QC7つ道具の使い方⑧特性要因図の作り方2(エクセルでの作り方)

QC7つ道具の使い方⑧特性要因図の作り方2(エクセルでの作り方)

QC活動ではかかせないQC7つ道具の
使い方を解説するシリーズの8回目は
特性要因図のエクセルでの作り方です

前回は特性要因図の基本的な
検討方法=作り方を説明しました
最初にこちらを見た方は必ず
前回記事をチェックしてください
【前回記事】QC7つ道具の使い方⑦特性要因図の作り方1(エクセルは次回を予定)

させそれでは早速、エクセルでの
作図方法を解説してきましょう

 

目次

特性要因図のエクセルでの作り方

エクセルで特性要因図を作る場合
基本的に図形を駆使して描きます

何かしらエクセルに特別な機能が
ついているわけではありません

もしかするとパワーポイントや
ワードなどでも希望される方も
いらっしゃるかもしれませんが
いずれも基本的に図形での書き方は
そう変わらないためご参考頂けます

【特性要因図のエクセルでの作り方6ステップ】
ステップ1:特性部分の枠を描く
ステップ2:センターの矢印を描く
ステップ3:要因カテゴリの枠を描く
ステップ4:大骨を描く
ステップ5:中骨を描いていく
ステップ6:小骨を描いていく

それでは早速詳しい操作方法を
解説してまいります

 

ステップ1:特性部分の枠を描く

まず特性要因図のゴール地点になる
特性部分の枠を描きます

QC7つ道具の使い方⑧特性要因図の作り方2(エクセルでの作り方)

 

【特性部分の枠を図形で作図する】
手順1:メインメニューから[挿入]を選択
手順2:[図形]をクリックする
手順3:四角形グループの[正方形/長方形]を選択
手順4:大きさを整える

 

QC7つ道具の使い方⑧特性要因図の作り方2(エクセルでの作り方)

 

【特性部分の枠の色を変更する】
手順5:色を変えたい図形を指定する
手順6:メインメニューから[書式]をクリックする
手順7:図形のスタイルのドリルダウン[▼]の下をクリック
手順8:[枠線のみ – 黒、濃色1]を選択

 

QC7つ道具の使い方⑧特性要因図の作り方2(エクセルでの作り方)

 

【特性部分の枠を縦書きに変更する】
手順9:縦書きにしたい図形を右クリックする
手順10:サブメニューから[図形の書式設定]を選択
手順11:図形の書式設定から[サイズとプロパディ]のタブを選択
手順12:文字列の宝庫王のドリルダウン[▼]をクリック
手順13:[縦書き]を選択
手順14:特性部分に文字を記入する

さて、これで特性部分は完成です

 

ステップ2:センターの矢印を描く

次は特性に続く
センターの矢印を描きます

QC7つ道具の使い方⑧特性要因図の作り方2(エクセルでの作り方)

 

【センターの矢印を図形で作図する】
手順1:メインメニューから[挿入]を選択
手順2:[図形]をクリックする
手順3:線グループの[線矢印]を選択
手順4:矢印を描いてサイズを整える

 

QC7つ道具の使い方⑧特性要因図の作り方2(エクセルでの作り方)

 

【センターの矢印の太さを変更する】
手順5:太さを変えたい矢印を右クリックする
手順6:スタイルボックスの[枠線]をクリック
手順7:太さの[▶]を選択
手順8:太めのサイズを選ぶ

 

QC7つ道具の使い方⑧特性要因図の作り方2(エクセルでの作り方)

 

【センターの矢印の色を変更する】
手順9:色を変えたい矢印を右クリックする
手順10:スタイルボックスの[枠線]をクリック
手順11:テーマの色で[黒色]を選択

 

ステップ3:要因カテゴリの枠を描く

では次は要因カテゴリの枠を
描いて行きます

QC7つ道具の使い方⑧特性要因図の作り方2(エクセルでの作り方)

 

