3s活動の3s:清掃活動がもっとも
重要であることはお伝えしています
それはゴミというムダな存在と毎日
向かい合うことを習慣化することで
お仕事の考え方を育てていく効果を
獲得していくメリットもあるからです
ではゴミという存在と
どのように向き合うべきなのか?
どう捉えることが正しいことなのか?
今回はこのゴミについてのお話を
進めていくことにしましょう
ゴミとはなにか?
整理活動では必要なモノと
必要でないモノとを分けて
必要でないモノを捨てることです
でもゴミは最初から捨てるモノです
分けるまでもなく存在そのものが
ムダであるモノだということです
つまり職場の中にあるムダの王様です
このムダの代表格をどう向き合うのか
これにより職場のムダの取り扱い方が
定義されてしまうのです
要するにゴミが放置される職場は
ムダもいつまでも放置されますし
ゴミが徐々に出ないようになる職場は
ムダも徐々に出ないようなります
ゴミの捉え方について
しかしそのゴミは最初から
そこにあったわけではありません
そもそも最初から
ゴミだったわけではありません
いつのタイミングからか
なにかのきっかけでゴミが表れます
どこからから移動してきたのか
それとも何かのタイミングで
必要なモノからゴミという存在に
変化してしまったのか
実は清掃活動には2つの側面があり
問題が発生してから対処するか
問題が発生しないように改善するか
前者の清掃活動を進める場合は
どういった方法で対処をするのか
ルールを決める必要があり
後者の清掃活動を進める場合は
そのゴミの変化点を
見極める必要があるわけです
それぞれどういった見方があるのか
そのポイントをお話していきましょう
問題が発生してから対処する場合のポイント
問題が発生したから対処する場合
どういったルールを決めればいいのか
まずは以下のポイントについて
確認していきましょう
【問題が発生してから対処する場合のポイント】 POINT1:ゴミとゴミ箱との関係 POINT2:ゴミを小さくしていく工夫 |
もう少し詳しく説明します
POINT1:ゴミとゴミ箱との関係
ゴミが発生する箇所とそれを捨てる
ゴミ箱との距離はできるだけ短い方が
合理的であることはお分かりでしょう
しかし実際にはゴミ箱が多く設置する
職場は意外と少ないのが実態です
実は清掃する回数が少ない場合には
特にゴミ箱が遠くにあったとしても
あなり不便であるこに気づきません
そうなんです!
清掃回数が多い職場は必ず
ゴミ箱が多くあった方が捨てに行く
歩数×回数分のムダがなくなることを
体感的に気づいていることになります
つまりゴミ箱の数は清掃の回数に
比例していくわけです
ですが逆に清掃活動のレベルが向上し
ゴミそのものの発生が押さえられれば
逆にゴミ箱の数は必要なくなります
初期と成熟段階ではゴミ箱が少なく
その間の成長段階では多くなります
そしてその成長段階では
ゴミ箱の中にどれだけの
ゴミを入れることができるか?
という課題に直面します
POINT2:ゴミを小さくしていく工夫
ゴミ箱がいっぱいになると
捨てに行く動作が必要になります
そのため効率性を考えるなら
できるだけゴミ箱に多くのゴミが
入るよう工夫することを考えます
つまりゴミそのものを
小さくできないか?
たとえば、ペットボトルや
ダンボール箱などかさばるモノは
潰せばたくさんゴミ箱に入ります
破れるものは破いて潰せるものは潰す
そうすることでゴミを小さくできます
問題が発生しないように改善する場合のポイント
問題が発生しないように改善する場合
どうやって変化点を見極めればよいか
以下の2つのポイントについて
整理していきましょう
【問題が発生しないように改善する場合のポイント】 POINT1:ゴミの発生源を見つける POINT2:ゴミの変化点を見つける |
もう少し詳しく説明します
POINT1:ゴミの発生源を見つける
ゴミがどこからやってきたのか
発生源を見つける必要があります
設備の油ゴミはなにが原因なのか?
潤滑油の劣化のなのか
グリースの塗りすぎなのか
それとも不具合による油漏れか
その原因を突き止めて
一つひとつ発生する理由を
丁寧に潰していく機会が必要です
潤滑油が劣化する前に入れ替える
グリースは適量塗れる方法を見つける
不具合あるなら修理する など
発生源を断つ方法を考えていきます
すべて1度で対処できるとは
限らないため試行錯誤が必要です
POINT2:ゴミの変化点を見つける
最初はある役目を担っているモノも
その役割を終えればゴミとなります
つまり、いつからゴミに変わったのか
その変化点を見つけていきます
例えば
材料の梱包資材が役割を終えて
ゴミへと変化します
そこで機能面にだけに着目して
その梱包資材は本当に必要なのか?
他のモノで代用できないものなのか?
そうして通い箱方式を採用して
機能面をしっかり確保しながらも
ゴミとならないリユースシステムを
構築することも可能なはずです
こちらも工夫に工夫を重ねて
ゴミが発生しないよう手を
打っていくわけです
3s活動の清掃の基本~ゴミとゴミ箱との関係を知る~まとめ
3s活動の中でもっとも重要な清掃活動
こういった問題に毎日向かい合って
ゴミが出ない職場づくりに邁進する
それがひいてはそれぞれの
問題発見能力、未然防止能力
つまり強い組織のチカラを育むことに
つながっていくのです
ぜひご理解いただきながら
清掃活動に邁進いただければ幸いです
それでは今日はここまでです
今後とも宜しくお付き合いください☆
長文・乱文を最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます♪
すべては企業発展のために
すべてはみんなの笑顔と元気のために