IE手法の活用・改善で収益性向上を楽しめる組織づくりに必要な3つの条件

IE手法の活用・改善で収益性向上を楽しめる組織づくりに必要な3つの条件

IE手法を活用して改善を進める
それを組織全体で楽しめるとしたら
職場はワクワクでいっぱいになると
思いませんか?

今回はそんな組織のつくり方について
お話していきたいと思います

 

社会から求められている収益性改善

働き方改革、環境負荷低減など
時代の変遷に合わせた社会的要請は
どんどん高まっています

正直、考えることが多すぎて
もういちいちこんな社会要請なんかに
時間を割く余裕はないのかもしれません

しかし不思議なものですが
これらの要請の終着点はすべて
収益性を高めることにつながります

『え?どういうこと?』

説明しますね

 

働き方改革における社会的要請

これは想像つきますでしょうか?

『働き方改革』という言葉が出たのは
日本の労働生産性が他の先進国と比べて
とても低かったことがきっかけでした

世界で確か20位くらいで
G7では最下位でした

実際にはそれぞれの国の事情があるので
一概に統一比較はできないにしても
まあ高める必要があることは確か

そもそも高めて損はない指標ですよね

なので、国を挙げて働き方を変えて
少ない時間で大きな価値をつくる
『働き方改革』という労働環境改善を
進めようとする動きが生まれました

少ない時間で大きな価値をつくる

もうおわかりですよね

つまりこれは収益性を上げる要請です

 

環境負荷低減における社会的要請

環境負荷低減
主に人の健康や環境保護を目的として
二酸化炭素や化学物質を管理することが
求められるようになってきました

実際には管理するというより
『減らそう!』とする方向です

ですので二酸化炭素を減らそうとすると
エネルギー消費量を抑えることが必要

また化学物質を減らそうとすると
基本的に原材料の使用量が減ります

つまり取り組めば取り組むほど
水道光熱費や原材料費が下がる

つまりこれも収益性を上げる要請です

 

収益性向上を楽しめる組織とは?

『働き方改革』や『環境負荷低減』
なんだかキレイゴトっぽい方向なんですが
せっかく社会が収益性向上を大々的に
歓迎してくれているわけですから
もう取り組まない理由もないわけです

だから大手を振って収益性向上を
会社全体で従業員全体でもっと本気で
取り組んでいいと思うんですよね

 

仕事って楽しいものです

市場が求めている役に立つ価値を
つくって届ける

そんなゴールがちゃんとあって
みんなでチカラを結集して
よってたかって全力を尽くす

 

お客さまの数、受注いただく量と単価を
高めていくことで売上高を増やし
(=売上極大)
提供価値をつくりだす経費を圧縮して
収益を高めていく
(=経費極小)

 

どこまでも真剣に
どこまでも真面目に
極めていくべき収益性向上

それをちゃんと透明性があって
公明正大に取り組める組織

 

そんな組織であれば
本当に楽しめますよね

労働時間をもっと有効に費やそうと
一人ひとりが考え始めますよね

だって自分が所属するチーム(会社)が
世の中の役に立てるんですもの

ではそんな組織はどんな条件があれば
つくり出すことが出来るのでしょうか?

 

収益性向上を楽しめる組織づくりに必要な3つの条件

収益性向上そのものを
従業員が毎日楽しみにして
積極的に取り組めちゃう組織

そんな組織づくりには
下記の条件が必要となってきます

【収益性向上を楽しめる組織づくりに必要な3つの条件】
条件1:透明性が高いこと
条件2:改善知識を学習できること
条件3:ゴールを設定すること

もう少し詳しくお話していきましょう

 

条件1:透明性が高いこと

これは本当に大前提です

売上高や受注数、受注単価など
さらには利益について

これらを開示していない会社の従業員は
基本、本気で仕事はしてくれません

隠し事をする相手とは
交渉の余地がないことを
経験則から知っているからです

やはりこちら側から本音を出さなければ
相手も本音を出してはくれませんよね

この環境を整えないかぎり
いくら後の2つの条件を整えても
パワーは半減以下だと捉えてよいかと

 

条件2:改善知識を学習できること

できれば外部講師を読んで研修を組みます
その余裕がない場合は社内の誰かに
セミナーに参加してもらって
学習したことを説明をしてもらいましょう

改善効果の高いIE手法がオススメですが
最初は改善そのものに慣れるため
3S活動やQC活動からが良いです

実際に学びながら実践できる
課題設定型が望ましいです

 

条件3:ゴールを設定すること

近所の山の登るのと
富士山を登るのと
エベレストに登るのとでは
やるべきことがかなり違いが出ます

そのため『この山を登ります!』と
しっかりゴールを設定することが必要です

何をどれだけいつまでに

そのゴール達成のために
学習した改善知識を駆使しながら
それぞれがやるべきことを決めて
チカラを合わせて努力していく

そんな世界観を職場に導入したいのです

 

このゴール設定をしないと一人ひとりが
想像で好き勝手な位置にゴールをつくって
仕事を終えた気になってしまいます

それぞれが違うゴールを狙っている
そんなサッカーの試合なんて
あんまり見たくないですよね、笑

 

収益性向上を楽しめる組織づくりに必要な3つの条件まとめ

仕事とは楽しいもの

世間の常識からは逆行してますか?
でもこういった職場をつくることが
本当の『働き方改革』につながると
個人的には考えています

でもホント
自らの手で職場の改善が進んだら
仕事はむちゃくちゃ面白くなりますよ

 

 

それでは今日はここまでです
今後ともよろしくお付き合いくださいませ☆

長文・乱文を最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます♪

すべては御社の発展のために
すべてはあなたの笑顔のために

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この記事を書いた人

 大手総合電機メーカーで20年間経験を積んで平成22年に独立。10年間で600社を超える中小企業支援、そして自らも小売業を立ち上げて業績を安定させた実績を持つ超現場主義者。小さなチームで短期的な経営課題を解決しながら、中長期的な人材育成を進める「プロジェクト型課題解決(小集団活動)」の推進支援が支持を集めている。

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