品質保証と品質管理の違いについて~しっかり価値を届ける考え方~
品質保証と品質管理の違いを知る重要性について~しっかり価値を届ける考え方~

ものづくりの世界ではよく耳にする
品質保証や品質管理という専門用語

おおまかに理解していれば
普段の作業には特に問題は出ません

しかし実は品質に関する保証と管理
この2つの意味を説明できるほど
理解を深めることはとても大切なんです

 

品質保証とはなにか?
品質管理とはどのようなことか?

おそらく大きな方向性はズレておらず
大枠では理解しているとは思いますが
改めてその概要を整理することで
再認識頂くきっかけとして頂ければと
この記事を書いています

今回はしっかりと価値を届けるという
『責任と管理の考え方について』
テーマとさせていただきます

読み終えるまでのお時間までしばらく
お付き合いいただきたく考えます

 

品質保証とは?~品質を保証するという考え方~

品質保証とはいったい
どういうものでしょうか?

実は多くの重要な機関で言葉として
あらゆるところで定義されています

【品質保証の定義】
(1)消費者の要求する品質が十分に満たされていることを保証するために、生産者が行う体系的活動(旧JIS Z 8101 /1999年廃止)
(2)品質要求事項が満たされるという確信を与えることに焦点を合わせた品質マネジメント(品質に関する組織を指揮し、管理するための調整された活動)の一部(JIS Q9000:2015)
(3)顧客・社会のニーズを満たすことを確実にし、確認し、実証するために、組織が行う体系的活動(JSQC選書-日本の品質を論ずるための品質管理用語85)

言葉ってホントに正確に表現すると
途端に難しくなってしまいます

ちょっと短めの言葉に要約してみると

(1)保証するための体系的活動
(2)品質マネジメントの一部
(3)ニーズを満たす体系的活動

だと表現されているわけです

 
一方で辞書を調べると

「品質」=お客さまのニーズや期待
「保証」=間違いがない、大丈夫であると認め、責任をもつこと。

だとすると

『品質保証』とは
期待どおりの製品に間違いがないよう責任をもつこと。

と言い換えることができます

そう『責任を持つ』んですよ

 

『責任』とは
① 立場上当然負わなければならない任務や義務。
② 自分のした事の結果について責めを負うこと。特に、失敗や損失による責めを負うこと。
② 法律上の不利益または制裁を負わされること。特に、違法な行為をした者が法律上の制裁を受ける負担。
By デジタル大辞泉/小学館

この場合②の意味合いが強いですよね

 
『価値を届ける』という行為を
事業の礎としている我々事業者は
その『価値』をお客さまにに対して
間違いなく届けるよう努力をします

そしてその結果、問題なければOK!

しかし万が一問題が発生した場合
つまり『価値』を届けられなかった時
失敗や損失による責めを負うと同時に
しっかり対処を講じることができる

それが当たり前に実行されることを
『品質保証』と呼ぶわけです

 
製造業は世の中に存在しないモノを
この世界に生み出すことが仕事です

だからこそ生み出したモノに対して
責任を持つことは当然と言えば当然

それを『品質保証』という言葉で
表現されているということなんです

おわかりですよね

もう少し詳しく知りたい方は以前
解説していますのでご参考ください

 

品質管理とは?~品質を管理するという考え方~

では続いて『品質管理』とはいったい
どういうものでしょうか?

こちらも重要な機関で言葉として
あらゆるところで定義されています

【品質管理の定義】
(1)買い手の要求に合った品質の品物またはサービスを経済的に作り出すための手段の体系(旧JIS Z 8101 /1999年廃止)
(2)要求事項を満たすことに焦点を合わせた品質マネジメント(品質に関して組織と指揮し、管理するための調整された活動)の一部。(JIS Q9000:2015)
(3)顧客・社会のニーズを満たす、製品・サービスの品質/質を効果的かつ効率的に達成する活動(JSQC選書-日本の品質を論ずるための品質管理用語85)

やはり難しいので
ちょっと短めの言葉に要約してみると

(1)経済的な手段の体系
(2)品質マネジメントの一部
(3)ニーズを満たす効率的活動

だと表現することができます

ちょっと先ほどと似すぎですよね

これじゃあ『品質保証』との違いが
わからくなるハズです、苦笑

 
では同様に辞書での表現はというと

「品質」=お客さまのニーズや期待
「管理」=ある規準などから外れないよう、全体を統制すること。

だとすると

『品質管理』とは
お客さまの期待を裏切らないよう、全体を統制すること。

と言い換えることができます

こう表現すると出口が見えてきました

 

『統制』とは
① 多くの物事を一つにまとめておさめること。
② 国家などが一定の計画や方針に従って指導・制限すること。
By デジタル大辞泉/小学館

この場合①の『まとめておさめること』

つまりコントロールできる体制のこと

 
我々は自然の法則に従ってモノを作る

けれどその自然の法則も一定でなく
あらゆる条件でその品質も変化します

だからこそその『できばえ』について
どんなに条件が変わろうとも
お客さまが期待する価値を安定して
コントロールする必要があります

 
要するにチームとして組織として
その安定させる仕組みがあるか?

それは時間が経つにつれて
成長・進化を続けているか?

お客さまを大切にして喜んでいただき
なおかつ、我々の信用力も高めていく

そんな世界を実現させるために
行う手段を『品質管理』と呼びます

こう書くと求められていることが
よくわかりますよね

 

品質保証と品質管理の違い

これまで提示した情報を整理すると
以下のとおりとなります

『品質保証』とは 期待どおりの製品に間違いがないよう責任をもつこと。
『品質管理』とは 客さまの期待を裏切らないよう、全体を統制すること。

 
違いというより、繋がりが深いですよね

そうなんです!

 
『品質保証』でいう
期待どおりの製品に間違いがないよう
責任をもてるようにするためには

『品質管理』でいう
客さまの期待を裏切らないよう
全体を統制することが必要になります

 
つまり『品質保証』ができるよう
『品質管理』を行うんです

『品質保証』が目標=ゴールで
『品質管理』がそのための手段なので
一本の筋でつながっているんです!

 

品質保証と品質管理の違いを知る重要性まとめ

我々がこの世につくり出した製品は
大切に育てた子供のようなもので
その子供が社会から巣立って
お客さまの要望にしっかり応える

その対価に見合う期待を裏切らない

その大事な約束が『品質保証』
その約束を守るための行動が
『品質管理』だということ

 
これを読む賢明なあなたならもちろん
既にご存じなことだったとは思いますが
今回は改めてその意味と考え方を
西本なりに細かく因数分解してみました

いつもとは違う視点から
その重要性をご認識いただくと幸いです

 

 

それでは今日はここまでです
今後ともよろしくお付き合いくださいませ☆

長文・乱文を最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます♪

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