IE手法の改善活動を継続すれば強い会社がつくれる本当の理由とは?

IE手法の改善活動を継続すれば強い会社がつくれる本当に理由とは?

『IE手法の改善活動』
それはIE手法を活用して改善を進める活動
この改善活動を継続することで
本当に強い会社へと変わることができます

しかしなぜ改善活動を継続することで
会社が強くなるのでしょうか?

今回はその理由について解説して参ります

 

目次

IE手法の改善活動を継続するということ


IE手法の使い方についてはこれまで
多くの記事で説明しております

改めてIE手法を体系的に学習したい方は
IE手法とその実践的活用法!全改善手法が大集合!(参照リンク集)
をご参考ください

 

簡単に説明すればIE手法の改善活動は
下記の4つのプロセスで構成されています

【IE手法の改善ステップ】
1.改善対象の選定
2.現状分析(対象の見える化)
3.改善案の検討
4.改善案の実行

IE手法と言えどなにも特別なことではなく
とてもシンプルなカタチだと言えます

 

最後の『改善案の実行』を除けば
それぞれに活用できる手法があり
それらを使って改善を進めていく体系が
『IE手法』と呼ばれています

例えば『1.改善対象の選定 』であれば
P-Q分析やP-MH分析など

『2.現状分析(対象の見える化)』では
【IE手法の7つ道具】と呼ばれるツール群

『3.改善案の検討』では
ECRS、5W1H、動作経済の4原則、
ブレーンストーミング など

それぞれの職場や対象の特性に合わせて
さまざまなツールを組み合わせながら
改善活動を進めていくことになります

 

これらの改善活動はもちろん
あらゆる課題を解決するために実施します

つまり将来あるべき会社の姿=ゴールを
現実の世界につくりあげるための課題を
一つひとつ解決していく

そのための時間をこのIE手法の改善活動で
物理的に造り出していくことに貢献します

 

そうなんです!

 

IE手法は『時間』の量産マシーンなんです

 

なぜ?改善活動の継続が会社を強くする理由


ではなぜ、『時間』の量産マシーンが
会社を強くするのでしょうか?

以下の3つが大きな理由となります

【改善活動の継続が会社を強くする3つの理由】
◯ 従業員が自ら改善する小集団活動であること
◯ 問題認識と課題解決の組織的な能力を高めること
◯ 小さな組織をまとめるリーダーが多く育つこと

それぞれもう少し詳しく説明していきます

 

会社を強くする理由1:従業員が自ら改善する小集団活動であること


IE手法は経営者が使っても改善は可能です

しかし従業員、いえパート社員であっても
しっかり慣れれば、同様に結果を出せます

 

つまり会社方針として
『改善活動』を仕事の一部であると
しっかりコミットして進めれば
従業員が自ら問題点を探して
自らが改善を進めていく
そんな会社にすることが可能なわけです

 

多くの中小製造業は従業員に対して
『作業』という仕事しか与えません
つまり言ったことだけやっていろ、と

そんな時代はもうとっくに終わってます
これからは従業員1人ひとりの能力を
最大限まで引き出して会社運営に活用する
いわゆる『働き方改革』の時代です

 

つまり人間の『考える』という特性を
小集団活動のノウハウを活用して引き出し
『集団のチカラ』を高めることが必要です

『会社は自らの手で改善をするもの』
そういった現代らしいポリシーをまず
我が社にインストールすることができます

 

これが1つ目の理由です

 

会社を強くする理由2:問題認識と課題解決の組織的な能力を高めること


IE手法のシンプルな4ステップと
統計的に研究されてきた使えるツール群

もちろん慣れることは必要ですが
これらを活用することで比較的簡単に
問題認識および課題解決を図ることが
組織的に進めることができます

 

そうした小さなチームを増やすことで
一部の経営幹部だけが進めるよりよっぽど
同時多発的に改善を進めることが可能です

 

1人が2ヶ月で1案件改善するより
5チームが3ヶ月で1案件改善する方が
年間で14件もの差が生まれます

でも数より何より
5チームを動かす組織的な取り組みは
会社全体の改善力を高める能力を
育て上げることができる成果は大きいです

 

それは必ず会社を強くします

 

会社を強くする理由3:小さな組織をまとめるリーダーが多く育つこと


それはチームには必ずリーダーが必要です
そのためリーダーはメンバーをまとめます

そういった経験はとても貴重で
どんどんと優秀なリーダーが育つ機会を
提供することが可能です

 

『期待をしていてもなかなか育たない』
『優秀な人材が隠れていて見えない』
『どれだけ育成しても成長しない』

そんな状況とおさらばできるのです

それはどういうことか?

 

自発的な課題解決というミッションを
どうクリアしていくか?というノウハウを
IE手法を使いこなすことで習得していく

そんな環境が整うことで
次なるリーダーがすくすくと台頭してくる

ということです

 

そんな組織的な仕組みが動き出せば
やはり会社は強くなっていきますよね

もう考えただけでワクワクしてきます

 

IE手法の改善活動を継続すれば強い会社がつくれる本当の理由まとめ

もう時代に流されていく弱い会社は嫌だ

それは別に社長でなくても意見は同じです

 

でも何もトライせずに急に『強い会社』に
成長することは絶対にありません

『青い鳥』は二階で窓を空けていれば
自分を信じて清い心で祈っていれば
いつか飛び込んできてくれる。。。
なんてことは絶対にないわけです

 

ちゃんと捕獲するための作戦を練って
いろいろ試して諦めずにトライして
考えて考えて多くを対策して
はじめて実現します

だからこの『改善』という実利を伴った
再現性の高いこのノウハウにトライして
我が社のメンバー全員のチカラを借りて
『強い会社』をつくりあげていただきたい

そう願いながらこういった情報を
皆さまに伝え続けています

 

 

それでは今日はここまでです
今後とも宜しくお付き合いください☆

長文・乱文を最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます♪

すべては御社の発展のために
すべてはあなたの笑顔のために

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この記事を書いた人

 大手総合電機メーカーで20年間経験を積んで平成22年に独立。10年間で600社を超える中小企業支援、そして自らも小売業を立ち上げて業績を安定させた実績を持つ超現場主義者。小さなチームで短期的な経営課題を解決しながら、中長期的な人材育成を進める「プロジェクト型課題解決(小集団活動)」の推進支援が支持を集めている。

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