3s活動がしっかり進められる職場に
育てることができるかどうかの多くは
3s活動のリーダーの立ち振舞いに
かかっているといっても
過言ではありません
でもいざリーダーになったら
正直に言って何からはじめることが
正しいことなのか?なんてことは
最初は特にわかりにくいと思います
そんなリーダーに任命された時
どんな考え方や視点をもって
メンバーに何を伝えればいいのか?
今回はそんな
3s活動のリーダーになった時
最初にメンバーに伝えるべきことを
お伝えしていきます
3s活動のリーダーの望ましい選ばれ方
3s活動のリーダーとはいったい
どういう立場なのでしょうか?
おおよそ多くの職場の場合では
役職者を任命されるパターンです
いつもの指示系統がそのまま
活用できるメリットがあるものの
ルーチン作業の中での3s活動との
イメージが強くなってしまう関係上
どうしてもやらされ感が拭えません
そのため新たな活動チームとして
認識したいただくために違う考え方で
リーダーが選ばれていくスタイルが
どんどん増えています
それは。。。
次世代の役職者候補を任命する
そんなカタチが望ましいです
役職者はどちらかというと
その新リーダー候補を支援しながら
リーダーという役割を教えていく
そのためリーダーとして選ばれたなら
将来の役職者として期待されていると
捉えても間違いないと考えます
だからこそメンバーのチカラを借りて
どんどんと良い職場づくりを
進めていきましょう
そうやって選ばれたリーダーは
いったいどういった立場でしょうか?
3s活動のリーダーのという立場
一般的なリーダーシップのイメージは
メンバーをぐいぐい引っ張っていく
先導タイプを想像しますよね
でも実はそういったリーダーは
とても古いカタチとなりました
世の中の情報はある一部の手中にあり
それら情報が知るヒトが
何も知らない多くの人達を率いていく
そういう時代にはそのカタチが
とても合理的であったかもしれません
しかし現代ではスマホで検索すれば
おおよその情報は誰でも手に入る時代
100人いれば100通りの価値観を
当たり前のように持っていて主張する
あらゆる選択肢から自分らしいモノを
自由に選択できる時代のリーダーは
一人ひとり違う価値観を尊重しながら
全員のチカラを結集していくカタチが
求められています
なので3s活動のリーダーという立場は
参加メンバーを指示命令するのでなく
彼らの活動をサポートする立場
彼らがのびのびと活動にいそしみ
少しずつ仕事場が良くなっていく
キレイな職場を保てる舞台をつくる
そんな裏方な立場であることを
ぜひ忘れないようにしてください
3s活動のリーダーの役割
さてそんな3s活動リーダーの役割とは
いったいどのようなものでしょうか?
【3s活動のリーダーの3つの役割】 役割1:メンバーの積極性を引き出す 役割2:チームの目標を1つにする 役割3:メンバーの活動を支援する |
そんな役割をひとつずつ解説して
いきましょう
役割1:メンバーの積極性を引き出す
リーダーになれば率先垂範して
まずは自らが活動を熱心にやっていく
それは必ず必要になりますし大切です
でも多くのヒトが陥りがちになるのは
自らが頑張れば良いという考え方に
なってしまうことです
はっきり言ってそれは優しさでも
愛情でもなく、自分への甘やかしです
難しいのですがリーダーは
メンバーのパフォーマンスを
最大化することが求められます
つまり彼らの積極性を高めていくとの
大きな役割があるのです
もちろん同じ職場にいるメンバーでは
ありますがそれぞれ生活があります
生まれてからこれまで多くの経験や
周囲の方々との事件に接することで
それぞれ固有の価値観を持っています
そのため誰かが間違っていて
誰かが正しいということではなく
同じ方向性でも賛成反対がありますし
活動するにも得手不得手があります
そのためメンバー1人ひとりの
意見を引き出して周りを巻き込みます
それぞれの事情に寄り添って
メンバーとの対話を繰り返して
『よし、やろう!』と考えてもらえる
そんな環境をつくっていくことも
リーダーの大切な役割です
役割2:チームの目標を1つにする
メンバー1人ひとりの積極性を
少しずつ引き出しながら
かれらの目標を1つにする役割も大切
なぜなら、やはり価値観が
それぞれ違う前提だからです
まったく目標を統一せずに
活動を始めたとします
どの程度活動を進めるのかは
個人の裁量に任されるわけです
一生懸命に取り組んでいるヒト
合理的に済ませようとするヒト
やってるフリでごまかすヒトなどが
混在しながら活動が進むわけです
これでは継続できる要素が
見当たらないですよね
そのためこの職場をいつまでに
どの程度良くしていくのか?
