IE手法とは?VE手法とは?その違いと併用パワーの力強さを理解する

IE手法とは?VE手法とは?その違いと併用パワーの力強さを理解する

皆さまはVE手法はご存知でしょうか?

このサイトではIE手法についての
説明がメインの内容です

皆さまにIE手法について詳しく
解説してまいりました

その一方で実はVE手法という
また違った改善手法が存在します

そんなVE手法とはどんなものか?
それはどんな役に立つのか?
またどうやれば活用できるのか?

今回はIE手法と併用した時の
素晴らしい効果についても
紹介していきます

ぜひIE手法と同時にVE手法も
導入を検討するに値するとので
ご一考ください

 

IE手法とは何か?

IE手法とはどんなものか?

これまで説明してきた記事を読めば
大まかにでも想像ができると思います

職場を様々な視点から観察するため
IE7つ道具を活用して見える化し
改善を進めていくツールです

詳細には過去の記事に説明を譲ります
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それぞれのツールを活用するには
しっかり特徴を理解して使い分ける
必要があります

そのため必ず実際に試してみて
何がどのような時に使えるのか
体感いただくことが大切です

学習だけでは意味がないので
ぜひ実践してみてくださいませ

 

そしてこのIE手法によって
どんな効果が生まれるのか?

モノの流れに着目するのか
作業の流れに着目するのか
大きく2つに分けることができますが
いずれにせよ作業時間短縮
あるいはリードタイム短縮

つまり、あらゆる時間的な
ムダを省くための手法がメインです

一方でVE手法はまた違ったメリットが
生まれる手法なのです

 

VE手法とは何か?

VE(Value Engineering)とは
ブイイーと呼ばれ価値工学のこと

米国GE社によって開発された手法で
1960年頃に日本に輸入されてきました

最初は製造業の購買部門に導入され
その原価低減力の高さが評判を呼び
その他の分野や業種に広がったのです

基本的に製品やサービスの『価値』
それが果たすべき『機能』
そのための『価格』との関係で表し
『価値』の向上を図る手法です

これらを下記の式で表現します

 

V:価値=F:機能/C:価格

 

お客さまへのV:価値を上げるために
F:機能を高めるかC価格を下げるか

つまり『機能』『価格』の両面から
『提供価値』の向上を図る手法です

つまり。。。
顧客価値を優先して機能本位で考える

価値工学と呼ばれる所以ですね

チームでさまざまなアイデアを検討し
実現するたの施策を見つける姿勢は
IE手法と同様なスタンスです

 

IE手法とVE手法との併用パワーの素晴らしさ!

IE手法では時間のムダを省くことが
主な狙いです

一方VE手法では提供価値を
高めることが狙いとなります

アプローチは2つで
『機能』を上げるか
『価格』を下げるか

つまりIE手法は、VE手法の中の
『価格』を下げるためのアプローチに
とても有効に働く手段なわけです

 

時間的なムダを削減するIE手法は
労務費削減やリードタイム短縮による
仕掛り在庫の圧縮など効果は絶大!

また、関係者でよってたかって
問題点を見つけ出して対策を打つ

そんな組織力を育てるスタンスは
どちらの手法も同じなので
育成機会はどんどん増えます

さらにはお客さまが受け止める価値を
しっかり捉えることが必要とされる
VE手法ですので、現場の都合だけでなく
社会的な広い視点と職場の事情を
全員が大切にできる考え方を持てます

 

IE手法とは?VE手法とは?その違いと併用パワーの力強さを理解するまとめ

正直、IE手法とVE手法との組合せは
提供価値を最大化する職場づくりには
大変有効に機能します

取り組む成果はどちらも高いものの
それなりに活動時間が必要となるため
どちらも取り組んでいる中小企業は
少ないのが現実です

でもダブルで取り組めば本当に
その時間以上の成果獲得ができます

ただし、その確信が持てるほど
実際に試さないと、とても勇気がいる
意思決定であることは確かです

そのためやはり
まずは実践ですね!

 

 

それでは今日はここまで
今後とも宜しくお付き合いくださいませ☆

長文・乱文を最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます♪

すべては御社の発展のために
すべてはあなたの笑顔のために

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この記事を書いた人

 大手総合電機メーカーで20年間経験を積んで平成22年に独立。10年間で600社を超える中小企業支援、そして自らも小売業を立ち上げて業績を安定させた実績を持つ超現場主義者。小さなチームで短期的な経営課題を解決しながら、中長期的な人材育成を進める「プロジェクト型課題解決(小集団活動)」の推進支援が支持を集めている。

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