ムダ ムラ ムリ=3ムの順番に隠された改善の真意とは?~トヨタ流の考え方~
ムダ、ムラ、ムリ=3ムの順番に隠された改善の真意とは?~トヨタ流の考え方~

生産性向上を目的として実際に
改善を進める職場のテーマでは
『ムダ』を省くことになります

でも実際に生産性を悪化させるのは
ムダでけではないんですよね

そこで今回はムダ、ムラ、ムリ
つまり通称3Mや3ム、ダラリと
呼ばれる対象の意味合いと
その順番に隠された改善の真意を
トヨタ的考え方で説明してみます

今回も読み終えるまでのお時間
少しお付き合いくださいませ

 

ムダ、ムラ、ムリとはなにか?

3つのキワードなのでそれぞれ
どのような意味か?整理しましょう

 

ムダとはなにか?

ムダ(読み方)むだ【無駄/▽徒】


[名・形動]
1 役に立たないこと。それをしただけのかいがないこと。また、そのさま。無益。「―な金を使う」「時間を―にする」
2 「むだぐち」に同じ。
「しゃれも―もいっかう言はず」〈滑・膝栗毛・初〉
[補説]「無駄」は当て字。


出典 デジタル大辞泉/小学館 より

 

無駄って当て字だったんですね!

この中でもっとも近い意味は
『しただけのかいがないこと』です

時間をかけてもあまり意味がない

そんな動作や動きをしているなら
それをムダと呼びます

これはおわかりですよね

 

ムラとはなにか?

ムラ(読み方)むら【▽斑】


[名・形動]
1 色の濃淡、物の厚薄などがあって一様でないこと。また、そのさま。まだら。「斑なく塗る」「染め上がりに斑な部分ができた」
2 物事がそろわないこと。一定していないこと。また、そのさま。「製品の出来に斑がある」「斑な天候に予定が狂う」
3 気が変わりやすいこと。また、そのさま。「斑な性格」「斑気き」


出典 デジタル大辞泉/小学館 より

 

この中では2の意味が強く
まさにバラツキのことを指します

ここでは動作や動きのバラツキです

結果的に品質や効率に大きな
影響を及ぼしています

しかし目に見えにくいものですよね

 

ムリとはなにか?

ムリ(読み方)むり【無理】


[名・形動](スル)
1 物事の筋道が立たず道理に合わないこと。また、そのさま。「無理を言われても困る」「怒るのも無理はない」「無理な言いがかり」
2 実現するのがむずかしいこと。行いにくいこと。また、そのさま。「無理を承知で、引き受ける」「無理な要求をする」
3 しいて行うこと。押しきってすること。また、そのさま。「もう無理がきかない」「無理に詰め込む」「あまり無理するなよ」


出典 デジタル大辞泉/小学館 より

 

これは2と3の意味が強いですね

つまり実現が難しいのに
押し切ってやってしまって
結果的に品質や効率に大きな影響を
及ぼしているパターンです

 

結局、ムダ、ムラ、ムリってなに?

これまでの意味を整理してみると
以下だと言えそうです

 

ムダ、ムリ、ムダの定義
ムダ:やった甲斐がない行動
ムラ:ヒトによって違う行動
ムリ:実現がむずかしい行動

 

品質や効率への影響が大きそうだが
いずれにせよ普通に考えてみても
目に見えるものではなさそうですね

だからムダ、ムラ、ムリがないか?
そういう目で職場を見ていって
探せる訓練をしないと見つからない

そんなたぐいの問題だということが
まあ、想像できると思います

 

ムダ、ムラ、ムリの順番に隠された意味

でも普通に考えてみるなら
『そりゃムダはない方がいいけど
ムダやムリはそんなにダメ?』
って
思うヒトも多いと思います

その感覚は正しいんです

なぜならムダ、ムラ、ムリ改善には
取り組むべき順番になっているから

え?どういうことかって?

説明していきましょう、笑

 

ムダをなくすということ

ムダというのは
やっても甲斐がない行動だから
なくすことがロス軽減につながる

まずはこれは納得ですよね

では次にいきましょう

 

ムラをなくすということ

ムラというのは
ヒトによって違う行動だから
なくなればみんなが同じ行動になる

そうすると作業手順も
作業時間も同じになる

作業時間が同じになれば
長いヒトに合わせていた着工計画に
短いヒトが入った時の手待ちロスが
発生しなくなる

その分効率的に設備を動かせますし
同じ時間での生産能力が向上します

このことによってムダがなくせます

つまりムラがなくなれば
ムダがなくなるということ

 

ムリをなくすということ

ムリというのは
実現がむずかしい行動ですので
作業者を疲れさせてしまいますし
なによりヒトによって結果が変わり
ムラを生み出してしまいます

つまりムリがなくなれば
ムラが出にくくなる、ということ

 

ムダ、ムラ、ムリの順番の意味

ムリがなくなればムラがなくなり
ムラがなくなればムダがなくなる

ムダとは甲斐のない
ロスそのものですから

大きさを不等式に表すなら
以下のようになるでしょうね

 ムダ > ムラ > ムリ

 

ようするに取り組むべき順番に
改善したら効果が大きい順に
並んでいるということです

つまり優先順位です!

 

おわかりですよね

 

トヨタ流の3ム=ダラリの考え方

トヨタでは3ムをダラリと呼び
ムダ>ムラ>ムリの順番を強く
意識できるよう工夫しています

特に改善効果を見込めるムダは
7つのムダを定義して表現して
それを見つける訓練をしています

この7つのムダは以下のとおり

 

【7つのムダ】
◯ つくりすぎのムダ
◯ 手待ちのムダ
◯ 運搬のムダ
◯ 加工そのもののムダ
◯ 在庫のムダ
◯ 動作のムダ
◯ 不良をつくるムダ

もし7つのムダについて詳しく
知りたい方は以下のリンクを
参考にしてみてください

【参考リンク】

このように7つムダを見つけ出し
その1つの要因としてムラ・ムリを
対策していくのがトヨタ流です

そのためにIE手法というツールを
幅広く展開し改善していっています

やはり、トヨタはすごく
強い組織=チーム力だなと思います

7つの各ムダと改善事例は以下の
リンクが参考になりますので
よければクリックしてください

【参考リンク】

 

ムダ、ムラ、ムリ=3ムの順番の真意とは?まとめ

さて、ムダ、ムラ、ムリと向き合う
考え方は参考になったでしょうか

このロジックを理解したところで
改善を進めななければ何の意味も
ありませんよね

だからこそこんな記事に興味を持ち
最後まで読んだあなたから始める
小さな行動から職場を変えて下さい

まずは仲間や上司にこの考え方や
記事について問いかけてみる

そこからもしかすると
何か動き出すかもしれません

 

 

それでは今日はここまでです

今後とも宜しくお付き合い下さい☆

長文乱文を最後まで読んでくださり

いつもありがとうございます♪

すべては御社の発展のために
すべてはあなたの笑顔のために

 

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