IE手法の7つ道具③工程分析の概論編 工程分析でムダを見える化する
IE手法の7つ道具③工程分析の概論編 工程分析でムダを見える化する

前回はIE手法の7つ道具の2つ目
稼働分析のワークサンプリング法について
少し詳しくお伝えしました

これである程度の負荷で
簡略的な稼働状況を把握できます

【前回記事】>IE手法の7つ道具②稼働分析2ワークサンプリング法編

この稼働分析は『作業の流れの改善』方向

では『製品の流れの改善』方向として
工程分析がIE手法として
代表的なツールのひとつである工程分析

ではこの工程分析の概論について
解説を進めていきましょう

しばらくお付き合いくださいませ

工程分析とは?~工程を分析する手法~

工程分析とは工程を分析する手法です

はい、ホントそのまんまな表現なのですが
もっとも分かりやすい説明ですが
いつものように日本能率協会の定義から
確認してみましょう

【工程分析とは】
工程分析とは製造現場において、材料や製品がどのような手順・経路で作られるかを工程の系列でとらえ、決められた記号で表し、現状を明らかにして改善の着想を得る方法である。

これはヒトや設備に着目するのでなく
製品やモノの流れに着目して
改善をする方向の手法です

ま、基本的な表現方法をまずは
理解していただければと考えます

他の手法もすべてそうなんですが
一定の手順に沿って資料を作ってみても
自動的に答えがみつかるというものでは
残念ながらありません

改善の着想を得るか得ないかは
現状を明らかにしたあとの
関係者の発想力委ねられています

つまり分析はその材料集めだと
捉えれば大きくは間違わないと考えます

工程分析の種類と目的

工程分析には4種類のタイプがあります

【工程分析の種類と目的】
◯ フロープロセスチャート(加工工程分析)
 1つの品種の分析に用い、1つの材料を加工していく職場を把握する場合
◯ アッセンブリーチャート(組立工程分析)
 1つの品種の分析に用い、複数の材料(部品)を組立していく職場を把握する場合
◯ 経路分析(類似工程分析)
 多数の品種から代表品種を選び出す場合や、工程毎の負荷・工程間の運搬量などを把握する場合
◯ フローダイヤグラム(流れ分析)
 工程系列が違う多品種の生産を行っている職場のモノの流れ(工程間の相互関係など)を把握する場合

職場のタイプや得たい成果によって
上記4タイプから適宜選択して活用します

工程分析の目的

それでは工程分析、いったい何のために
分析を実施するのでしょうか?

工程分析の目的をはっきりさせておきしょう

・工程系列の概要把握
・生産期間の短縮
・仕掛りの削減
・工数の低減
・レイアウト改善
・工程の構成や各工程の相互関係を明らかにする
・工程の不必要な部分を見つけ出し、改善検討対象を明らかにする
・工程の種類や順番について問題を見つけ出し、改善検討対象を明らかにする

ところが今回は工程分析を行うのですが
そもそも『工程』とはどんな存在でしょうか?
ここの定義もはっきりさせておきましょう

工程分析の工程とは?

だいたいの感覚的なイメージは
おそらく皆さま合致していると思います

しかし丁寧に捉え直す意義も踏まえて
改めて確認してみます

IE手法の7つ道具③工程分析編 工程分析で製造を見える化する

くくり方にも色々なレイヤーがありますが
この緑色部分が工程ですね

一方で工程にも種類があります

 

工程分析の工程の種類

工程分析の工程は4種類です

【工程分析の工程の種類】
1)加工工程
目的に向かって変化(変質・変形・変色・組立・分解)している工程
2)運搬工程
1つの作業域から他の作業域へ移動(積込み・移動・荷卸し)している工程
3)検査工程
数量や品質を評価している工程
4)停滞工程
停止または貯蔵・滞留している工程

工程分析以外の分析手法では
どうしても1)に着目をします

なぜならヒトや機械が
仕事をしているということに
着目をした分析手法だからです

一方この工程分析は
2)3)4)も分析対象となっています

なぜなら製品の流れに着目をする
分析手法だからです

そのため工程分析でしか
表舞台に現れないムダもあるため
ぜひ改善に結びつけて欲しいと思います

 

IE手法の7つ道具③工程分析の概論編のまとめ

いかがだったでしょうか?

工程分析のイメージを掴み始めたところで
工程分析の代表的な手法の
フロープロセスチャート(加工工程分析)
について詳しく説明したいと思います

ぜひ続編をお楽しみにお待ちください!

 

 

それでは今日はここまでです
今後ともよろしくお付き合いくださいませ☆

長文・乱文を最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます♪

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