製造業に便利なITツールシリーズの
第4弾はなんとZOOMです
前回はクラウド型会計システムとの
連携で絶大なる効果を生み出す
法人向けのネット銀行の特徴を
紹介させていただきました
ここまでのITツールはおおまかに
事務的業務の効率化に焦点を当てた
アイテムを紹介してきました
しかし今回は現場改善です
実はこのZOOMを使って
多くの現場では改善が進んだため
その一例を皆さまに報告することで
発想を広げていただければ幸いです
今回も読み終えるまでのお時間
しばらくお付き合いくださいませ
ZOOMとは?
読み方はそのままで『ズーム』です
もうZOOMは仕事で使う方なら
説明がいらないほど浸透している
WEB会議システムです
これまでIDが必要なスカイプなど
主な通信システムは昔からありましたが
ZOOMは参加者の登録が必要なく
リンクのクリックで手軽に参加可能
その利便性が多くの利用者にウケて
飛躍的に利用者を増やしてきた
簡単便利なWEB会議システムです
やはり家から出にくかった
コロナ禍もその要因の1つですね
みんなが使うようになってきたので
それを使っていろいろと活用事例が
増えてきたのも技術進歩と言えます
現場改善に活かせる4つの活用例
このZOOMは確かに
WEB会議システムではあるが
これを工夫して使うことで
さまざまな現場改善に活かせます
それではそのZOOMを活用した
改善事例を以下に紹介しましょう
活用例2:動画機能でマニュアル作成
活用例3:ライブ中継で問題点の共有
活用例4:外部専門家による研修実施
活用例1:課題別の進捗報告会の実施
これはもうバッチリWEB会議の
機能をまっとうに使う事例です
ただし、その会社は自社の課題を
明らかにしたうえで担当を決めて
その課題別の具体的な計画の発表
そしてその計画の進捗について
毎月2回、担当が報告をするよう
仕組み化したことに意義があります
各担当が発表した直後には
全員が感想や質問を述べる時間を
セットするようにしました
そのことにより担当者・部門間の
情報や考え方、知識の共有が図られ
そして発表する機会があるために
計画どおり進める必要性を高めます
さらにZOOMであるため
社外活動の多い営業部門も参加でき
録画を公開することによって
社内のだれもが状況を知ることが
可能となりました
ホント、メリットがとても多い
事例なのでこれはオススメです
活用例2:動画機能でマニュアル作成
実はある会社では技術者の高齢化が
大きな問題となっていました
若社長の暴走がきっかけで多くの
安定した実力をもつ中堅職人が退職
業績もよく給与も高めの会社なので
若手はすぐに集まったのですが
年齢層ギャップにより対話が途絶え
何年たってもなかなか技術承継が
進まないのが当社の悩みでした
そこでこの西本に相談があって1つ
試してみることにしたんです
ZOOMには実は会議を記録する
録画機能が備わっています
まずはその機能を使って
スマホ片手に撮影役を決めて
技術の高い職人さんをインタビュー
そうすると文書化を依頼しても
絶対やってくれない職人さんが
難しい技術的な質問をすると
これがスラスラ答えてくれます
そんな動画を元に編集して
youtubeのようにうまくまとめると
若手全員が見てくれるようになり
次から次へと質問が出てくるため
就業後に学習会を開催するまでに
つまり動画マニュアルがきっかけで
技術承継体制をつくれたわけです
ヒトって面白いものですよね
活用例3:ライブ中継で問題点の共有
同じ会社で品質トラブルが発生し
取引先説明して信用回復を図るため
ZOOMで是正報告をすることに
当時は新型コロナで緊急事態宣言中
だったのでそうなったわけです
もちろん動画マニュアルの標準化で
要領は得ていたため改善前と後の
改善事例を現場からライブで中継
そのプレゼン力もどんどん上がり
トラブルがなくても報告を定例化
それが相当取引先では評価が高まり
じわじわと引き合いが増えてきて
コロナ禍なのに売上高が増えるとの
不思議な状況になってしまいました
結果論であるとはいえやはり
よかれと思い継続することがいつか
成果を生み出すものなのですね
活用例4:外部専門家による研修実施
企業研修は講師に来てもらって
実施することが標準的です
でも実際にはその道のプロが
実際に来てもらえるかどうかは
難しい状況なのは確かです
地域の商工会や商工会議所でも
専門家は登録されているものですが
メインでない専門性も登録していて
本当のプロかどうかはわかりません
だけどネット検索を使えば確実に
必要な専門性を持つ講師は探せます
だからZOOMを使って日本中から
必要なプロフェッショナルな知識の
研修講義が交渉可能になるわけです
本当に便利なツールだと思います
実際にそれを実践している会社は
それぞれ違う課題解決にマッチした
研修を実施して成果を得ています
やはり成長を続ける組織というのは
それだけの体制を維持しています
勝ちに不思議の勝ちはあっても
負けに不思議の負けはないのです
おわかりですよね、笑
ZOOM:WEB会議システム
もうご存じの方が多いでしょうが
一応念のためその特徴とサービスを
おさらいしておきたいと思います
特徴1:事前準備なしで誰でも参加可能
主催者からのリンククリックだけで
手軽に参加できるのがいいですね
しかもPCやスマホなどなど
あらゆるデバイスでも接続可能
ま、スカイプやチームスなど
他サービスもZOOMに寄せて
同じ機能は持っていますがやはり
本家・本元は安心感が高いです
特徴2:簡単便利な録画機能
なんと言っても録画がワンタッチで
行える機能がとても便利です
データを共有して議事録代わりに
アップして、言った言わないの
議論にならないよう対処もできます
前述した応用事例はとても便利で
まだまだアイデア次第で活用方法は
編み出せそうですよね
ぜひ検討してみてください
特徴3:安定感のある接続環境
手元デバイスの接続環境によって
切れる可能性があることは
避けられない事実ではありますが
サービス側の理由で切れたことは
これまでないほど安定しています
大御所のサービスでないため
不安はありますが実績を参照すれば
ちょっと安心できますよね
ZOOM:WEB会議システム 料金
このシステムは参加人数規模や
接続時間や必要機能によって
価格が変動します
目安としては100人参加までなら
最大40分 無料
時間無制限 月額14.99ドル
追加したい機能によって
料金が変わりますので
詳しくは以下のリンクを参考下さい
まとめ
WEB会議システムといっても
ただ会議を開くだけではなくて
顧客満足を高めるためにも
使えるということが言えます
だけどもそれを思いつくのは
普段からどのようなことを求められ
どんな機能があれば達成できそうか
知る努力と生み出す努力が必要で
( ゚д゚)ポカーンとしてるようでは
この参考事例も生かせないので
従業員全員でぜひ考えてみて下さい
それでは今日はここまでです
今後とも宜しくお付き合い下さい☆
長文乱文を最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます♪
すべては御社の発展のために
すべてはあなたの笑顔のために