IE手法を習得しようとする狙いは
もちろん収益力の向上でしょう
IE手法の使い方を学んで
それを組織的に進めることができたなら
小さな改善事例が波紋のように広がります
その定期的活動に加えて
必ず取り組んで頂きたいことがあります
それは。。。
情報のデジタル化です
それを取り組むことで収益性を飛躍的に
向上させることができると同時に
我が社の将来に風穴を開けることが
可能となります
それはどういうことか?
今回はそんなお話です
中小製造業に襲いかかる大きなデジタル変革の波
第4次産業革命
製造業にはそんな大きな変革の波が
押し寄せようとしています
そんな中、大企業は組織変革や新サービス
への投資、海外への事業展開など
経営の軸をデジタル技術にシフト中です
しかし我々中小製造業はなかなか
デジタル技術を使いこなせているとは
いえませんよね
デジタルに明るい人材がいない
設備投資予算の不足など理由はいろいろ
でもそれってもう迷っていたり
躊躇しているような問題でもないんですよ
デジタル技術で収益を上げることの意味
第4次産業革命って
モノからコト、さらにコトからヒト
製造業のサービス化 など
売上手段やコストダウンへの新たな手段が
技術の進化によってもたらされています
売上手段については
さまざまなITサービスを付加することで
客単価を向上させていたり
そもそもWEBというマーケットを捉えて
集客スキームを構築したりと盛んです
一方でコストダウンも
デジタルツールを使った効率化をはじめ
設計から製造、保守保全までの最適化
工場とオフィス、外注との情報共有など
こちらもすごいことになっている
それなのになぜ
我が社ではその活用が遅れてしまうのか?
それが大きな課題なんです
中小製造業のデジタル技術活用への課題
もちろんスマートファクトリーやIoTなど
デジタル技術活用への関心はあるはずです
ところがその導入を進める人材が
いないことが大きな壁となっています
このデジタル技術の導入は
トップダウンとボトムアップの両面から
実行を進める体制が必須
そのトップはIT知識が不足
逆にIT会社は製造知識の不足
お互いの知的な歩み寄りは
時間と根気が必要となり
また後日となり勝ちになります
またこれをワンストップで解決できるのは
大企業メーカーのエンジニアのみ
つまり、大きな予算がかかるのです
もう八方塞がりでしょうか?
いえいえそう世の中
捨てたもんじゃないです、笑
中小製造業が選択すべき戦略とは?
すべては費用対効果
大きな予算もそれに見合う効果があるなら
積極的に活用すべきだろうし
資金がない中小製造業にとっても
金融機関を口説く大きな理由になり得ます
つまり、現在どんな成功事例が存在して
それが我が社はどのように実現できて
いったその効果はいかほどなのか
それが不明確であることが
我が社が一歩を踏み込めない要因です
その情報を取りに行くために
インターネットや書籍や新聞、雑誌
関連した展示会やセミナーなどに参加
しかしなんだか今ひとつ
わかったような、わからないような
それが現実ですよね
そんな中小製造業のために
国が相談窓口をつくってくれたんです!
それが『スマートものづくり応援隊』です
スマートものづくり応援隊について
『スマートものづくり応援隊』は
全国各地に存在していて
中小製造業の第4次産業革命の支援のため
相談窓口を設けました
生産技術に秀でた企業OBや
IoTやロボット等に知見のある専門人材を
我が社に派遣して一緒に改善してくれます
興味がある企業はぜひ相談してみてください
その他の支援策について
その他、資金的な部分の支援もあるようです。
IT活用促進資金 By 日本政策金融公庫
日本政策金融公庫は
中小製造業がIoT導入の設備資金を
低利で融資する『IT活用促進資金』
があります
スマートものづくり応援隊などの
専門家支援を組み合わせての融資制度です
国民生活事業と中小企業事業と2つあり
それぞれ上限額やコンセプトなど
微妙な違いがあるようです
IT導入補助金 By 経済産業省
中小製造業がIT・IoTツールを導入して
生産性向上を図る際の必要経費を補助する
『IT導入補助金』があります
こちらは上限50万円で補助率は1/2
CADやERPなどにも活用可能とのこと
なんだか「経営診断ツールでの診断」
「IT導入支援事業者の選定」
「ITツールの選択」
など便利な機能が満載なページです
こういったIoT関連の助成制度は
今後はさらにもっと増えそうですね
要チェックです
収益力を飛躍的に向上させる戦略とは?まとめ
中小製造業はまだまだやるべきことが満載
初期段階として情報のデジタル化を進めて
AI(人工知能)スタンバイな体制を整え
我が社も時代の波に乗る選択だけは
できるようにしておきたいものです
それでは今回はここまでです
今後ともよろしくお付き合いくださいませ☆
長文・乱文を最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます♪
すべては御社の発展のために
すべてはあなたの笑顔のために