3s活動でうまく周りを巻き込むプレゼン方法について

3s活動のプレゼンの威力~継続をもたらすたった1つの方法~

3S活動の正しい進め方としては
全従業員に対して全社的活動だと
ご認識いただくことからスタートです

つまり。。。3S活動ではうまく
周りを巻き込むことが大切なのです

そのために必要となってくるのが
従業員に対するプレゼンです
 
でも、いざその機会がめぐってきても
なかなかどう行えばいいのか分からない

そんな声をよくお聞きします
 
そこで、今回は
3S活動のプレゼン方法について
お話してまいりましょう
 

目次

3S活動の進め方の重要ポイント

もう何度もお話しているポイントですが
3S活動を、全従業員が自身の仕事だと
そう思っていただけることが大切です

そうでなければ
ただ指示どおり掃除していればよい
ただ言われた通りしているフリだけ
と、心のない活動になってしまいます

これではいったい
何のために3S活動を進めているのか
まったくわかりませんよね
 
つまり3S活動は、自らが率先して
進めるべき仕事なんだという認識を
強めていただく必要があるわけです

そのためにはいったい
どういったプレゼン方法が有効に働くのでしょうか?
 

 

3S活動の正しいプレゼン方法について

3S活動のサイクルを継続するタイミング
再スタートをきるタイミング

まず様々なタイミングを最大限活用して
3S活動について説明機会をつくります
 

やはりコマーシャルと同じで
何回も核心に触れることで認知は上がります

その上でプレゼン方法は以下の3つが重要です

 

1.なぜ必要か?目的を明らかにする

普通は組織の上層部から
上から目線で『やれ』と言わんばかりに
指示・命令して始まることが
多いのではないでしょうか?

『我が社は3S活動を強化します!
では皆さま、ご協力をお願いします!』

これでは従業員の皆さまの納得感はゼロ
完全にやらされ感で始まりますよね
 

中には感性の高い従業員がいて
あ、これ大切だな、と気づくヒトは
必ず出てくるでしょう

しかし、そんなことに期待するようでは
社内イベントとしてすでに失敗です
 
やはり、しっかりと
なんのために必要なのか?について
熱意とともに説明が必要です

 

例えば。。。
〇 我が職場は当たり前のことを
 バカにせずちゃんとする職場を目指す
〇 そのためには常にキレイに保てる
 ことが当たり前な職場になる必要あり
〇 そのために3S活動を徹底して行う
 ことにした
〇 皆さまも自らの課題として捉えて
 積極的に活動してください
〇 これは会社の決定事項と理解下さい

など、しっかり伝えるべきであり
これに反対する方も少ないかと思います

まずは理解を得るための主張ですが
こういったお話は何回も伝える必要があります

 

2.理想的な姿=ゴールを共有する

できれば全員で集まる機会をつくって

困難であればアンケートで意見を集めて

仕事をする上でどんな職場が快適なのか
話し合って欲しいのです
 
『壁が白く清潔感がある』
『床がピッカピカな職場』
『合理的でムダがない作業が可能』

そんなに間違っていない意見がでるハズ

 
その意見の集大成として
どんな職場が全員にとって快適なのか?
自慢できる職場はどんな環境なのか?
実現してみたい職場の姿とは?
 
を考えた結果、出来上がった理想的な職場

それをゴールとしてイメージして
そのための3S活動としてスタートする

 

そうしてはじめて
皆さまは自らがつくったゴール
自ら望んだ職場の姿を実現させるため
そのための活動としての認識が強まります

 
もちろんアンケートで設定した場合は
一部のメンバーで全員の意見で
組み上げたゴールであることを
しっかり伝える必要があります

 

全員が実現させたい!
そんな職場をつくるための
3S活動であることをご理解いただたきたいのです
 

そのため、プレゼンの内容には
そのゴール=達成すべき職場を
しっかりプレゼン内容に入れておきます

 

3.推進責任者を明確にする

あとは何をどうやって実現するのか?

それを考える推進メンバーを組織します
 

これは従来の組織表と似た形に
なることがほとんどですが
最初はそれで仕方ありません

しかし別モノをとらえてください
 

その推進メンバーに対して
改まったカタチでしっかりと
目的とゴールを説明します

『あなた方にこのミッションを
 おまかせしました!』

とカタチにしておきたいのです
 

そのうえで、全員の前のプレゼン内容に
しっかり盛り込んでおいて
全員の名前を読み込んでください
 

そのことでメンバーそれぞれが
『しっかり取り組むべきなんだ』
と腹をくくる機会にできます
 

 

周りを巻き込むプレゼン方法まとめ

1.なぜ必要か?目的を明らかにする
2.理想的な姿=ゴールを共有する
3.推進責任者を明確にする

 

3S活動に限ったことではありませんが
皆さまを巻き込んでいくスタイルは
組織運営にはかかせません

そういう意味では
どの活動を開始するとしても
必要な項目と言えるでしょう

 

さて、いかがだったでしょうか?
H様からの質問項目の3つ目を終えました

また、皆さまから質問があれば
今回のようにシェアできればと考えます

 

 

それでは今日はここまで
今後ともよろしくお付き合いくださいませ☆

長文・乱文を最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます♪

すべては企業発展のために
すべてはみんなの笑顔と元気のために

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この記事を書いた人

 大手総合電機メーカーで20年間経験を積んで平成22年に独立。10年間で600社を超える中小企業支援、そして自らも小売業を立ち上げて業績を安定させた実績を持つ超現場主義者。小さなチームで短期的な経営課題を解決しながら、中長期的な人材育成を進める「プロジェクト型課題解決(小集団活動)」の推進支援が支持を集めている。

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