あなたの現場のデジタル化は
いかがでしょうか?
5年前と比べて何にも
進化の形跡がないようでしたら
ちょっとまずい工場かもしれません
たとえば生産管理システムはもう
10人規模以上の会社なら当り前
納期管理はもちろん、原価管理も
見積り(予算)と実績が比較できて
今回は良かったか悪かったか?
次からは何を改めるべきか?
しっかり見える化が進んでないと
あと10年後はとてもすごい差が
ついてしまうことが想像できます
そこで今回は生産管理システムは
今はどこまで進化しているのか?
また導入現場ではどのようなことが
課題となっているのか?について
お話していこうと思います
今回も読み終えるまでのお時間
しばらくお付き合いくださいませ
株式会社テクノア製 『TECHS』シリーズ
生産管理システムと言えば
株式会社テクノア が開発した
『TECHS』シリーズが有名です
そのため今回はその機能面や
導入現場での空気感や課題について
直接お話を伺ってきましたので
レポートをさせていただます
株式会社テクノアについて
まずは会社概要は上記のとおり
関西方面で活躍のお噂があったので
関西の会社だと思ってたのですが
岐阜県からの展開だったのですね
東京、大阪、九州を加えた全4拠点
350名規模の大きめの会社です
また、数ある受賞歴の中でも
日本で一番大切にしたい会社大賞は
なかなか自慢できると思います
そんな素晴らしい会社が提案する
生産管理システムとはどのような
機能を有しているのでしょうか?
お話を進めていきましょう
生産管理システム:『TECHS』シリーズ
当社が提供する生産管理システムは
実はかなり現場を選ぶシステムで
いわゆるどんな製造業でも
万能に使えるものではありません
この生産管理システムが有効なのは
・多品種少量生産であること
・中小製造業であること の
2つの条件を満たす必要があります
しかも中小製造業とは言っても
10数名~100名までと限定的
なんだか特化しているところが
なかなか使えそうな雰囲気です、笑
実はこの『TECHS』シリーズでは
2つのパッケージを持っています
1つは個別受注型の
機械・装置業向けに開発された
『TECHS-S:テックス・エス』
もう1つは多品種少量型の
部品加工業向けに開発された、
『TECHS-BK:テックス・ビーケー』
です
それぞれの機能について
解説を加えていきましょう
TECHS-S:テックス・エス
まず最初にこちらのパッケージを
1994年にリリースしたようです
こちらは工作機械や食品加工などの
機械・設備メーカーや
あるいは制御盤や配電盤などの
電機設備メーカーの導入が主だとか
製作モノ業に限定しているようです
それは実はシステムのコンセプトが
しっかり明確になっているからです
たとえば顧客からの引き合いは
過去製作した類似設備の依頼が多く
大まかな見積・納期で走り始めます
しかし実際は作ってみないと分らず
数百~万点の部品の納期管理も複雑
さらに仕掛り中でも諸事情から
設計変更なんてざらですよね
そうすると普段から困ったことに
収益管理も納期管理もできない構造
これをシステムで解決するために
このTECHS-S:テックス・エスは
開発された、ということなんです
そのためこのシステムでは
・リアルタイム原価と最終予測を計算
・部品手配と管理が楽
・部品の色で納入状況がわかる
・仕掛り中の設計変更にも対応
などなど設備メーカーならではの
課題解決が進む機能が満載です
TECHS-BK:テックス・ビーケー
そして次は後発のパッケージです
こちらは装置メーカーさんには
部品加工を依頼する連携先が
たくさんいらっしゃることが多い
そのためその外注先さんの課題も
解決して欲しいと依頼をうけて
部品加工業向けのパッケージを
開発したという流れだそうです
聴いてみると自然ですよね、笑
導入業種事例を詳しく紹介すると
・金型・同部分品・付属品製造業
・金属工作・加工機械用部分品製造
・機械工具製造業
・各種機械・同部分品製造修理業
・製缶板金業 など
とのこと
こちらの業種の特徴で言えば
板金やプレスは部品単価が安いので
どうしても受注件数を多く受けます
そのため納期管理が複雑化しやすく
納期の問合せに現場に走って回答
なんてロスが多く発生しやすい
また細かい部品が多く単価が不明で
収益管理もできていない現場が多い
だからこそしっかりとした納期管理
及び収益管理が簡単にできる機能が
ちゃんと装備されているとのこと
いやー、とても実用的だと思います
生産管理システムの導入課題について
でも良いことばかりではなくて
業種に特化した生産システムなので
量産品が多い場合や食べ物系は
他システムが望ましいとのこと
ということでよくぶつかる
導入上の課題を以下の3つに
整理して解説します
課題2:導入して収益性を高める
課題3:デジタル人材を育成する
課題1:これまでの仕事を変革する
1つ目がもっとも難しい課題です
これまで多くの作業者や職人が
繰返し繰返し工夫を積み重ねていて
現在の作業手順があると思います
それがシステムを導入することで
手順が増えたり変わったりします
そのため、関わる従業員全員に
何のためにシステム導入するのか?
導入後はどんな効果があるのか?
導入目的をしっかり共有して
皆さま納得のうえで導入を
進められる体制づくりは必須です
課題2:導入して収益性を高める
2つ目の課題は導入したとしても
収益性になんら影響がないなら
せっかくの改革がだいなしです
そのため、納期管理ができれば
それを元にどこに営業を強めるか
また原価管理ができるようになれば
その原価をどう下げていくのか?
しっかり会社内の体制をつくって
改善に取り組むことをセットに
していくことが大切です
つまり収益性を高められるか?
という視点でシステムを選択して
狙って動くことが必要です
課題3:デジタル人材を育成する
一方、このデジタル知識がある
そんな人材の有無によって
導入意義の理解やの導入スピードが
各段に高まります
さらに、システム導入後の成果も
デジタル人材の有無で大きく
変わってきているのが現状です
そのためせっかくの機会ですので
将来的視野でデジタル人材を育てる
そういった経営判断をしていければ
自社の成長要素を蓄積していけます
デジタル化の流れに逆らえる企業は
そうはいないと考えるならば
いつかやらなきゃいけない
仕事ですからね
生産管理システムの機能面と導入課題についてまとめ
生産管理システムの特徴を理解して
自社の空気感を合致したものを選ぶ
そのうえで、前述した3つの課題
仕事を変革する全従業員の理解
収益性を高めるための体制づくり
デジタル人材を育てる覚悟とその実行
をしっかりと進めれば間違いのない
システム導入が可能となりそうです
もしテクノアさんに興味があるなら
今回をきっかけに仲良くなったので
ご相談いただければ紹介できます
お気軽にご相談ください
またの機会があれば
違うシステムも紹介しましょう
それでは今日はここまでです
今後とも宜しくお付き合い下さい☆
長文乱文を最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます♪
すべては御社の発展のために
すべてはあなたの笑顔のために