タイムスタディ(時間研究)を劇的に簡単にする2つの対策ノウハウ!

タイムスタディ(時間研究)を劇的に簡単にする2つの極秘ノウハウ!

タイムスタディ(時間研究)を実践する時
実は情報集中に意外と時間が掛ります

要素作業に区切って、実際に計測して。。
やったことがある方はわかると思いますが
この計測にかかる時間がもう長いこと
  
  

実はそんな問題を劇的に解決できる!

今回はそんな
極秘?ノウハウをお伝えします
  
  
 

目次

タイムスタディ(時間研究)実施時の問題点

タイムスタディ(時間研究)を実行時には
いくつかの問題点が発生します

実行方法は過去記事をご参考ください

[getpost id=”2454″]

しかし理屈は理解していても
頭の中でシミュレーションしていることと
現実の作業とはどうしてもズレが生じます

その例をいくつか挙げてみましょう!
  
  
 

実施時の問題点①:作業者間で作業手順が違う

例えば、ある製品のある作業を改善すべく
タイムスタディ(時間研究)を実行する時
まず要素作業に分解します
  
確かこの時はこうやって
次はああやって。。。

そうして実際にストップウォッチと持って
工場に入っていったら。。。
一部の作業方法が事前に準備した作業と
違っていて計測できなくなる!!
  
  

そんなエラーが必ず起こります
  
  

それはなぜか??
  
   

作業手順の標準化が図れていないからです

いや、カタチの上では図られていても
よりよい作業方法をみつけていたり
変更したはずの方法が守られてなかったり
原因はさまざま

結果的に計測ができなくなるので
要素作業の区分から何回もやり直す

そんなことが本当によく起こるんです
  
  

さらに同様に、こんなことも起こります
  
  
 

実施時の問題点②:同じ作業者でも作業手順が変わる

びっくりですが
同じ作業者でも何回かに数回
作業方法が変わったりします
  
  

単純作業にアレンジを加えたり
疲れてきたから別バージョンで動いたり
ある条件が変わった時に反応したりと
ヒトって本当に柔軟性が高いのだと
感心したりもします
  
  

ですが、これも同様に
標準作業の徹底度合いの緩さによるもの

結果的に計測にエラーが発生し
その分多くの時間が追加されてしまいます
  
  

 

実施時の問題点③:同じ作業者でも作業手順が変わる

今後は要素作業の分解時に
エラーが起こる場合があります
  
  

まず最初に要素作業に分解します

確かこの時はこうやって
次はああやっているハズ

そうやって思い出している内に
『あ!ここはこうすべきじゃないか?』
『あれはああやった方が合理的だ!』など
どうしてもその時点に
もう改善案が溢れ出てきてしまうもの
  
  

それ自体はとても良いことなのだけれど
もう改善した内容をついつい
要素作業として書いてしまって

現場に出て計測しようと思ったら
作業が違うので計れない。。。
なんてことが起きます!
  
  
もう冗談のようですが
これらのわずかなズレが組み合わさって
時間計測不能の状態を生み出すため
出戻りパターンが多くなるのです
  
  
 

実施時の問題点④:そもそも計測には慣れが必要

ストップウォッチで時間を計測する

シンプルなのですが作業時間の計測の場合
連続観測という難しさがあります

そもそも動作を観察して
どの時点の瞬間を記録すればよいのか
ということを把握しておく必要があります

次の作業のスタートの瞬間を記録する

そう捉え勝ちですがそれでは
本当に実測が困難となります

やってみるとわかりますが
前の作業の終わる瞬間を捉えることが
実測値が安定するものです

そんなノウハウも持たず、慣れもなく
それで実測しようと思えば
記録を逃すことも多々起こり
結局、何度も計測し直すことに。。。

大変ですよね
  
 

劇的に簡単にする対策ノウハウ1:標準作業を全員で話し合う場を設ける

問題が明らかになっているということは
対策も可能ということです

そのため劇的な改善が期待できる
2つの極秘ノウハウをお伝えいたします

  
1つ目は。。。  

作業者間ないし同作業者での手順変更対策
あるいは、最適な手順を決める目的で
全員で話し合っていただきたいんです
  
  

もう時間は短くてもいいと思います

皆さまは事前に自分の作業手順を
付箋に書いてきてもらって
それぞれの手順を模造紙の上に貼って
説明をしてもらいます
  
  

で、誤差がある場合、または
表現の細かさの違いがある場合は
それらをしっかりと話し合って
平均的な作業手順を拾い上げます

このことにより標準作業が明らかになり
計測エラーの確率がグンと減ります
  
  

またそのやりとりによって
最適な作業のアイデアが生まれる機会にも
なり得るでしょう

まずはこれをやってみてください
  
  
 

劇的に簡単にする対策ノウハウ2:スマホで動画を撮る

タイムスタディ(時間研究)を劇的に簡単にする2つの極秘ノウハウ!

これはもうテクノロジーの進化ですね!
  
  

スマホで対象の作業を撮影してください

ただし!その前にスマホにあるアプリを
インストールしてして欲しいのです
  
  

それは。。。
  
  

ストップウォッチの表示付き動画を
作成することができるアプリです
  
  

ちなみに私西本めはiPhoneなので
こちらをよく活用しています
>>ストップウォッチビデオ<<

Androidも探せば同様なアプリが
あると思いますのでそれを活用して下さい

これで動画を撮ることで計測作業の誤差が
ほぼなくなるといっていいと思います

撮影動画には秒数が表示されているため
作業は終わる瞬間に動画ストップして
時間を計測&記録して
またリスタートして止めて計測&記録を
繰り返すことで短時間で正確な計測が
可能となりますのでオススメです

 

タイムスタディ(時間研究)を劇的に簡単にする2つの対策ノウハウ!まとめ

さていかがっだったでしょうか?

ま、でもこのノウハウは
実行してみる方にしか価値のない情報です

ぜひやってみて改善や工夫を施し
さらにやってみるを繰り返すことで
ご自身の職場に合った方法を
見つけていただくことがベストだと考えます

  
   
 

 
  
  
それでは今日はここまでです
今後とも宜しくお付き合いください☆

長文・乱文を最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます♪

すべては御社の発展のために
すべてはあなたの笑顔のために

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

 大手総合電機メーカーで20年間経験を積んで平成22年に独立。10年間で600社を超える中小企業支援、そして自らも小売業を立ち上げて業績を安定させた実績を持つ超現場主義者。小さなチームで短期的な経営課題を解決しながら、中長期的な人材育成を進める「プロジェクト型課題解決(小集団活動)」の推進支援が支持を集めている。

目次