メンバー全員でディスカッションして
全員の意見を引き出します
それらの意見を元に目標を設定します
つまりやらされ感で進める活動要素を
ほぼゼロにして、メンバーの意見で
活動を進めるカタチを整えるわけです
こうやってチームの目標を1つにして
その達成のために全員が協力しながら
活動を進めていく体制をつくります
役割3:メンバーの活動を支援する
3つ目の役割はメンバーの活動を
フォローしてあげることです
メンバーにも得手不得手があります
コツコツできるけどアイデアが出ない
理屈は得意だけど行動には移せない
など、皆さま個性豊かなはずです
皆さま自身が成果があげられるよう
リーダーがフォローしてあげます
実際に活動をするのはメンバーです
実行した成果はメンバーのものです
リーダーはそのメンバーの一員として
率先垂範しながら、そのメンバーの
成果を大きくする支援をお願いします
リーダーがメンバーに伝えるべきこと
そんなメンバー伝えるべきことは
以下の3つです
【メンバーに伝えるべき3つの要素】 要素1:職場改善は我々の課題 要素2:メンバーの協力が不可欠 要素3:全員参加で進めること |
どんな内容かもう少し詳しく
お話してみましょう
要素1:職場改善は我々の課題
まずは3s活動という取り組みは
上司や役職者でも社長の仕事でもなく
我々が取り組むべきことだと
認識を改めていただくことを伝えます
整理・整頓・清掃という取り組みは
通常作業よりも仕事のレベルが下だと
そんなのは雑用だと
普通にまかせればそう捉え勝ちに
なると想像します
そのため改めて3s活動がしっかり
できている職場が世の中に少ないこと
それほど高レベルな職場にすることが
我々の使命だということを
しっかりメンバーに最初に
伝えなければなりません
どんなゴールを目指すのか?
それを伝えるのが最初の要素
要素2:メンバーの協力が不可欠
そのような高レベル職場をつくるには
メンバー1人ひとりの積極的な協力が
必ず必要になる事実を伝えます
それぞれ違う価値観を持っているため
同じモノをみる目もさまざまであって
たくさんの見かたと多くのアイデアを
集結させないと実現できないことを
しっかり皆さまに説明します
要素3:全員参加で進めること
そしてこれは全員参加で進めることを
メンバーに伝えます
誰かが欠けることなくメンバー全員で
この職場を良くしていく活動であると
彼らに理解いただく必要があります
依存的なスタイルを徹底的に
排除するためです
一人ひとりの積極的活動が奏でる
素晴らしいハーモニーが
職場の雰囲気を高めていくことに
大いに繋がることを必ず伝えて下さい
3s活動のリーダーが最初にメンバーに伝えるべきことまとめ
リーダーの立場や役割を踏まえた
メンバーに伝えるべきことを
今回はまとめてお伝えしました
この3s活動のリーダーの考え方は
必ず次なるリーダーの資質を
とても大きく育てることができるはず
ぜひ全員で取り組む活動の世界観を
実際に体感していただくことで
組織成長の素晴らしさを
感じていただければ幸いです
それでは今日はここまでです
今後とも宜しくお付き合いください☆
長文・乱文を最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます♪
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