Wi-SUN FANとは何か?
皆さまはご存知だろうか?
このアイテムの登場によって
IoTの展開がいよいよ本格始動する
可能性を秘めています
え?それって本当?
このアイテムで何が変わるの?
そもそもWi-SUN FANとは何?
今回はこれからはじまる
テクノロジーの進化方向について
近い未来のお話を進めていきましょう
Wi-SUN FANとは何か?
Wi-SUN FANとは何か?
読み方はワイ-サン-ファンと読みます
これを説明するにはまずWi-SUNという
無線技術を説明する必要があります
Wi-SUNとは
【Wi-SUNとは】
無線通信技術LPWAの通信規格の一。日本の情報通信研究機構(NICT)が開発した技術をもとに策定された。920メガヘルツ帯で、伝送距離は1キロメートル程度。スマートメーターをはじめ、各種IoT機器での利用が進められている。引用元:デジタル大辞泉/小学館 コトバンク
英語に分解してみますと
前半のWi部分はWireless
後半のSUN部分は
Smart Utility Networkの略です
ま、シンプルに表現してみますと
『かしこく役立つ無線技術』な感じ
Wi-SUNは実は日本から生まれた
世界標準の無線技術だということです
なんだか日本産ってところが
嬉しい響きですよね、笑
実は最大1Kmくらいの距離の範囲で
相互通信を行える無線通信規格です
その特徴はとても省エネだということ
もともとはガスの使用量をわざわざ
見に行なくても無線で取得する研究
それをなんと東京電力が自動検針に
早く採用を決めたことがきっかけで
世界的に広まりつつある技術なんです
Wi-SUNがWi-SUN FANに進化
そんなWi-SUN規格にFANが追加
このFANとはField Area Network
これはWAN、つまり
Wide Area Network:広範囲通信網の
反対を指す表現で狭範囲通信網のこと
現実にはFANとWANを組み合わせて
インターネットとつなげていきますが
その狭い範囲を取り扱う通信技術が
Wi-SUN FANだということですね!
ではそのWi-SUN FANがどんな
役割を担うというのでしょうか?
Wi-SUN FAN活用の役割
現在、一般的な通信技術として
Wi-Fi:ワイ-ファイが普及しています
このWi-Fiよりも
低消費電力で通信距離が長い特徴が
あるため多くの方面での採用が
どんどん進んでいます
ただし省電力・広域・長距離通信という
という機能的な部分を網羅するため
LPWA(Low Power Wide Area)との
分野で多くの技術が注目されていて
その大本命のテクノロジーが実は
このWi-SUN FANだということです
さらにこのWi-SUN FANは
マルチポップという機能があります
マルチホップとはリレー的に
データを中継していく機能です
つまりWi-SUN FAN機器をできるだけ
多く配置することで連携してデータを
遠くまで届けることができます
まるで携帯電話の基地局のですよね
そのためこのWi-SUN FANの役割は
これまでアナログ的だった、あるいは
コストに見合わない小さな情報など
あらゆる情報がネットにつながる
そんな情報ビックバン的な革命が
起こるきっかけとなる得るのです
まだ想像できないかもしれませんが
このテクノロジーは世界を変えます
Wi-SUN FANが実現する未来
そんなWi-SUN FANの登場によって
我々の世の中がどう変わるでしょうか
少し想像してみましょう
現在は、電気やガスなどの
スマートメーターへの採用が主です
このスマートメーターの登場によって
現在動いている自動検針機能だけでなく
リモート接続・切断・アンペアの設定
家電やAIスピーカーとの連携
電力消費量データのパターン分析など
将来的な活用は多岐にわたります
今後はそんな応用方向だけでなく
ダムや港湾、発電所、通信施設や
高度道路交通などの相互通信が必要な
さまざまな場面での活用が期待されます
つまり先端技術を駆使して
人々の生活の質を高めながら
継続的な経済発展を目的とした
『スマートシティ構想』の実現に
ようやく第一歩を踏み出せる時代と
なったのだということです
どんな世界なのかとても楽しみですよね
一方でこのテクノロジーを活かす職場と
活かさない職場とではどんな格差が
生まれるか想像がつくでしょうか?
今後の技術の進化速度はまだ加速します
その時間的なわずかな差が
致命的にならないよう
情報を収集していくことを
おすすめします
Wi-SUN FANとは何か?~どんどん加速するIoT技術を味方につける~まとめ
つい先日そのWi-SUN FAN規格が
世界ではじめて認証されたとの報告が
ニュースで流れてきました
つまりもうそろそろ対応機器が
一般市場に出回るようです
さてこの技術を職場でどう活かすか?
あなたの職場をどう変えていくのか?
その前に職場をどうしたいのか?
従業員全員で話し合える状態をつくる
そのためには今すぐ
現場を改善できる仕組みづくりを
それを進められるIE手法の学習を
未来を担う次なるリーダーの育成を
進めていっていただきたいと考えます
だってヒトに関係することって
短期間で変えることが難しいもの
数年単位で考える必要があるからです
それでは今日はここまで
今後とも宜しくお付き合いください☆
長文・乱文を最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます♪
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