ジャストインタイム方式の本当の意味とは?IE手法を独自進化させたトヨタの話
ジャストインタイム方式の本当の意味とは?IE手法を独自進化させたトヨタの話

あなたはあのトヨタとIE手法には
深い関わりがあることは
ご存知でしょうか?

実はトヨタが生み出した
究極の生産管理方式
:ジャストインタイム方式とは
IE手法を独自進化させたものなのです

ではそのジャストインタイム方式とは
どんな生産方式なのか?
トヨタがどんなきっかけで
どのようにJITを生み出したのか

今回はそんなお話の進めていきます

 

トヨタの危機的な状況

実はあのトヨタも倒産するかも?と
そんな危機的な時期があったのです

時期は1950年ごろ
トヨタは経営に行き詰まっていました

この時、銀行は融資に応じてくれず
本当に倒産の危機が訪れていたのです

そのため社会的影響の大きさから
日銀が条件付きで融資に応じたのです

その条件とは。。。
当時8000人いた従業員を3000人解雇
することだったのです

当時のトヨタには受注はありました

でも大量生産すれば単価が下がるため
需要もないのに部品を作っていました

そのため置き場を増やしたり
使う時に探すムダが大きくなったり
ムダがムダを生んでいた状態でした

そうなんです!

当時のトヨタは銀行から借りた資金で
すぐに使わないものをたくさん製造
しまくっていたのです!

その大きな問題に気づいたトヨタは
IE手法の学習を始めたのです

 

IE手法を独自進化させたトヨタ

IE手法はもうご存知のとおり
モノと人の動きを細かく見える化する
手法の集合体です

見える化することによって
できるだけ効率的になるように
仕事のやり方を改善していこうとする
活動を指します

ムダや問題が減少していかないのは
目に見えないからであって
それがしっかり見えれば
改善の糸口がつかめるようになります

IE手法ではワークユニットの考え方で
仕事を工程から単位作業、要素作業
さらには動作(サーブリッグ)と
徐々に詳細にわけていって
それぞれのムリ・ムダ・ムラを
省いていくわけです

それらを学習して改善していくことで
トヨタは安価にモノをつくるためには
平準化生産がもっとも合理的であり
なおかつシンプルに物流量を一定に
保つ方法を考えついたのです!

 

ジャストインタイム方式とは?

ジャストインタイム方式とは
工程間のモノ流れを最少にして
生産時間(リードタイム)短縮と
キャッシュフローの改善を狙います

つまり倒産の危機となった時と
真逆の方法を狙ったわけです

これを実現するには
2つの条件が必要でした

 

1つ目の条件は平準化生産です

しかしこの平準化は通常は不可能です
ところがトヨタは販売店が
グループ会社との構造があるうえに
人気車種を生み出すことでお客さまに
納品を待っていただく戦略を取って
この条件を満足させました

 

2つ目の条件は工程の仕掛り品の量を
一定に保つシステムをつくること

これをカンバンと呼ばれるツールと
仕組みをつくってカバーしました

後工程が必要な部品を取っていけば
同じ場所に設置しているカンバンを
外して着工指示として活用します

そしてその部品を作って
そのカンバンと一緒に部品置き場に
補充されるルールで運用することで
自然と流通量が調整される仕組みを
つくりあげたのです

つまりこのジャストインタイム方式は
IE手法で改善を進めたムダを
生み出さない仕組みを実現させた
というわけなんですね

さすがトヨタですね!

すごい執念と創造力です

 

ジャストインタイム方式の本当の意味

商品の供給における理想像は
お客さまが欲しい時に欲しい商品を
欲しいだけ届けられることです

しかしこのジャストインタイム方式は
実は少しこのイメージとは違うんです

 

例えばトヨタの大人気車種のプリウス
そして高級車種のレクサスなどは
発注-納車まで数ヶ月以上かかります

一見、注文が殺到したことによって
十分用意していた生産能力が
追いつかなくなったように見えますが
本当は待たせることそのものが
商品価値を高めることにつながって
自動車販売であり勝ちな値下げで
量を売らなくてもよくなります

これが販売店との連携によって
平準化生産ができる条件を
つくりあげているのです

 

これによってカンバンの仕組みで
一定のタクトタイムでつくれるので
ほぼ計画どおりの生産が可能です

また同作業が同じ規模で毎日続くため
作業教育もしやすくて改善しても
効果が持続するため原価がどんどん
下がっていきます

さらに生産設備や作業者
部品においても販売ピークの規模で
確保する必要がなくなるため
資金繰りにも余裕が出てきます

 

でも顧客目線から見ると
カローラでも1ヶ月程度待つので
ジャストインタイムではないですよね

ジャストインタイムの本当の意味とは
お客さまにジャストインタイムでなく
トヨタ内部のジャストインタイムだと
いうことなのです

逆に言えばトヨタは
納車を待つこともお客さまの価値だと
新車購入の醍醐味なのだ、と
そういったライフスタイルの提案が
織り込まれているのかもしれませんね

 

ジャストインタイム方式の本当の意味とは?まとめ

ジャストインタイム方式の本当の意味
少しご理解は進みましたでしょうか?

直訳すればジャストインタイムは
Just In Time=時間どおりちょうど

実はトヨタ自動車のホームページには
ジャストインタイムとは
『必要なものを、必要なときに、必要なだけ』
という意味だと書かれています

でもお客さまに提供する価値ではなく
ムダを徹底的に排除するという思想を
示しています

これがこの会社が徹底して守るべき
フィロソフィー=信念だということ

よく観察してみないと
捉え違いを起こしそうですよね

 

 

それでは今回はここまでとなります
今後とも宜しくお付き合いください☆

長文・乱文を最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます♪

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