【要因カテゴリの枠を図形で作図する】
手順1:メインメニューから[挿入]を選択
手順2:[図形]をクリックする
手順3:四角形グループの[正方形/長方形]を選択
手順4:位置と大きさを整える

QC7つ道具の使い方⑧特性要因図の作り方2(エクセルでの作り方)

 

【要因カテゴリの枠の色を変更する】
手順5:色を変えたい図形を指定する
手順6:メインメニューから[書式]をクリックする
手順7:図形のスタイルのドリルダウン[▼]の下をクリック
手順8:[枠線のみ – 黒、濃色1]を選択
手順9:要因カテゴリの枠を必要な数だけ描く

QC7つ道具の使い方⑧特性要因図の作り方2(エクセルでの作り方)

 

QC7つ道具の使い方⑧特性要因図の作り方2(エクセルでの作り方)

 

 

ステップ4:大骨を描く

次は要因カテゴリから
センター矢印に伸びる
大骨を描きます

QC7つ道具の使い方⑧特性要因図の作り方2(エクセルでの作り方)

 

【大骨を図形で作図する】
手順1:メインメニューから[挿入]を選択
手順2:[図形]をクリックする
手順3:線グループの[線矢印]を選択
手順4:大骨を描いてサイズと方向を整える

 

QC7つ道具の使い方⑧特性要因図の作り方2(エクセルでの作り方)

 

【大骨の矢印の色と太さを変更する】
手順5:色と太さを変えたい大骨を右クリック
手順6:メインメニューから[書式]を選択
手順7:図形のスタイルの[▼]の下をドリルダウン
手順8:テーマスタイルから[光沢(線)-濃色1]を選ぶ
手順9:大骨を必要な数だけ描く

QC7つ道具の使い方⑧特性要因図の作り方2(エクセルでの作り方)

 

 

ステップ5:中骨を描いていく

ではここからが本番です

特性(結果)につながる要因を
図式化していきます

QC7つ道具の使い方⑧特性要因図の作り方2(エクセルでの作り方)

【中骨を描く】
手順1:これまでの矢印作成の要領で中骨を描く
手順2:メインメニューから[挿入]を選択
手順3:[テキストボックス▼]を選択する
手順4:ドリルダウンの[横書きテキストボックスの描画]を選ぶ
手順5:サイズと位置を調整して内容を記入していく

 

ステップ6:小骨を描いていく

QC7つ道具の使い方⑧特性要因図の作り方2(エクセルでの作り方)

 

【小骨を描く】
手順1:これまでの矢印作成の要領で小骨を描く
手順2:メインメニューから[挿入]を選択
手順3:[テキストボックス▼]を選択する
手順4:ドリルダウンの[横書きテキストボックスの描画]を選ぶ
手順5:サイズと位置を調整して内容を記入していく
手順6:要因の要因をどんどん記入していく

QC7つ道具の使い方⑧特性要因図の作り方2(エクセルでの作り方)

 

 

QC7つ道具の使い方⑧特性要因図の作り方2(エクセルでの作り方)まとめ

エクセルを活用した
特性要因図の作り方

図形の扱いを覚えれば
見栄えはどんどんと良くなります

一方でメンバー全員で考察する場合は
やはり模造紙に付箋を貼って考える
やり方が発想は浮かびやすいです

なぜなら、自分の意見を自ら書いて
グルーピングしたり貼り付けたり
位置が変えたりを動きを伴う
ディスカッションができるからです

このエクセルはそれを改めて
清書する場合などにはよいですよね

 

 

それでは今日はここまでです
今後ともよろしくお付き合いくださいませ☆

長文・乱文を最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます♪

すべては御社の発展のために
すべてはあなたの笑顔のために

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この記事を書いた人

 大手総合電機メーカーで20年間経験を積んで平成22年に独立。10年間で600社を超える中小企業支援、そして自らも小売業を立ち上げて業績を安定させた実績を持つ超現場主義者。小さなチームで短期的な経営課題を解決しながら、中長期的な人材育成を進める「プロジェクト型課題解決(小集団活動)」の推進支援が支持を集めている。

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