どんどん進むものづくり職人の高齢化
そして少子化で人財不足が止まらない
製造業でなくても本当に深刻な構造で
どう手を打っていいのやら悩みます
そんな中有力な選択肢のひとつとして
外国人労働者の受け入れがあります
我が国が本当に意味でのグローバル化
それがどんどん進んでいきます
今回はそんな外国人労働者の
受け入れメリットと課題について
整理をしていきましょう
外国人労働者受け入れのメリットとは?
もうこの構造的問題の解決のためには
テクノロジーに活用と外国人労働者の
受け入れが有力な対抗策ですよね
そのため中小企業製造業とはいえ
かならず選択肢に入るはずです
まずそんな外国人労働者受け入れの
メリットについて整理していきます
メリット2:日本人より優れたスキル
メリット3:多くの人材を集められる
ではもう少し詳しく説明しましょう
メリット1:低コストでの活用が可能
まず低コストで人材活用が可能な点が
注目することができるメリットです
特に日本の人件費に比べて何十分の1
であるため、海外に生産拠点を構えて
国内で3年の期間限定で採用する
そんな会社も増えていますよね
ですが実際の人件費は年に数十%と
どんどん上昇していくため
10年もすれば日本と同コストになる
ことを計算に入れる必要があります
メリット2:日本人より優れたスキル
ベトナムでは女性の能力が高く
手先が器用で視力が良いことから
縫製作業が集積しています
実際の検査工程では
目を凝らしてみないとよくわからない
小さなゴミを瞬時に見つけるほどです
地域によって特徴も変りますが
日本人よりも優れた能力を持っている
人材が活用できるのがメリットです
メリット3:多くの人材を集められる
国内の労働市場は厳しい状態が続いて
よい人材とめぐりあうのは相当な
時間とコストがかかります
一方、やり方によっては多くの人材を
集めて育成していくことで労働力の
確保が可能となります
欧州ではポーランドやベラルーシなど
北欧の人材を活用していたり
北米ではメキシコ、南米ではブラジル
東南アジアではベトナムやミャンマー
インドネシア、ラオス、カンボジア
フィリピンなどの人材活用が盛んです
外国人労働者受け入れの課題とは
外国人労働者受け入れはただ
良いことばかりではありません
やはりそれなりの課題が存在していて
実際にはこの課題を向き合いながら
進めているのが現状です
ではそれらの課題を整理していきます
課題2:定着率が低い
課題3:忖度をしない
ではこれももう少し詳しく
お話しましょう
課題1:労働文化が違う
海外で作業者を教育する場合
まず1周間は
『立って仕事をすることから教える』
という話をよく聞きます
日本ではアルバイトでも
立って仕事をすることは当たり前です
しかしそんな当たり前のことでも
海外では異なるため、基礎的な文化を
把握することが求められます
また中国人の考え方はアジア人でなく
欧米人に近い考え方を持っています
そのため見た目と違って
契約など書いてあるものを重んじたり
日本人が得意でない目標管理制度が
うまくいったりするとのこと
わからないものですよね
課題2:定着率が低い
外国人労働者を受け入れて
時間をかけて教育をした結果
やがてひと通りの作業を覚えます
そしてようやく一人前としての成果を
期待できる段階になったのに
他社へ転職してしまうということが
よく起きてしまいます
これも日本人のように
義理人情を重んじる文化では
考えにくいことではあるのですが
やはり日本の常識は世界の非常識です
割り切った対応をする必要があります
課題3:忖度をしない
海外でははっきりと指示すれば
そのとおり仕事をしてくれますが
不明確なことはまったく行いません
マニュアルに書いていないことでも
いろいろ応用してやって欲しいことや
他人と調整してうまくやって欲しい
などという期待はほぼ裏切られます
時間管理についてもシビアで
作業の途中でも終業時間が来たら
さっと切り上げて帰ってしまいます
外国人労働者受け入れの現実
実際には日本人の感覚とは大きく違う
そこを理解しながらやり方を工夫する
必要があります
一方で日本の文化を正しく
理解する外国人も増えてきてはいます
でも残念ながら
欧州や北米の方は日本人の話を
素直に聞かない傾向があったりします
そのため日本の文化を理解した
米国人の熟練管理者や熟練工を
欧州に派遣して指導するなどで
スムーズにいくそうです
不思議なのですが
これも試行錯誤のたまものですね
外国人労働者受け入れのメリットと課題を整理するまとめ
外国人労働者を受け入れ時には
作業を簡単化したり
色や記号を活用したりと
直感で識別できるように工夫します
言葉を越えたわかりやすさ
それは必ず労働生産性も高めます
つまりIE手法での改善を継続して
文化を越えた働きやすさの追求を
進めていっていただきたいと願います
それでは今日はここまで
今後とも宜しくお付き合いください☆
長文・乱文を最後まで読んでくださり
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