系統図法の作り方(テンプレート付)と事例を知って具体策を絞り込む
系統図法の作り方(テンプレート付)と事例を知って具体策を絞り込む

新QC7つ道具の3つ目の系統図法

問題をメンバー間で共有するのに
とても重宝する新QC7つ道具ですが
この系統図法は少し方向が違います

 

だけど使いこなせるようになると
とっても便利なんです!

どのように便利なのか?
どうやって役に立てるのか?
そしてその使い方は?
今回はエクセルテンプレートまで
準備して説明していきます

では早速、この系統図法について
解説を進めていきましょう

 

系統図法とは?具体策の絞り込みツール

まずは系統図法とはどんなものか

早速、辞書で調べてみました

系統図法(読み方)けいとうずほう


新QC7つ道具のひとつで、目的を達成するための適切な手段を探すための手法。目的を達成するまでのいくつかの手段と手順を、ツリー状に展開して整理することで、問題解決の指針を見つけ出せる


出典 デジタル用語辞典/ASCII.jp より

 

目的達成のために必要な
手段を探すための手法

しかもツリー状であることが
ひとつの特徴と解説があります

 

問題を見える化できたとしても
その対策が具体的でないと
なかなか実行に移せないってこと
よくありますよね

整理整頓しましょう!って決めても
何を、どのように、いつ、だれが
整理整頓するのか決めないと
実行に移されることって少ないです

今度、お食事にいきましょうね!
っていう社交辞令と同じです、笑

 

つまり実際に行動を起こすためには
具体的に表現することがとっても
大切なことなんです

そこで役立つのが今回のツール
系統図法だというわけです

 

系統図法の種類

実はこの系統図法には
用途によって2つの種類に
わけることができます

系統図法の2つの種類
種類1:方策展開型
種類2:構成要素展開型

この2種類について
もうすこしだけ補足しましょう

 

種類1:方策展開型

これは問題解決の方策
つまり手段や対策を
絞り込んでいく使い方のこと

一般的にはこちらが多く
使われています

 

種類2:構成要素展開型

こちらはどちらかというと
改善対策の中味を詳細に
掘り下げていく使い方のこと

複雑化してしまう改善対策の場合に
その理解を深める目的で使われます

 

以下の図を見ていただくと
少しイメージが進むでしょうか

 

系統図法の概念図(方策展開型)

系統図法の作り方(テンプレート付)と種類を知って具体策を絞り込む

系統図法のイメージ図(方策展開型)

 

目的達成のための一次手段を考え
その一次手段を実現させるために
さらに二次手段、三次手段を考える

それが方策展開型の系統図法です

 

これによって
重要な手段を忘れてしまったり
もっと有効な手段がほかにあったり
そんなモレをなくすことができます

ツリーの右に行けば行くほど
具体的に書いていくというのが
この系統図法の特徴でもあります

それではこの系統図法の作り方を
説明していきましょう

 

系統図法の作り方の5ステップ

系統図法の作り方(テンプレート付)と種類を知って具体策を絞り込む

系統図法の作成事例

系統図法の作り方は以下の
5つのステップで解説します

系統図法の作り方:5つのステップ
[STEP1]基本目的を設定する
[STEP2]制約条件を整理する
[STEP3]一次手段を考える
[STEP4]二次・三次と展開する
[STEP5]全体の流れを確認する

それではこの系統図法の作り方を
その作成事例を紹介しながら
順番に説明していきます

 

[STEP1]基本目的を設定する

解決したい問題あるいはテーマを
『〇〇を〇〇する』のカタチで
表現してみます

もし系統図法に慣れない場合は
『〇〇を〇〇するには?』と
書いてみると他のメンバーには
わかりやすくなるかもしれません

上記の事例では
『ボールペンの営業力を高める』を
解決したいテーマに設定しました

 

[STEP2]制約条件を整理する

次に目的・目標を達成していくため
制約条件が必要な場合は記載します

たとえば
人的制約、モノの制約、費用の制約、
期限などです

ない場合はこのステップは
スルーしてください

 

[STEP3]一次手段を考える

基本目的を達成していくための
一次手段として
『〇〇を〇〇する』の表現で
アイデアを出し合います

上記の事例では
ボールペンの営業力を高めるための
一次手段をメンバーで話し合って
『商品説明頻度を増やす』
『目標を決定する』
『他社商品の展開を調査する』
『商品知識を高める』の4つを
一次手段として検討しました

 

[STEP4]二次・三次と展開する

次は一次手段を目的として
それぞれ達成するための手段を
メンバー間で出し合っていき
これを繰り返し行っていきます

つまり逆に表現すれば
三次手段の目的は二次手段
二次手段の目的は一次手段
となるように構成するということ

こうやって検討を進めれば
右に行けば行くほどどんどん
自然に具体的になっていきますよね

 

上記の事例では
『商品説明頻度を増やす』ための
二次手段として
『お客さまに商品を説明する』を

『目標を決定する』ための
二次手段として
『店別の売上高実績をまとめる』など

より具体的になるよう展開しました

 

[STEP5]全体の流れを確認する

[STEP4]で三次手段まで展開できたら
三次手段から逆に目的を確認しながら

重要な手段を忘れてないか
もっと有効な手段はないか
全体の流れをチェックすることで
必要であれば新しい手段を追加して
系統図法が完成となります

 

系統図(方策展開型)の作成事例

系統図法の作り方(テンプレート付)と種類を知って具体策を絞り込む

系統図(方策展開型)の作成事例

事務作業の標準化を進めるための
方策を引き出すために上記のような
系統図を作成してみました

 

この系統図を作成るうことで
事務作業を標準化するには
『事務作業の手順書を作成する』
『仕事の分析ツールを使いこなす』
『業務のボトルネックを取り除く』
などなど多くの具体的な方策を
検討することが可能です

 

こういった方策を全員で見ながら
検討していくプロセスを共有すると
問題解決ってこうやってするんだと
新人や幹部教育にもとても有効です

 

一人で対策を考えるのもいいですが
やはり組織全体が強くならないと
てごわいライバル会社との競争に
勝てなくなってくる時代です

なぜなら彼らも同じように
総力戦で闘いを挑んでくるからです

ぜひこの系統図も使ってみてください

 

系統図法のエクセルテンプレートについて

系統図法の作り方(テンプレート付)と種類を知って具体策を絞り込む

系統図法のエクセルテンプレートについて

 

さて最後になりますが
以下のアンケートに協力をいただいた方に
エクセルテンプレートを
プレゼントさせていただいています

 

 

このエクセルテンプレートでは
系統図の作成に役立てるだけでなく
効果と実現性を◎、〇、△、×の
4段階評価による点数計算機能
さらに具体的に実行できるよう
何を、どのように、いつ、だれがの
記入欄が追加されている
実用性の高いテンプレートです

ぜひご協力のうえご活用ください

 

今回のまとめ

系統図法とはなにか?
その作り方と事例
さらにはそのテンプレートについて
今回はお話を進めてまいりました

目的と手段を整理することで
実行可能な組織的な姿勢をつくる

 

そういった時には
とても有効に働く新QC7つ道具

次回に説明する
マトリックス図法との相性も
抜群ですので楽しみにお待ち下さい

 

 

それでは今日はここまでです

今後とも宜しくお付き合い下さい☆

長文乱文を最後まで読んでくださり

いつもありがとうございます♪

すべては御社の発展のために
すべてはあなたの笑顔のために

 

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