皆さまは7つのムダはご存知ですか?
トヨタが生産の効率化を図るため
7つのムダを定義しました
そしてみんなで7つのムダを覚えて
徹底的に排除しようと考えたのです
そんな7つのムダとは何か?
7つのムダをなぜなくすのか?
その覚え方はあるのか?
今回はあらゆる事業にとって大切な
そんな7つのムダについて
しっかり説明してまいります
どうぞ宜しくお願いいたします
7つのムダとは何か?
ムダって恐ろしいです
なぜならこのムダというのは
そういうメガネに見ないと
目に見えないから不思議です
しっかり見える訓練をしないと
ヒタヒタと我々の知らない場所から
襲われてしまうリスクがあります!
ってオーバーに聴こえるかもですが
実際にライバルとの差を知らずして
事業の安泰はないですから
リアルに向き合う必要があるんです
そんな眼鏡というツールとして
この7つのムダという視点を使います
在庫のムダ
つくりすぎのムダ
手持ちのムダ
動作のムダ
運搬のムダ
不良のムダ
7つという覚えやすい数に
うまく整理されているなと思います
ではこの7つのムダとは
どんなムダなのか?
もう少し詳しく解説していきましょう
加工のムダ
皆さまは作業手順に則って
または上長の指示や先輩の教えどおり
お仕事を進めていると思います
でも考えたことはありませんか?
これっていったい何のために
やっていることなんだろうって
これまでの慣例で当たり前に
行っているすべての作業について
本当に必要な仕事なのかどうか
疑ってかかってみる瞬間も必要です
やっぱり全部必要だとわかったなら
これま以上に一心不乱に
徹底してやりきれますよね
そのためには仕事そのものが
本当に必要なのかどうか考えるため
最初に「加工のムダ」を
説明する必要があります
この「加工のムダ」
意外と多いんですよ
特に間接業務などは
このムダ撲滅に取り組むと
効果的です
在庫のムダ
次は在庫のムダです
完成品、部品、材料などが
倉庫の中で保管されています
その待っている在庫そのものが
ムダになってないですか?って
視点です
今、当たり前に目に見えている在庫は
本当に必要なモノなのでしょうか?
工程に無造作におかれた仕掛品
包装工程にあるダンボールの山
事務所に溜まっているボールペン
こういった視点で見ていくと
ムダな在庫、多くないですか?って
メガネをかけて職場を見てみて下さい
つくりすぎのムダ
覚え方の順番を説明するために
3番手とはなっていますがが
これが他のムダを生みだすほど
じつは最悪なムダです
生産管理が作り溜めを指示します
それが戦略上必要であれば
正当化できることもあります
しかし波状効果が高いため
できるだけストップする仕組みを
考えていく必要があるほど危険です
手持ちのムダ
加工のタイミングが合わず
待っているムダを指します
例えば前工程と後工程とあって
後工程はお客様の欲しい分を
早くつくりたい事情があるのですが
前工程は切り替えたくないばかりに
つくりすぎのムダを選択して
後工程が手待ちになっている
これは本当に時間をムダにするため
自分勝手な判断はやめてほしいですね
でもこういった間違った判断
意外と皆さま多くやっています
このムダを極力へらすことで
生産性が高くなります
動作のムダ
探す、しゃがむ、持ち替える、調べる
など不必要な動きのことです
人が楽にできないのであれば
それは「動作のムダ」として考えます
作業者にとってもメリットがあるので
一番イメージし易いのですよね!
動作経済の4原則というのも
有名ですよね
◯ 動作の数を減らす
◯ 距離を短くする
◯ 動作を楽にする
運搬のムダ
忙しいヒトは意外と
運搬に時間を使っています
でもよく考えると運搬って
お客さまにとっては何ひとつ
価値ではないんですよね
そのためモノの必要以上の移動、
仮置き、積替えなどのことを
運搬のムダとして捉えます
「つくりすぎのムダ」により生まれた
必要以上のモノは工程の中で場所をとり
別の場所に仮置きせざるをえないです
量が多くなると積み替えなどの
余計な仕事がまた発生したりします
これはやはり省きたいムダですよね
不良のムダ
不良品を廃棄したり、手直ししたり、
作り直しすることです
不良品をつくってしまって
廃棄せざるを得ない、というのは
わかり易いですよね
どう考えてもロスにしかなりません
でも例え手直しをして良品になっても
それにかかった時間や材料は
「不良のムダ」ですよね
7つのムダの覚え方
以下の語呂合わせで覚えて下さい
ざ:在庫のムダ
っ:つくりすぎのムダ
て:手持ちのムダ
と:動作のムダ
う:運搬のムダ
ふ:不良のムダ
つまり『かざってとうふ』です
動作だけ濁点がないですが
そこは臨機応変に対応ください、笑
7つのムダの覚え方~「かざってとうふ」でムダ撲滅~まとめ
こういった7つのムダの視点で
職場を見直してみて隠れているムダを
見つけて欲しいわけです
これ、本当に訓練が必要です
相互的な訓練にするために
全員で集まってムダ探しパトロールを
実施してみても面白い結果が
出てくるかもしれませんね
もし興味があるならIE手法も参考に
職場の見える化を進めてみてください
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それでは今日はここまでです
今後とも宜しくお付き合いください☆
長文・乱文を最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます♪
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