「経営者と従業員に寄り添いビジョンの実現に向け伴走する」西川 和予(にしかわ かずよ)

西川和予(にしかわかずよ)

皆さま、初めまして。中小企業診断士の西川 和予(にしかわ かずよ)です。

2019年より中小製造業の支援を専門に経営コンサルタントとして活動しています。2020年からは公的支援機関の仕事もしており、家族経営の事業者から従業員300人規模の会社まで年間100社以上を実際に訪問、経営相談窓口も含めると年間250-300社の経営のお困り事や設備投資のご支援を行っております。

目次

素晴らしい技術があっても、会社は守れない。私が診断士を志した理由(経歴と原体験)

私は、大手電機メーカーの半導体部門で設計開発業務に20年余り従事した後、30人規模のファブレス企業へ転職し、生産管理やプロダクトマネージャーとして海外の生産工場や開発拠点と連携しながら生産や開発を進めてまいりました。

前職では特許を取得している独自技術を保有していましたが、収益性の悪化により最終的には事業停止に至りました。この時、すばらしい技術を保有していても経営が悪ければ企業として成り立たないと身をもって知り、「このような企業を減らし、そこで働く従業員を幸せにしたい」と思い、中小企業診断士を志しました。

開発技術者として従事していた際は、単に技術的に優れたものを作るだけでなく、コスト面では原価を意識し、品質面では歩留まり向上を意識した設計を行ってきました。また、顧客・市場で求められる仕様を検討するなど、マーケティング視点も取り入れて開発を進めていました。原価管理や品質管理の基本的な考え方は、生産部門(工場)とも話をする中で身に付いたと考えています。

また、突然の事業停止において、「経営者の孤独さ」を知ることになりました。幹部社員にも相談せず事業停止の決断を下さざるを得なかった経営者の苦悩は想像に難くありません。

一方、経営者から突然決定事項を聞かされた従業員は驚き、怒り、困惑など様々な感情が沸き上がる中で、経営者に対するマイナスな想いが膨らみ、ますます経営者が孤立することになりました。

この経験から、「経営者の良き相談相手になりたい」との想いを強くしました。経営者に寄り添い、従業員と経営者が理解し合い、会社全体の方向性を揃える支援をしたいと考えています。

年間100社を訪問して見えた「伸びる会社」と「危うい会社」(現場への思い)

この6年間、製造業の企業へ月10社前後訪問してきましたが、規模の大小に関わらず「3Sが行き届いている会社」「すれ違う従業員さんが挨拶してくれる会社」は業績が良く、生産性向上への意識も高く、受注拡大もできている、という傾向にあります。

また、社長だけでなく幹部・中堅社員からも相談をいただく会社は、従業員が自分事として会社について考えており、社長が孤独ではないように思います。

一方で、高い技術を保有しており、顧客から頼りにされてきた企業でも、その技術が一部の人に限定されており社内で共有できていなかったり、次世代の育成ができていなかったりと、長期視点で考えられていない場合、徐々に会社にほころびができたり、突発的な事象(コロナ禍など)が起きると一気に崩れる場合もあります。

現場で働く人々が、自分の仕事にやりがいを持ちいきいきと働けることが、会社のため、ひいては日本の製造業のために最も重要なことだと考えています。そのためのお手伝いができれば幸いです。

私の「強み」と貢献できること

1. ヒアリング力を生かした「適切な課題設定」

現在、経営相談窓口も含めると年間250-300社程度の経営者からお話を伺っていますが、話し始めは比較的表面上の話をしていた方もだんだん深い話をしてくださるようになり、1時間くらい話して終わるころには「こんなことまで話してしまったわ」と言われるくらい、しっかりとお話を聞くことができています。

対話を重ねる中で、社長さんの頭の片隅にあったことや、奥深くに眠っていたことが引き出されていると感じます。具体的な課題解決を行う前に、真の課題の抽出や課題の優先順位付けを行うことが重要です。適切なヒアリングにより課題の設定と整理を行うことで、あるべき姿に近づくスピードが速くなると考えます。

2. 経営者と従業員間の「ギャップの解消」

経営者と従業員は、その立場や役割の違いから、目標や優先順位、仕事に対する価値観にズレが生じます。このズレを放置すると、指示が伝わらない、納得感が得られないといった問題につながり、生産性の低下を招きます。

私は、経営者の意図を整理し、現場に理解しやすい形で伝えることで、このギャップの解消を支援します。会社員時代には長くプロジェクトリーダーとして、上位方針と現場の実情をつなぐ役割を担ってきました。この経験を活かし、共通の目標や言語を整え、納得感のある意思疎通の仕組みづくりを支援します。

さらに、リーダー層に対し対話力や問題解決力の向上を支援し、経営者と現場のつなぎ役として組織を牽引できる人材を育成し、一体感のある持続的な組織づくりを実現します。

社長さんは独りではありません。働きがいのある職場づくりを共に(企業へのメッセージ)

多くの経営者とお話しする中で感じるのは、皆さまが自社のことだけでなく、ものづくり全体や将来に対する強い想いを持っておられるということです。そのような社長さんの想いを形にするために、専門家としてご支援できればと考えています。

社長さんは独りではありません。従業員も皆、会社に貢献したいという想いを持っています。

ただ、話が噛み合わなかったり、想いが空回りしたりと、うまくいかないなと感じられる場面があるのではないでしょうか。

生産性を低下させる要因を取り除き、現場の力を引き出すことで、より良い職場づくりと競争力の向上が実現します。働きがいのある職場づくりと、自社の強みを最大限に発揮できる仕組みづくりを通じて、ビジョンの実現に向けたご支援ができれば幸いです。

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この記事を書いた人

大手電機メーカーでの設計開発や生産管理を経験した専門家です。過去に自社が優れた技術を持ちながら事業停止に至った原体験から、「経営者の孤独」に寄り添い、従業員との架け橋になることを決意しました。年間100社以上の現場訪問で培った高いヒアリング力を活かし、対話を通じて「真の課題」を引き出します。経営者と現場の間にある認識のズレを解消し、組織が一体となってビジョンを実現する「働きがいのある職場づくり」に伴走します。

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