3s活動の再スタートの際のポイントや注意点

3s活動の再スタートの際のポイントや注意点

3S活動が一旦滞ってしまって
これを再スタートしたい

そんな時に押さえるべきポイント
また再スタート時の注意点などについて
今回は解説してまいります。

と、いうのも実は
このサイトへのお問合せがあったのです。

3S活動についてお伺いしたいことがありメールを送らせて頂きました。
以前より整理整頓を実施してきているのですが、日々の業務の優先順位が高くなり、個人差がかなりある現状となっています。
そこで再度3S活動を進めたいのです。 
会議にて今後の活動に関してプレゼンを行うのですが、その進め方や周りを巻き込むようなポイントなどがあればお聞きしたいと思います。 
こちらのサイトをよく観ながら自分なりにも考えることも必要と思いますが、コツなどを知れたら助かります。

当サイトに興味もっていただき
そして問合せをありがとうございます。

おそらくこの疑問
多くの方もお持ちになっているのでは?
との発想からお伝えしようと考えたわけです。

 

補足としてH様からは質問の要点として

①再活動の際のポイントや注意点
②活動に個人差が出た時の解決ポイント
③うまく周りを巻き込むプレゼン方法

の3点とまとめていただきました

それを元に解説を進めて参ります。

 

目次

3S活動の再スタート前の問題点

3S活動は継続が難しいと呼ばれています

皆さまの職場でも3S活動を始めたものの
停滞してしまうことがあると思います

ではいったいそれは
どういった理由が考えられるでしょうか?

一番やっかいな要因は。。。

 

マンネリ化です

同じ時期に、同じメンバーで
同じようなイベントを繰り返す

確かにある程度までは
整理によってスペースを確保して
整頓によって効率化が進み
清掃によってピカピカ度が高まる

そういった分かりやすい成果を
追いかけることで喜びを感じられるし
リーダーも評価しやすいでしょう

しかし一定のレベルまで達成すると。。。

 

昨日と今日の違いもわかりにくくなり
リーダーもだんだんと評価しにくくなる

以前と比べてもう充分きれいになった
今日やったけどそんなに変わらない
え?こんなこといつまで続けるの?

なんて声が聴こえてきます

つまりモチベーションを保ちにくい
そんな環境になるわけです

 

で、手を抜くと上司に叱られます
そうするともう何も考えず
怒られない程度にやっているフリだけ

これでは良い職場にはなりませんよね

ではいったどうすればよいのか

そのポイントを考えていきましょう♪

 

組織の公式活動であることの再コミットが重要

会社の方針として
活動を再スタートさせることを
まずはしっかりと
宣言いただくことが必要です

 

そしてそれは
何のために必要なのか?を明確にします

◯当たり前のことをしっかりできる職場にするため
◯働く場所への感謝を表せる人間づくりのため
◯一人ひとりの協力で成り立つ素晴らしい活動であること
◯お互いに心地よい職場づくりを進めることができる

関わる全従業員が
自分達が進める活動であることを
再認識をいただくことが重要なのです

間違っても会社の仕事だからやれ、などと
一刀両断することはあってはなりません
それぞれが前向きになれる理由の提供
これは活動の運営側の責任です

 

3S活動の再スタート時の注意点

対処すべき問題点はマンネリです

そのため新たしい風を吹かせます

例えば、
推進リーダー・メンバーを変更
取組むテーマを変える
やり方をこれまでと違うものに

あれ?ちょっと違うな、と
感じて頂くことが大切です

 

さらに具体的に表現するなら

推進組織は毎年最低1名は入れ替える
次期リーダーはスタート時に指名しておく
テーマは新リーダーが決定して発表する
定期的な3Sパトロールの実施
活動時間を決めて徹底して守る工夫
など、考えればいろいろ出てくるかと

 

ただし、上記を考えていくためには
やはり活動に関する学習は必要です

リーダーとして関連する書籍などで
個人勉強を進めることはもちろんのこと

外部セミナーに参加する
ないし、社内に第三者の研修講師を呼んで
全従業員に対し正しい考え方を
インストールしていくことも有効です

 

さて、いかがだったでしょうか?
H様からの質問項目は3つあり
1つ目の解説でした。

また後日にてあと2項目
説明を進めたいと考えます

 

 

それでは今日はここまで
今後ともよろしくお付き合いくださいませ☆

長文・乱文を最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます♪

すべては企業発展のために
すべてはみんなの笑顔と元気のために

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この記事を書いた人

 大手総合電機メーカーで20年間経験を積んで平成22年に独立。10年間で600社を超える中小企業支援、そして自らも小売業を立ち上げて業績を安定させた実績を持つ超現場主義者。小さなチームで短期的な経営課題を解決しながら、中長期的な人材育成を進める「プロジェクト型課題解決(小集団活動)」の推進支援が支持を集めている。

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