは使いにくいかも
しれないほど独自性が高いです
つまり、いまから会社を始める方や
これまでの会計の概念を変えたい方
にはこれ以上のないシステムです
特徴2:システムの柔軟性や拡張性が高い
他のシステムでは高額プランでも
カスタマイズできる柔軟性は
期待できないのですが
事業拡大に応じて拡張が可能です
一括消込機能
稟議(ワークフロー)機能
部門別給与仕訳連動
CRM(salesforce/kintone)連携
これだと将来必要になった機能も
プランを変更するだけで対応可能
これらは今後、成長させるためには
必要になる機能なので
本気で事業拡張を図る企業にとって
頼りがいがあるシステムと言えます
特徴3:とても便利に使えるオプションがある
freeeはオプションが豊富なのが特徴
特に『セルフ申告』と言って
税理士を雇わず自分で申告できる
オプションもあります
これは会計システムにしっかり
事業活動を入力しておけば
ややこしい申告に必要な書類一式を
自動で作成してくれるものです
小さな規模の会社であれば
高い税理士報酬を払わなくても
確定申告可能なのは助かりますよね
もちろん申告まで手厚いサポートも
うけられるので安心というわけです
本当に素晴らしいオプションです
freeeのプランと料金
さて、そんなfreeeのプランと
料金は以下のとおりとなります
[法人]
ミニマム 年額 24千円(税抜)
ベーシック 年額 48千円(税抜)
プロフェッショナル 年額478千円(税抜)
[個人事業]
スターター 年額12千円(税抜)
スタンダード 年額24千円(税抜)
プレミアム 年額40千円(税抜)
こちらも無料で試せるので
ぜひ登録して使ってみてご判断を
詳しくは以下のリンクを
ご参考ください
クラウド型会計管理システム3選まとめ
税理士に進められるまま
TKCの会計システムを導入して
いらっしゃる会社が多いですが
本当にもったいないと思います
業務の効率化を我々の至上命題
これをきっかけに運用面から見直す
ぜひご自身の会社の将来に適した
改善・改革を進めていただきたいと
こころからそう願っています
それでは今日はここまでです
今後とも宜しくお付き合い下さい☆
長文乱文を最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます♪
すべては御社の発展のために
すべてはあなたの笑顔のために