自らの改善マインドを育てるという決断が将来を安定させる

自らの改善マインドを育てるという決断が将来を安定させる

どれだけIE手法が使えるようになっても
どれだけ改善ができるようになっても

自らが会社を良くするという考えを
従業員全員が持たないかぎり
会社はよくなるハズがありませんよね

 

なぜなら。。。

 

全員がよくしようと考えている会社には
やっぱり勝てないからです

え?それってほんと?
今回はそんなお話です

 

目次

我々が掴み取る安定とは


最近では安定っていう言葉は夢物語ですよね

『時代の安定』
『会社の安定』
『人生の安定』

 

いやいや、そんな空気じゃない

『時代の不安定』
『会社の不安定』
『人生の不安定』

こちらの言葉の方がよく目にします

 

残念ながら正直
ビジネスの世界では
特に中小企業では

この不安定こそがチャンスです

 

安定の時代にはガチガチに利権が絡み
賢い方々が牛耳っているのが世の常

真面目でバカな我々にはとうてい
自頭が良い方々には敵わないのです

 

しかし一方で不安定の時代には
賢い方々も変化への追従は至難の技

そのため我々にもチャンスが到来します

そう、ダーウィンの進化論と同じく
環境に適応したモノが生き残るのです

 

したがって我々中小企業にとって安定とは
不安定な時代にしゃかりきに追従している
そんなスタイルがスタンダードだと

『止まったら死ぬ』という
間寛平師匠ばりの宿命を背負っていると
言っても過言ではないでしょう、苦笑

 

企業を取り巻く経営環境


一般的に我々企業は競争環境の中に
身を置いています

特に中小企業は我が国で381万社
まさに星の数ほど散りばめられた夜空状態

それぞれが、それぞれに
顧客に選ばれるのを待っています

自らの改善マインドを育てるという決断が将来を安定させる

お客さまはそれぞれの判断基準で
購入先を選定します

 

どういった目的で購入するのか
なにがきっかけで買おうと決断したか
どういう理由でウチに決めてくれたのか

それらはすべて
こちらからの提供価値に対して
反応してくれたものです

 

それは機能(付加価値)なのか
イメージなのか、感情なのか

それに掛け算して

品質なのか、価格なのか、納期なのか

 

お客さまが我々のどの特徴を
高く評価してくれるのか?

それは他社と比較して決められることが
ほとんどであると言えます

 

自らの改善マインドを育てるということ


つまりそんな個性の強い存在として
市場に認知されるゴールを考慮すると
いまだ伝説のように信じられていますが…

はたして
『社長』ひとりで他社に勝てますか?
一部の優秀だろう方々だけでいけますか?

自分が何の役にも立たないと
本当に思っているのでしょうか?

 

相手はもうそのことに気づいて
総力戦を挑んで来ているでしょう

いまの時代そんな状況でないと
生き残れないところまで来ています

それはすでに空気で理解できていること

 

ならばいったい
あなたはこの会社の何の役に立つのか?

 

もう躊躇している場合ではなく
恥ずかしがっている場合でもなく
出し惜しみしている場合でもないです

 

ただし、
闇雲に動け!っていうわけでもなく
しゃかりきに頑張れって
いうわけでもありません

ただ、ただ
改善しようとするマインドを育む

 

眼の前の課題を見つけたら
なんとかしようと自らがさっと動く

 

常に問題をほったらかしの職場のように
誰かが捨ててくれるだろうゴミのように
きっと助けてくれるだろう夢のように

もう淡い期待に依存したままより
現実の世界に身を置いて頂きたいのです

 

みんなの協力なくして
一人ひとりの取り組みなくして
あなたの協力なくして

この会社は成り立たないということ
あなたの安定はありえないということ

 

それは会社を移っても
同じことがめぐりめぐってきます

 

決断しなければ継続はできない


もう賢明な方ならお分かりのはずです

 

我々は民主主義経済のいうルールの中で
競合がひしめく厳しい競争関係の中で
お客さまに選ばれる必要があります

 

あなた自身が改善マインドを持つことが
わずかの差で選ばれる要因を創ります

なので決断していただきたいのです

 

もう傍観者をやめて
この会社の当事者になると
このゲームのプレイヤーになると
このドラマの主人公になると

 

その決断なしでただ
会社がよくなるよう貢献しようと考えても
途中であらゆる理由に負けてしまいます

 

競合に勝つ前に、自分に負けるのです

 

性善説でもなく、性悪説でもなく性弱説
ヒトは弱く流されやすいもの

だかこそ決断というアンカーを降ろす
杭をうがつ、退路を断つ

 

そうやって全員が前向きになった時
わずかの差でライバルに勝つことができる

なのでぜひ
皆さまも自らが改善マインドを育てること
その決断をすることを意識してみてください

そうした時はじめて本当の
仕事の面白さに気づくことができます

 

踏み込んだモノにしか見えない景色が
あなたの視界に飛び込んできます

それを仕事仲間と共有できれば最高ですね!

 

 

 

それでは今回はここまでとなります
今後とも宜しくお付き合いください☆

長文・乱文を最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます♪

すべては御社の発展のために
すべてはあなたの笑顔のために

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この記事を書いた人

 大手総合電機メーカーで20年間経験を積んで平成22年に独立。10年間で600社を超える中小企業支援、そして自らも小売業を立ち上げて業績を安定させた実績を持つ超現場主義者。小さなチームで短期的な経営課題を解決しながら、中長期的な人材育成を進める「プロジェクト型課題解決(小集団活動)」の推進支援が支持を集めている。

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