タイムスタディ(時間研究)を実践する時
実は情報集中に意外と時間が掛ります
要素作業に区切って、実際に計測して。。
やったことがある方はわかると思いますが
この計測にかかる時間がもう長いこと
実はそんな問題を劇的に解決できる!
今回はそんな
極秘?ノウハウをお伝えします
タイムスタディ(時間研究)実施時の問題点
タイムスタディ(時間研究)を実行時には
いくつかの問題点が発生します
実行方法は過去記事をご参考ください
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しかし理屈は理解していても
頭の中でシミュレーションしていることと
現実の作業とはどうしてもズレが生じます
その例をいくつか挙げてみましょう!
実施時の問題点①:作業者間で作業手順が違う
例えば、ある製品のある作業を改善すべく
タイムスタディ(時間研究)を実行する時
まず要素作業に分解します
確かこの時はこうやって
次はああやって。。。
そうして実際にストップウォッチと持って
工場に入っていったら。。。
一部の作業方法が事前に準備した作業と
違っていて計測できなくなる!!
そんなエラーが必ず起こります
それはなぜか??
作業手順の標準化が図れていないからです
いや、カタチの上では図られていても
よりよい作業方法をみつけていたり
変更したはずの方法が守られてなかったり
原因はさまざま
結果的に計測ができなくなるので
要素作業の区分から何回もやり直す
そんなことが本当によく起こるんです
さらに同様に、こんなことも起こります
実施時の問題点②:同じ作業者でも作業手順が変わる
びっくりですが
同じ作業者でも何回かに数回
作業方法が変わったりします
単純作業にアレンジを加えたり
疲れてきたから別バージョンで動いたり
ある条件が変わった時に反応したりと
ヒトって本当に柔軟性が高いのだと
感心したりもします
ですが、これも同様に
標準作業の徹底度合いの緩さによるもの
結果的に計測にエラーが発生し
その分多くの時間が追加されてしまいます
実施時の問題点③:同じ作業者でも作業手順が変わる
今後は要素作業の分解時に
エラーが起こる場合があります
まず最初に要素作業に分解します
確かこの時はこうやって
次はああやっているハズ
そうやって思い出している内に
『あ!ここはこうすべきじゃないか?』
『あれはああやった方が合理的だ!』など
どうしてもその時点に
もう改善案が溢れ出てきてしまうもの
それ自体はとても良いことなのだけれど
もう改善した内容をついつい
要素作業として書いてしまって
現場に出て計測しようと思ったら
作業が違うので計れない。。。
なんてことが起きます!
もう冗談のようですが
これらのわずかなズレが組み合わさって
時間計測不能の状態を生み出すため
出戻りパターンが多くなるのです
実施時の問題点④:そもそも計測には慣れが必要
ストップウォッチで時間を計測する
シンプルなのですが作業時間の計測の場合
連続観測という難しさがあります
そもそも動作を観察して
どの時点の瞬間を記録すればよいのか
ということを把握しておく必要があります
次の作業のスタートの瞬間を記録する
そう捉え勝ちですがそれでは
本当に実測が困難となります
やってみるとわかりますが
前の作業の終わる瞬間を捉えることが
実測値が安定するものです
そんなノウハウも持たず、慣れもなく
それで実測しようと思えば
記録を逃すことも多々起こり
結局、何度も計測し直すことに。。。
大変ですよね
劇的に簡単にする対策ノウハウ1:標準作業を全員で話し合う場を設ける
問題が明らかになっているということは
対策も可能ということです
そのため劇的な改善が期待できる
2つの極秘ノウハウをお伝えいたします
1つ目は。。。
作業者間ないし同作業者での手順変更対策
あるいは、最適な手順を決める目的で
全員で話し合っていただきたいんです
もう時間は短くてもいいと思います
皆さまは事前に自分の作業手順を
付箋に書いてきてもらって
それぞれの手順を模造紙の上に貼って
説明をしてもらいます
で、誤差がある場合、または
表現の細かさの違いがある場合は
それらをしっかりと話し合って
平均的な作業手順を拾い上げます
このことにより標準作業が明らかになり
計測エラーの確率がグンと減ります
またそのやりとりによって
最適な作業のアイデアが生まれる機会にも
なり得るでしょう
まずはこれをやってみてください
劇的に簡単にする対策ノウハウ2:スマホで動画を撮る
これはもうテクノロジーの進化ですね!
スマホで対象の作業を撮影してください
ただし!その前にスマホにあるアプリを
インストールしてして欲しいのです
それは。。。
ストップウォッチの表示付き動画を
作成することができるアプリです
ちなみに私西本めはiPhoneなので
こちらをよく活用しています
>>ストップウォッチビデオ<<
Androidも探せば同様なアプリが
あると思いますのでそれを活用して下さい
これで動画を撮ることで計測作業の誤差が
ほぼなくなるといっていいと思います
撮影動画には秒数が表示されているため
作業は終わる瞬間に動画ストップして
時間を計測&記録して
またリスタートして止めて計測&記録を
繰り返すことで短時間で正確な計測が
可能となりますのでオススメです
タイムスタディ(時間研究)を劇的に簡単にする2つの対策ノウハウ!まとめ
さていかがっだったでしょうか?
ま、でもこのノウハウは
実行してみる方にしか価値のない情報です
ぜひやってみて改善や工夫を施し
さらにやってみるを繰り返すことで
ご自身の職場に合った方法を
見つけていただくことがベストだと考えます
それでは今日はここまでです
今後とも宜しくお付き合いください☆
長文・乱文を最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます♪
すべては御社の発展のために
すべてはあなたの笑顔のために