あなたはWeb3.0という言葉を
お聴きしたことがあるでしょうか?
製造業のDXを進めるうえで
デジタルに関する技術進化の方向を
掴んでおく必要があるかと思います
そこで今回はWeb3.0と呼ばれる技術
具体的にはブロックチェーンや
NFLなどの注目されている概念の
情報を整理してまいります
今回も読み終えるまでのお時間
しばらくお付き合いくださいませ
今後展開される新たなインターネットの世界:WEB3.0
これまで我々はインターネットと
うまく付き合ってきたかと思います
ただこのインターネットはまだ
生まれてから時間が経っていません
今後の展開を説明する前に
以下の3つの段階に分けることで
その歴史を振り返ってみましょう
Web2.0(2000年代)
Web3.0(今後~)
Web3.0というからには
Web1.0もWeb2.0も存在しています
それでは順を追って説明しましょう
Web1.0(1990年代)
我が国でインターネットが
普及し始めたのが1990年代でした
プロバイダと呼ばれるサービスが
インターネットに初めて繋いだのは
1992年だったようです
以降、Windows95が1995年に発売し
インターネットを使うことが普通に
なっていきました
多くのヒトは無数にある情報を
検索エンジンを使って探し出す
そんな情報の閲覧者がどんどん
増えていったのがインターネットの
第1世代というわけです
ただし、この時はまだ情報発信側は
HTMLというコードでサイト構築する
専門的な知識が必要でした
つまりこの時代のインターネットは
情報発信する側は限定的な存在で
ほとんどが情報を受ける側だった
ということなんですよね
Web2.0(2000年代)
そして2000年代に入ってから
多くの会社などが情報発信のため
インターネットを活用するように
なってました
特に大きくカタチが変化したのは
『SNS』の登場がきっかけでした
これによってインターネットは
『情報を閲覧する』ものから
『参加する』ものに変化しました
この段階が第2世代=Web2.0です
ただしそのSNSを運営する側や
情報を扱う企業が大きな力を持ち
経済的利益ばかりか個人情報などの
重要な情報が集中してしまう問題が
新たに明らかになってきたわけです
いわゆるGAFAと呼ばれる
プラットフォーマーの存在ですね
【関連情報】
Web3.0(今後~)
その問題解決に期待されているのが
第3世代インターネットなのです
第2世代によって情報の集中化が
進んでしまいました
そこで第3世代はその分散化のため
ブロックチェーンという技術活用が
進んできているのです
ブロックチェーンの仕組みとは?
ブロックチェーンとは、簡単には
分散台帳を実現する技術を指します
少し例を出して解説しましょう
今の一般的なシステム構成では
業務アプリ機能(プログラム)と
情報(データベース)をそれぞれ持ち
プログラムが情報(データベース)を
処理していく構図となっています
ですが新技術ブロックチェーンでは
このデータベース(台帳)を共通化
そして個々のPC同じ台帳を保有し
データの信用性を確認できるよう
ルール(プロトコル)化します
そのことによって各システムが
それぞれ台帳情報を保有する世界から
台帳情報が分散保有する世界に
移行させることが可能となる
つまり個々のPCが連携する
新たな世界へと進化させることが
可能となるんです
Web2とWeb3のイメージの違い
上記のイメージ図で示せば
さらに理解がすすむでしょうか?
サーバーから集中的に発信される
Web2.0:情報発信型の第2世代から
相互分散的に機能と情報を持ち合う
We3.0:情報交換型の第3世代へと
進化する方向性だということです
ブロックチェーンの仕組みが何をもたらすのか?
ではこれらブロックチェーン技術が
我々製造現場にどのような変化を
もたらしていくのでしょうか?
それは情報の分散化によって
デジタル機能を使うのに必ずしも
計算機を持つ必要がなくなります
つまりパソコンやスマホがなくても
期待する情報処理はクラウド上で
十分まかなえる世界になります
パソコンを購入するのではなく
デジタル機能は月額で契約する
手元に必要になるのは各機能を使う
ディスプレイや入力装置を代替する
デバイスがあればそれでよくなる
そして一部の巨大テック企業でなく
複数の中小がサービス展開すれば
まちがいなく適正な競争により
価格も適正に調整されますよね
そんな世界がWeb3.0と呼ばれる
インターネットの世界なんです
ブロックチェーンの仕組みとは?まとめ
ブロックチェーンに限らず
技術革新はどんどん進むと思います
それを使う我々にもそれ相応の
進化が求められます
このデジタル技術の進化を
味方につけるか、敵にまわすか?は
あなた次第、だということです
それでは今日はここまでです
今後とも宜しくお付き合いください☆
長文・乱文を最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます♪
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