仕事はPDCAでなくCAPDの順番で回す考え方について

仕事はPDCAでなくCAPDの順番で回す考え方について

皆さまの中でPDCAサイクルについて
ご存知な方は多いと思いますが
CAPDサイクルってお聞きしたことは
ありますでしょうか?

PDCAサイクルは仕事の基本
そう把握しているとは思いますが
近年その考え方がこのCAPDサイクルに
変わる説が増えてきました

そのCAPDっていったい何?
どんな考え方なの?
今回はそういったお話です

 

PDCAを回すということ

PDCAをご存知のないヒトも
いらっしゃるかもしれないので
念のため簡単にPDCAについて
説明をしておきます

 

PDCAのPはPLAN:計画
PDCAのDはDO:実行
PDCAのCはCHECK:評価
PDCAのAはACTION:改善

 

つまりPDCAサイクルとは
「計画を立てて、実行してみて
それを評価して、改善を施す」

これをクルクルとサイクルのように
回すことを指します

 

ヒト回転する度に改善して
レベルが上がるのでスパイラルとも
呼ばれることがあります

これが習慣化できているヒトは
どんどんと成果を上げていく!

単純に言うとそういう話です

 

多くのヒトたちは
この「PDCAサイクル」という
「知識」はあるのですが
やはりなかなか習慣化することが
できていません

なぜかというと……、

PLAN:こういうのやってみよう!
DO:やってみた!
END:上手くいかなかった……諦めよう

と、実際にはPDEサイクルに
なっているからです、笑

 

『初めてやってみたけど
やっぱりうまくいかない……
私にはそもそも無理なのだ……』
という思考になって諦める

確かにそういう気持ちになるのも
わからないでもないのですが
ちょっと今までの自分の過去の体験を
思い出して欲しいのです

 

『初めて自転車に乗ろうと思ったけど
やっぱりうまく乗れない。
私にはそもそも無理なのだ……』

なんてことにはならないですよね!

誰だって練習すれば
自転車が乗れるようになることを
知っているからです

それと同じです

IE手法は改善技術であり手法なので
練習しないと上達なんてしません

だからこそ、
最初は「C」から始めるんです
CAPDサイクルなんですよ!

って、まだわかりませんよね
もう少し説明を続けていきます

 

CAPDサイクルで成果をつかみとれ!

CAPDのCはCHECK:評価
CAPDのAはACTION:改善
CAPDのPはPLAN:計画
CAPDのDはDO:実行

そうなんです!
スタートする順番を
CHECK:評価からに変えたんです

 

これで劇的に成功確率が上がります

どういうことか。。。

 

このCHECK:評価というのは

『ライバルが何をやって
成功しているのかをチェックする』
ということ

自分の結果や目標に対してじゃなく
まずは徹底的に誰かの成功事例を
チェックするわけです

 

製造業で言えば
IE手法でどんな成功事例があるのか
だったり
自分が優秀だと思う理想的な職場
だったり

そこをまず
徹底的に100事例くらいは
集めて欲しいわけです

 

ライバルがやっている
素晴らしい事例があるのであれば
素晴らしい職場があるのであれば
徹底的に真似しようと

つまり『モデリング』の発想です

 

まずはライバルチェックをして、
成功事例や参考事例を集めまくります
そうしているうちに

『こうすれば良いんじゃない?』
ってイメージが自然に
できあがっていきます

そして今までやったこともないのに
『んーこれ、やってみようかな!』
と思うようになります

そうなると
勝手にACTION:改善を起こしてます
CHECK→ACTIONになってます

もし、今頭の中でモヤモヤしていて
なぜだか動けない状態なのであれば
「最初に計画を立てよう」と
決してしないでください

まずは『成功事例』を
チェックしまくること

そこに全てのきっかけが
つまっているハズです!

 

仕事はPDCAでなくCAPDの順番で回す考え方についてまとめ

徹底的な調査からスタートすることで
マインドブロックごと破壊するほどの
モチベーションを育てる戦略
『CAPDサイクルの考え方』

ご理解いただけましたでしょうか?

 

とはいえPDCAサイクルの方が一般的で
とても有名ですよね

こういった手法や考え方も
そのまま教科書通りに使うのでなく
自らがやり易いようカスタマイズする
そういった取り組み姿勢も
ぜひ参考にしてみてください

プロ野球選手のバットも
自分の骨格やプレイスタイルの
最適なカタチは違いますよね

ECRSのRearrange:交換の視点
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ぜひ参考にしてみてください

 

 

それでは今日はここまでです
今後ともよろしくお付き合いくださいませ☆

長文・乱文を最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます♪

すべては御社の発展のために
すべてはあなたの笑顔のために

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この記事を書いた人

 大手総合電機メーカーで20年間経験を積んで平成22年に独立。10年間で600社を超える中小企業支援、そして自らも小売業を立ち上げて業績を安定させた実績を持つ超現場主義者。小さなチームで短期的な経営課題を解決しながら、中長期的な人材育成を進める「プロジェクト型課題解決(小集団活動)」の推進支援が支持を集めている。

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